歯科国試ANSWER2022 Vol.1 必修の基本的事項

  • ページ数 : 996頁
  • 書籍発行日 : 2021年5月
  • 電子版発売日 : 2021年9月29日
¥3,850(税込)
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商品情報

内容

【国試対策の決定版】「解い得問題」の選定。正答率&解答率,「合格チケット」解説を収載。見やすさ・分かりやすさ・勉強しやすさの3拍子揃った国試対策の「必需品」。

まとめて学ぶ → 歯科国試ANSWER2022セット

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序文

歯科医師国家試験出題基準(以下「出題基準」という)が平成30年版に改訂され,それに伴い出題形式がA問題,B問題,C問題,D問題すべて各90問(必修問題20問,一般問題45問,臨床実地問題25問)と変更された。各問題の構成は1~20が必修問題,21~90が総論(A領域),各論(B領域,C領域)となっている。出題基準は第116回歯科医師国家試験から改訂されることが決定しているため,第115回歯科医師国家試験は平成30年版の出題基準で実施される最後の歯科医師国家試験となる。

「必修の基本的事項」はブリープリント〈歯科医師国家試験設計表〉に基づいて出題され,各大項目からの出題割合が決まっている。平成30年版の出題基準では大項目が13項目あり,各項目から「歯科医師として必ず具有すべき基本的最低限度の知識及び技能」についての問題が出題される。出題基準を確認し,各項目の出題割合を把握することが重要である。

必修問題の合格基準は80%以上の絶対評価であり,80%未満は不合格となる。必修問題の採点方法は正解と不正解だけではなく,不適当問題と不適切問題がある。不適当問題は,「問題としては成立しているが必修問題としては不適当」などの理由でその問題が不正解のときに分母が削除される。不適切問題は,「必修問題に複数正解があるため不適切」という理由で採点から除外される(第111回歯科医師国家試験では必修問題で複数正解が初めて採用された)。これらのことから,受験生により必修問題の分母(通常は80問)は異なるが,その分母に対して必ず80%以上の問題を正解する必要がある。第111回歯科医師国家試験は不適当問題が9問,不適切問題が1問,複数正解が1問,第112回歯科医師国家試験は不適当問題が8問,不適切問題が1問,第113回歯科医師国家試験は不適当問題が2問,不適切問題が1問,第114回歯科医師国家試験は不適当問題が11問,不適切問題が2問,複数正解が1問であった。第114回歯科医師国家試験は不適切問題が2問あったため,分母は78点となっている。

必修問題では多くの受験生がその得点が1,2問足りないことで不合格となり,苦汁をなめる思いをしてきた。必修問題は今後も歯科医師国家試験を合格するにあたって重要な位置を占めることは確実である。必修問題で安定した得点を得るためには基礎的な学力は欠かせないが,重要なのは「いかに容易な問題を確実に得点していくか」であり,この力はすぐに身に付くことではないため,日々の努力(過去問の学習・分析)が重要となってくる。

本書は平成30年版の出題基準に沿って問題が配置されており,系統的に必修問題の学習を進められるように工夫してある。また,年度別に必修問題をまとめた「WEBTESTPLUS」も活用できるため,実際の出題形式による演習も可能となっている。是非有効に活用していただきたい。

受験生が本書に沿って学習を進め,過去に出題された問題から必修問題の様相を把握し,合格を勝ち取ることに少しでも貢献できたら幸いである。


2021年4月 著者代表

目次

1 必修の基本的事項

1.医の倫理と歯科医師のプロフェッショナリズム

1-ア.医の倫理,生命倫理

1-イ.歯科医師と患者・家族との関係

2.社会と歯科医療

2-ア.患者・障害者のもつ心理社会的問題と背景

2-イ.保健・医療・福祉・介護の制度と医療経済

2-ウ.臨床試験・治験と倫理

2-エ.医療の質の確保

2-オ.医療事故の防止

2-カ.院内感染対策

2-キ.医療裁判

2-ク.医薬品医療機器による健康被害

2-ケ.血液・血液製剤の安全性

2-コ.診療録,診療情報の記録と管理

3.チーム医療

3-ア.チーム医療の意義

3-イ.チーム医療における歯科の役割

4.予防と健康管理・増進

4-ア.健康増進と疾病予防

4-イ.地域保健にかかる法規と制度

4-ウ.予防手段

4-エ.口腔健康管理

5.人体の正常構造・機能

5-ア.全身・口腔の構造と機能

5-イ.全身・口腔の生態系

6.人体の発生・成長・発達・加齢

6-ア.人体の発生

6-イ.人体の発育

6-ウ.口腔・顎顔面の成長・発育

6-エ.加齢,老化

7.主要な疾患と障害の病因・病態

7-ア.疾病の概念

7-イ.口腔・顎顔面の疾患と障害の概念

8.主要な症候

8-ア.全身の症候

8-イ.口腔・顎顔面領域の症候

8-ウ.全身的疾患に関連する口腔・顎顔面領域の症候

8-エ.薬物に関連する口腔・顎顔面領域の症候

9.診察の基本

9-ア.診察のあり方

9-イ.基本手技

9-ウ.医療面接

9-エ.全身の診察

9-オ.口腔・顎顔面の診察

9-カ.歯列・咬合状態の診察

9-キ.歯・歯周組織の診察

10.検査・臨床判断の基本

10-ア.意義と目標

10-イ.検査の安全性

10-ウ.基準値と結果の解釈

10-エ.検体検査の種類

10-オ.口腔・顎顔面の検査

10-カ.画像検査

10-キ.病理学検査

10-ク.根拠に基づいた医療〈EBM〉

11.初期救急

11-ア.救急患者の診察

11-イ.救急処置

12.治療の基礎・基本手技

12-ア.治療の基本

12-イ.乳幼児・高齢者・妊産婦・障害者・要介護者の治療

12-ウ.器械の安全な取扱法

12-エ.消毒・滅菌と感染対策

12-オ.注射法の種類

12-カ.麻酔法

12-キ.創傷の処置

12-ク.膿瘍の処置

12-ケ.歯・歯周組織に対する基本的処置

12-コ.薬物療法

12-サ.栄養療法

12-シ.口腔機能のリハビリテーション

12-ス.患者管理の基本

12-セ.歯科材料・機器

13.一般教養的事項

13-ア.医学史,歯科医学史

13-イ.医学・医療に関する人文・社会科学・自然科学・芸術などに関連する一般教養的知識や考え方

13-ウ.歯科医療に必要な基本的医学英語


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書籍情報

  • ISBN:9784863994911
  • ページ数:996頁
  • 書籍発行日:2021年5月
  • 電子版発売日:2021年9月29日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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