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- 救急医学 2021年7月号 第45巻第8号 症候からアプローチする 救急医のための感染症診療
商品情報
内容
救急医のための感染症診療。それは知識を詰め込むのではなく、臨床現場で症状・症候から感染症にアプローチすること! そのための実践的ノウハウや、レファレンスとなる情報をわかりやすくお届け。コワイ感染症は、コロナだけじゃない。
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序文
特集 症候からアプローチする 救急医のための感染症診療
数多の病原微生物による感染症が世界各地で発生している現在,その分布は病原微生物の特性や地域環境,人や動物の移動も関連して,局所にとどまるものから広範囲に分布するものまでさまざまです。このため,医師が輸入感染症に遭遇する機会は限定的であり,それゆえに苦手意識をもっている者も多いでしょう。
しかし,救急医療の現場では,そのような輸入感染症の患者が突如としてやってくる可能性があります。また,全世界でパンデミックを起こすような感染症の対応においても,救急医療の現場がその最前線となることは明らかです。その点において,まさに今現在,全世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応から得られた教訓は数多くあり,未知の感染症に対する治療の困難さ,想定どおりにいかず逼迫する医療体制,リソースの不足など,救急医療における感染症診療のさまざまな問題に直面した/直面している救急医も数多いと思われます。
一方で,この避けては通れない感染症,とくに輸入感染症に対応するにあたって,救急医が感染症専門医と同等の知識を常に備えておくことは現実的ではありません。そこで今号では「救急医のための感染症診療」と題し,救急医が実践すべき感染症診療として最低限おさえておくべきポイントに重点を置いた特集を企画しました。感染症診療の総論的なノウハウから,救急現場でとくに重要となるであろう症候論的な診断・初期対応のアプローチ,そして感染症対応の裏付けとなる最低限の知見・知識について,ご専門・エキスパートの先生方からご教授いただいております。
COVID-19への対応に追われる今こそ,臨床の最前線から感染症へのより適切なアプローチを構築していく。本特集がそのための一助となることを期待しております。
特集企画ゲストエディター:イムス明理会仙台総合病院内科 福家 良太
『救急医学』編集委員会
目次
特集 症候からアプローチする 救急医のための感染症診療
Ⅰ.感染症診療のノウハウ
外国人・帰国者等の感染症診療のポイント/大阪大学大学院医学系研究科・医学部感染制御学講座 忽那 賢志
輸入感染症,新興・再興感染症の情報収集やコンサルテーション/東京都立墨東病院感染症科 中村(内山)ふくみ
パンデミック時の感染症患者受け入れにおける救急医療施設間の連携/筑波大学医学医療系救急・集中治療医学 井上 貴昭
Ⅱ.症状・症候からのアプローチ
発熱/埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科 佐藤 央基 他
皮疹/福島県立医科大学総合内科・臨床感染症学講座 山藤 栄一郎
下痢/飯塚病院感染症科 沖中 友秀 他
呼吸器症状/東北医科薬科大学病院感染症内科 島田 大嗣 他
血小板減少/香川県立中央病院感染症科 横田 恭子
肝障害/兵庫県立尼崎総合医療センター感染症内科 伊藤 渉他
Ⅲ.とくに注意すべき感染症・輸入感染症の知識
結核/国立国際医療研究センター国府台病院呼吸器内科 大藤 貴
麻疹,風疹/愛知県がんセンター病院感染症内科部 赤澤 奈々 他
マラリア/がん・感染症センター東京都立駒込病院感染症科 荒牧 義人 他
デング熱,ジカウイルス感染症,チクングニア熱/国立感染症研究所実地疫学専門家養成コース 太田 雅之
高病原性鳥インフルエンザ/国立国際医療研究センター国際感染症センタートラベルクリニック 氏家 無限
エボラ出血熱/国際医療福祉大学成田病院感染症科 加藤 康幸
中東呼吸器症候群(MERS)/国立国際医療研究センター国際感染症センター 山元 佳
新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)/イムス明理会仙台総合病院内科 福家 良太
多剤耐性菌/東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科統合臨床感染症学分野 具 芳明
バイオテロ/さいたま市立病院救急科 萩 原 純 他
連載
救急医四方山話 酒/島根大学医学部Acute Care Surgery 講座 岡 和幸
救命救急センター紹介
津山中央病院救命救急センター/津山中央病院救命救急センター 前山 博輝
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書籍情報
- ISBN:9784012004508
- ページ数:129頁
- 書籍発行日:2021年7月
- 電子版発売日:2021年7月20日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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