小児臨床肝臓学

  • ページ数 : 336頁
  • 書籍発行日 : 2017年4月
  • 電子版発売日 : 2024年9月21日
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内容

小児科医のみならず移行期医療や肝移植を必要とする患者さんを多く診療している消化器内科医,肝移植外科医にもお役に立つよう企画・編集した。

序文

はじめに

わが国では肝臓・消化器を専門にしている小児科の施設は首都圏のみならず全国的に極めて少ないのが現状です。私たちは日本肝臓学会認定の肝臓専門医と日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医のグル―プと肝臓消化器学を学びたい若手医師が集まり,2015 年に済生会横浜市東部病院に「小児肝臓消化器科」に独立科として立ち上げました。小児肝臓消化器科には高度な専門医療を必要とする患者さんが来院され,また専門外来には全国から多くの患者さんが紹介されます。

当科の実績としては毎年,肝生検は約50 例,上部消化管内視鏡検査は約140例,下部消化管内視鏡検査は約100 例,内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)は約30例を数えます。そして検査結果は放射線専門医や病理専門医と定期的にカンファレンスを行い,医師の質の向上・維持を図っています。特に肝生検材料に関しては,2011 年3 月から病理医と毎週月曜日にカンファレンスを開催し,臨床経過と病理所見に関して討議を行っています。2017 年1 月の現在,このカンファレンスは200 回を超えました。このカンファレンスにより,病理医・臨床医の相互が患者の疾患を深く理解し,適切な病態把握や治療が可能となりました。現在では院内のみならず,全国から臨床経過と肝組織のプレパラートが送られてきます。他院で診断不能な肝胆道疾患を私たちが診断し,適切な助言ができるようになりました。

そこで,私たちの臨床・病理カンファレンスの記録をまとめ,「済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科編 小児臨床肝臓学 −臨床と肝臓画像・病理−」として上梓しました。

小児科医のみならず移行医療や肝移植を必要とする患者さんを多く診療している消化器内科医,肝移植外科医にもお役に立つよう企画・編集しました。


2017年2月

恩賜財団済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科 顧問
NPO 法人 日本小児肝臓研究所 理事長
編集代表 藤澤知雄

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書籍情報

  • ISBN:9784885632747
  • ページ数:336頁
  • 書籍発行日:2017年4月
  • 電子版発売日:2024年9月21日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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