- m3.com 電子書籍
- イラスト図解 整形外科基本手技
商品情報
内容
序文
序
整形外科の教科書は今まで数多く出版されていますが,参考にしたい教科書の内容,すなわち今自分がどの程度の内容の知識が欲しいのかについては,医師としての経験や卒後年数によって異なるはずです.
本書の特徴は,整形外科における基本スキルをコンパクトにまとめ,イラストを中心に学びやすく工夫した点にあります.スキルとは第一線で活躍する医師が,その日常の実践と研鑽のなかから作り上げたものです.初期研修医から,整形外科の専門医を取るまでの間に知ってほしい必須項目を厳選して,各分野の一線で活躍している先生に解説をお願いして,整形外科の基本に則り,そのエッセンスを執筆してもらいました.可能な限り図を多く取り入れ,理解しやすい内容になっています. 適時, 理解を助けるためにQ & A, ワンポイントアドバイスやPitfalls をいれています.したがって,整形外科専門医を目指す研修医や若手医師が効率よく学ぶために最適な本といえます.
初期研修医制度も改変され,今後も変化していく可能性があります.また,医師不足から医学部定員が増加し,各大学にも地域医療枠が設置されているところも多いと考えられます.国民の愁訴の上位を整形外科疾患が占め,一線病院では整形外科が扱う患者が外来患者の多くを占めます.したがって,整形外科の基本手技を知ることは,若手医師にとってはたとえ将来何科の医師になっても必要なことです.また専門医の認定制度の見直しも行われてきています.専門医には基本手技の取得はもちろんのこと,各分野に満遍なく精通しておく必要があるでしょう.
本書ではまず整形外科が取り扱う各分野の診断スキル,外来,病棟処置の実際,次に一番取り扱うことの多い外傷の治療原則,そして整形外科として必須の分野の手術の基本手技と一歩進んだアドバンスのスキル,最後に患者や担当医師に起こりえるリスクマネジメントについてまとめてもらいました.
本書を手にした多くの若手医師にとって,整形外科の知識と基本手技の理解と整理に役立てば幸いです.
2011年5月
編集者を代表して
𠮷田 宗人
目次
Ⅰ.診断スキル
診察の進め方
1.病歴聴取の進め方
2.脊椎の診察の進め方
3.肩関節・肩甲帯の診察の進め方
4.肘関節・前腕の診察の進め方
5.手関節・手部の診察の進め方
6.股関節の診察の進め方
7.膝関節の診察の進め方
8.下腿・足関節・足部の診察の進め方
9.神経学的所見の診察の進め方
10.救急外傷の診察の進め方
検査の進め方
1.画像診断の進め方
2.骨軟部腫瘍の画像診断の進め方
3.脊髄造影検査の進め方
4.神経生理学的検査の進め方
5.バイオプシーの進め方
II.外来・病棟処置スキル
外来処置
1.縫合法
2.関節穿刺・注射
3.自己血輸血
4.ブロック療法
5.ギプス・シーネ固定
6.装具の種類とその処方
病棟処置
1.四肢骨折に対する牽引療法
III.外傷治療・手術スキル
外傷の治療原則
1.骨折の治療原則
2.脱臼の治療原則
3.捻挫の治療原則
4.脊椎・脊髄外傷の治療原則
5.手の外傷の治療原則
6.骨・関節感染症の治療原則
骨の基本手術
1.骨折
2.骨移植
関節の基本手術
1.骨切り
2.人工関節置換術
脊椎の基本手術
1.除圧術
2.固定術
腱・神経・血管の基本手術
1.腱縫合法
2.神経縫合法
3.神経移植法
4.血管縫合法
アドバンス手術スキル
1.膝関節鏡視下手術
2.肩関節鏡視下手術
3.人工膝関節再置換術
4.人工股関節再置換術
5.脊椎後方内視鏡手術
6.腰椎後方椎体間固定術
IV.リスクマネジメントスキル
リスクマネジメントスキル
1.深部静脈血栓症
2.術後感染予防
3.医療従事者の感染予防
4.院内感染予防
索引
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:32.5MB以上(インストール時:70.4MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:130.0MB以上
-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:32.5MB以上(インストール時:70.4MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:130.0MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。
※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。