1　総　説 〈佐地　勉〉

　　A．小児科学の特徴と看護

　　B．小児の症候のとらえ方

　　C．小児の診察法

　　D．小児治療上の注意点

　　E．インフォームドコンセント

　　F．セカンドオピニオン

2　新生児 〈板橋家頭夫〉

　　A．新生児とは

　　B．新生児の生理的特徴

　　C．正常新生児

3　成　長 〈井田博幸〉

　　A．胎児の成長

　　B．体重

　　C．身長

　　D．頭囲

　　E．胸囲

　　F．大泉門

　　G．成長の評価

4　発　達

　　A．主要臓器の発達 〈大野雅樹〉

　　B．身体生理の発達

　　C．運動機能の発達

　　D．精神（適応性，言語，社会性）の発達 〈高田　哲〉

　　E．免疫系の発達

　　F．内分泌系の発達

　　G．発達の評価法

5　栄　養 〈児玉浩子〉

　　A．乳児期の栄養

　　B．幼児期の栄養

　　C．学童期の栄養

　　D．思春期の栄養

　　E．日本人の食事摂取基準

　　F．食育

6　保　健

　　A．主な保健資料 〈三善陽子〉

　　B．小児に関する法律と政策

　　E．学校保健 〈永井利三郎〉

　　F．遺伝カウンセリング 〈酒井規夫〉　

　　G．被虐待児症候群 〈永井利三郎〉

7　検　査 〈河野嘉文〉

　　A．小児検査の意義と注意

　　B．介助方法

　　C．身体測定

　　D．検体採取

　　E．観血的な検査と管理

　　F．小児期に変動する基準値

8　治　療

　　A．薬物療法 〈中川雅生〉

　　B．輸液療法 〈吉田賢弘，濱崎祐子〉

　　C．食事療法 〈金　成彌，清水俊明〉

　　D．輸血 〈高橋浩之，小原　明〉

　　E．中毒 〈中川雅生〉

　　F．心肺蘇生

9　症候と鑑別診断

　　1．発熱 〈原　寿郎〉

　　2．けいれん 〈永井利三郎〉

　　3．めまい，失神，意識障害 〈舘野昭彦〉

　　4．チアノーゼ 〈高田　哲〉

　　5．脱水 〈吉田賢弘，濱崎祐子〉

　　6．全身倦怠感，不機嫌 〈鬼形和道〉

　　7．やせ，肥満 〈有阪　治〉

　　8．黄疸 〈藤澤知雄〉

　　9．発疹 〈赤池洋人，尾内一信〉

　　10．貧血 〈小田　慈〉

　　11．出血傾向 〈三木瑞香，小林正夫〉

　　12．リンパ節腫脹 〈菱木はるか，下条直樹〉

　　13．浮腫 〈吉田賢弘，濱崎祐子〉

　　14．胸痛 〈山岸敬幸〉

　　15．呼吸困難 〈王　康雅，望月博之〉

　　16．咳嗽，痰 〈望月博之〉

　　17．頭痛 〈高野知行，竹内義博〉

　　18．運動障害 〈吉岡誠一郎，竹内義博〉

　　19．腹痛 〈龍城真衣子，宮沢麗子，友政　剛〉

　　20．悪心，嘔吐

　　21．嚥下困難・障害

　　22．食思不振 〈鬼形和道〉

　　23．便秘，下痢 〈稲毛英介，大塚宜一〉

　　24．吐血，下血

　　25．腹部膨満，腹部腫瘤

　　26．血尿，蛋白尿 〈金子一成〉

　　27．尿量・排尿の異常

　　28．月経異常 〈鬼形和道〉

　　29．四肢痛 〈舘野昭彦〉

　　30．発達の遅れ 〈永井利三郎〉

10　救急トリアージ 〈市川光太郎〉

　　A．救急トリアージは「一見の診断学」が基本

　　B．一見の診断学の体系化がトリアージの第一印象（initial impression）である

　　C．第一印象に異常があれば「バイタルサイン〜全身の把握（initial assessment）」は不可欠

　　D．第一印象〜一次評価，そして二次評価（secondary assessment）へ

　　E．救急トリアージを通しての注意点

　　F．子どもの傷病変化を念頭に総合評価を行う

1　周産期の疾患

　　1）出生前

　　2）新生児疾患

2　先天代謝異常症 〈山口清次〉

　　A．新生児マススクリーニング

　　B．アミノ酸代謝異常

　　C．有機酸代謝異常

　　D．脂肪酸代謝異常

　　E．糖質代謝異常

　　F．リソソーム病

　　G．脂質代謝異常

　　H．その他

3　代謝性疾患 〈有阪　治〉

　　A．糖尿病

