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- 病状経過と早期対応は病態生理が9割
商品情報
内容
ICUで日々刻々と変わる患者さんの状態。目の前の患者さんの病状経過を理解して、「次になにに気をつければいいのか」を把握してケアにあたることはICUナースにとって必要なスキルである。
そして患者さんの病状経過をしっかり理解するためには病態生理が欠かせない。そこで本書では、ICUナースがかならず理解しておくべき病態に絞って①どういった病態なのか、②どういうところに影響するのか、③いつ・なにに気をつければいいのか、を解説する。
序文
はじめに
急性期の病態は流れる川のように常に動きのあるものです。そしてその姿は常に形を変え、その時々に応じてさまざまな姿を見せてくれます。
急性期の診療を行う看護師にとって、そのように大きく変動し続ける病態をリアルタイムに把握することは大変な労力となるでしょう。しかもこの理解が十分になされていない状態でケアを行うことは極めて危険なことにもなりかねません。急性期の看護師にとってその病状経過を把握し、早期対応を行うことは必須の技術といえるでしょう。
そんななか、病状経過を把握し早期対応を行うために最も重要となるのが「病態生理」の把握となります。
その疾患、その病態がいかなる状態であるのか、どのような機序に基づいているのか、など理論立てて考えることはとっても重要となります。とくに急性期の病態のように動きがあり、そしてさまざまな要素が重なり合うような状態においては、その病態がいかなるものなのか、しっかりと理解しておくことが重要です。
というわけで、「9割」シリーズも3 冊目の刊行となりましたが、今回はさまざまな病態を各論的に扱い、その病態生理からアセスメント・看護のポイントに結び付けるというコンセプトで作らせていただきました。
さまざまな病態生理をビジュアルから理解し、日々のケアにつなげていただけたらと思います。
2024年12月
公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科部長/救急部集中治療室室長
横山俊樹
目次
1 敗血症
2 多臓器不全(MOF)
3 播種性血管内凝固症候群(DIC)
〈病態生理では語れない1割のハナシ〉ICU看護はPICS予防が9割
4 壊死性軟部組織感染症(NSTI)
5 心筋梗塞(AMI、STEMI)
6 心不全/LOS(低心拍出量症候群)
7 大動脈解離
8 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)
〈病態生理では語れない1割のハナシ〉ARDSからの回復はチーム医療が9割
9 肺血栓塞栓症(PE)
10 くも膜下出血
〈病態生理では語れない1割のハナシ〉予後不良の予防はスパズム期のせん妄予防が9割
11 脳梗塞
12 急性膵炎
13 肝不全
14 腎不全
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書籍情報
- ISBN:9784840485210
- ページ数:216頁
- 書籍発行日:2025年2月
- 電子版発売日:2025年1月29日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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