• ISBN : 9784888759236
  • ページ数 : 520頁
  • 書籍発行日 : 2017年5月
  • 電子版発売日 : 2018年9月7日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数 : 2
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¥5,500 (税込)
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商品情報

発刊から5年、現状の内視鏡診療の進歩に即した内容とすべく改訂された第2版が登場。

各論では、本書が力を入れている実技につき、①基本手技の実際とコツ、②困難例への対策とコツ、③偶発症と処置後の管理、と事細かに示されている。

※諸般の事情により2023年12月末にて販売終了となります。

■ 序文

巻頭言

日本消化器内視鏡学会では,36 年前(1981 年)に専門医制度が発足したことを受け,翌年1982 年より「消化器内視鏡ガイドライン」の作成が検討され,1992 年12 月に本学会和文誌に初めて消化器内視鏡ガイドライン(案)のひとつとして「上部消化管内視鏡ガイドライン(案)」が掲載されました.多くの先輩諸氏による多大なるご尽力とお力添えによって,単行本として『消化器内視鏡ガイドライン』(医学書院)第1版が1999 年5 月に,第2 版が2002 年12 月に,第3 版が2006 年10 月に発行されています.その後,ガイドライン検討委員会と卒後教育委員会で「消化器内視鏡ガイドライン」の位置づけについて,慎重な議論がなされ,2010 年5 月の合同会議にて,「ガイドライン」はEBM に基づき,新しい形でガイドライン検討委員会にて作成するともに,卒後教育委員会として新たに「消化器内視鏡ハンドブック」を編集することが決定しました.本学会として標準的な消化器内視鏡医療に関する一定の見解を示し,時々刻々発展を遂げる消化器内視鏡医療に従事する会員が,診療の現場で求められる適切な意志決定遂行上必要となる知識,技量の習得を支援し,内視鏡医療のレベル向上,医療安全に貢献すべく,学会作成・編集の「ガイドライン」と「ハンドブック」の役割分担を明確にしたうえで整備を行っていくことになりました.その後,検討を重ね,2012 年5 月に同卒後教育委員会責任編集にて書籍として『消化器内視鏡ハンドブック』(日本メディカルセンター)が刊行されました.それ以来,本書は内視鏡診療に従事する医師・メディカルスタッフの日常診療における実際的・教育的な「ハンドブック」として多くの方々に活用され,ご好評をいただいております.このたび,発刊より5 年を迎えるにあたり,近年の内視鏡診療・技術の進歩に即した内容とするべく企画編集され,『消化器内視鏡ハンドブック』(改訂第2 版)として刊行するに至りました.

この5 年の期間に「ガイドライン」としては,「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン」「胃癌に対するESD/EMR ガイドライン」「大腸ESD/EMR ガイドライン」「非静脈瘤性上部消化管出血における内視鏡診療ガイドライン」「EST 診療ガイドライン」「小腸内視鏡診療ガイドライン」「EPLBD 診療ガイドライン」を和文誌,英文誌に公開してきています.また,「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン(抗凝固薬に関する追補版2017)」「早期胃癌の内視鏡診断ガイドライン」「内視鏡洗浄消毒ガイドライン」「経口内視鏡的筋層切開術(POEM;per-oral endoscopic myotomy)ガイドライン」もまもなく公開予定です.今回発刊の『消化器内視鏡ハンドブック』(改訂第2 版)と上記の各種ガイドラインを日常診療のなかで参照していただき,国民により安全で有効な消化器内視鏡医療を広く提供していただきたく思います.消化器内視鏡医療・内視鏡医学がさらに発展していくために,今後一層,会員の皆様のご理解とご支援を賜りたくお願い申し上げます.

本書の編集を担当された卒後教育委員会前担当理事 高橋信一先生,現担当理事・前委員長 田中信治先生ならびに委員の先生方,解説ならびにご査読いただいた先生方に深甚の謝意を表します.


2017年3月

日本消化器内視鏡学会
理事長 田尻 久雄

■ 目次

総論

1.卒後教育法と専門医制度

2.リスクマネジメント

3.内視鏡検査・治療の適応と禁忌,インフォームド・コンセント

4.クリニカルパスの作成と運用

5.感染に対する安全対策

6.循環動態を含む全身管理(術前・術中・術後)

7.前処置・前投薬・Sedation

8.偶発症の実態と対策

9.緊急内視鏡

10.画像強調観察の基本と原理

11.経鼻内視鏡

12.超音波内視鏡

① 超音波内視鏡(一般)

② 超音波内視鏡ガイド下穿刺術

13.高周波発生装置の使い分け

14.内視鏡医に必要な病理知識

15.内視鏡のデータ管理とJED(Japan Endoscopic Database)

コラム Endocytoscopy 共焦点内視鏡

咽頭・食道

1.観察法

2.超音波内視鏡

3.GERDとBarrett食道

コラム 好酸球性食道炎

4.アカラシア

5.食道・胃静脈瘤に対する治療

6.食道狭窄治療

7.咽頭癌に対する内視鏡治療

8.食道癌に対する内視鏡治療

9.内視鏡切除標本の取扱いと根治度評価

10.咽頭・食道領域の定義・分類

胃・十二指腸

1.観察法

2.超音波内視鏡

3.EMR

4.ESD

5.内視鏡切除標本の取扱いと根治度評価

6.止血術(局注,クリップ,熱凝固法,薬剤散布法)

7.異物除去,狭窄治療

8.PEG

9.胃・十二指腸領域の定義・分類

10.胃炎の京都分類

小腸

1.バルーン内視鏡

2.カプセル内視鏡

大腸

1.挿入手技(全大腸内視鏡検査)

2.観察法

3.大腸カプセル内視鏡

4.超音波内視鏡

5.ポリペクトミー,コールドポリペクトミー,EMR,分割EMR

6.ESD

7.内視鏡的切除標本の取扱いと根治度評価

8.大腸止血・狭窄治療

9.大腸領域の定義と分類

胆膵・乳頭部

1.ERCP

2.術後再建腸管を有する胆膵疾患のERCPと処置

3.胆道鏡,膵管鏡,超音波内視鏡

4.ESTとEPBD

5.胆道ドレナージ

6.膵管,膵仮性嚢胞・被包化壊死ドレナージ

7.膵管・胆管の細胞診・組織診断法

■ 特記事項

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