　　B．脱水症

　　C．電解質異常

　　D．ビタミン

　　E．微量元素

4　内分泌疾患 〈有阪　治〉

　　A．成長ホルモン分泌不全性低身長

　　B．尿崩症

　　C．甲状腺機能亢進症

　　D．新生児バセドウ病

　　E．先天性甲状腺機能低下症

　　F．慢性甲状腺炎

　　G．思春期早発症

　　H．先天性副腎皮質過形成症

　　I．性分化疾患

5　リウマチ性疾患・結合組織病と類似疾患 〈森　雅亮〉

　　A．若年性特発性関節炎（若年性関節リウマチ）

　　B．全身性エリテマトーデス

　　C．若年性皮膚筋炎

6　免疫，アレルギー性疾患

　　A．免疫不全 〈原　寿郎〉

　　B．アレルギー疾患 〈冨板美奈子，下条直樹〉

7　感染症

　　A．母子感染 〈堤　裕幸，要藤裕孝〉

　　B．院内感染症

　　C．日和見感染症

　　D．感染症の予防と感染症の患者に対する医療に関する法律

　　E．学校における伝染病

　　F．日本における感染症サーベイランス

　　G．ウイルス感染症

　　H．細菌感染症 〈赤池洋人，尾内一信〉

　　I．結核

　　J．梅毒

　　K．マイコプラズマ感染症

　　L．クラミジア感染症

　　M．真菌感染症

　　N．原虫感染症

　　O．寄生虫感染症

8　消化器疾患 〈清水俊明〉

　　A．口腔の疾患

　　B．舌の疾患

　　C．顔面・頸部の疾患

　　D．食道の疾患

　　E．胃の疾患

　　F．腸の疾患

9　肝胆道・膵臓・腹膜疾患 〈藤澤知雄〉

　　A．肝臓の疾患

　　B．膵臓の疾患

　　C．横隔膜の疾患

　　D．腹膜の疾患

10　呼吸器疾患 〈吉原重美〉

　　A．気道疾患

　　B．肺実質の疾患

　　C．胸膜・縦隔疾患

11　循環器疾患

　　A．先天性心疾患

　　B．心膜・心筋・心内膜の疾患 〈松裏裕行〉

　　C．不整脈 〈竹内大二〉

　　D．心不全

　　E．起立性調節障害

　　F．川崎病 〈小林　徹〉

12　血液疾患

　　A．小児期の血液 〈高橋浩之，小原　明〉

　　B．赤血球の異常（貧血）

　　C．白血球の異常

　　D．出血性疾患 〈小林正夫〉

　　E．リンパ節，網内系疾患

13　腫瘍性疾患 〈細井　創，三沢あき子，土屋邦彦〉

　　A．神経芽腫

　　B．横紋筋肉腫

　　C．腎腫瘍

　　D．肝芽腫

　　E．網膜芽腫

　　F．ユーイング肉腫ファミリー腫瘍

　　G．骨肉腫

　　H．性腺・胚細胞腫瘍

　　I．良性腫瘍

14　腎，泌尿器系疾患

　　A．糸球体疾患の臨床分類 〈本山　治〉

　　B．一次性または原発性糸球体疾患

　　C．全身疾患に伴う腎疾患

　　D．遺伝性腎炎 〈吉田賢弘，濱崎祐子〉

　　E．体位性蛋白尿

　　F．先天性腎尿路疾患

　　G．尿路感染症

　　H．腎不全（急性，慢性）

　　I．精巣，陰嚢の病気

15　神経疾患 〈高野知行，竹内義博〉

　　A．神経系の先天奇形

　　B．けいれん性疾患

　　C．炎症性・免疫性神経疾患

　　D．脳症および類縁疾患

　　E．脳性麻痺

　　F．神経皮膚症候群

　　G．脳腫瘍，脊髄腫瘍

　　H．脳血管障害

　　I．神経変性疾患

16　運動器疾患 〈吉岡誠一郎，竹内義博〉

　　A．筋ジストロフィー

　　B．先天性ミオパチー

　　C．筋強直症

　　D．代謝性筋疾患

　　E．チャンネル異常症

　　F．神経原性筋萎縮症

　　G．神経筋接合部疾患

　　H．末梢神経障害

　　I．骨系統疾患

17　精神疾患〈宮島　祐〉

　　A．神経性無食欲症/神経性やせ症

　　B．過換気症候群

　　C．変換症/転換性障害

　　D．遺尿症

　　E．遺糞症

　　F．夜驚症（睡眠驚愕障害）

　　G．睡眠時遊行症（夢中遊行・夢遊病）

　　H．悪夢（悪夢障害）

　　I．憤怒けいれん

　　J．抜毛症

　　K．被虐待児症候群（児童虐待）

　　L．チック障害

　　M．異食症

　　N．不登校

　　O．自閉スペクトラム症

和文索引

欧文索引