- m3.com 電子書籍
- 先進医療NAVIGATOR 医療とAI�%
- 先進医療NAVIGATOR 医療とAI最前線
商品情報
内容
第3次AIブームを迎え、医療分野における人工知能の具体的な利活用の実際や問題、将来への期待や課題についてまとめた。
まだまだ飛躍的に進むAI技術の歴史も振り返りながら、ビッグデータ構築、医療応用、人材育成、倫理的側面、リスクなど、また喫緊の課題であるCOVID-19感染症パンデミックの実態解明と対策におけるAI活用も含め、網羅的に把握できる1冊。
序文
巻頭言
今回は、先進医療NAVIGATORシリーズ10冊目として「医療とAI最前線」が日本医学出版から出版されることとなった。編集・企画にあたられたのは、東京大学の大江和彦教授と、聖マリアンナ医科大学の小林泰之教授のお二人である。医療情報学における第一人者であるお二人により企画編集された本書は、第三次AIブームの中における医療とAIの現状と将来の課題について多くの論文がまとめられている。
第1章は「医療視点でみたAI技術の歴史と現状」として、AI応用の過去から現在、医学知識の表現と利用、画像処理における深層学習、言語処理の医療への応用について論じられている。
第2章の「医療AI開発のためのビッグデータ構築」では医療画像ビッグデータ研究のためのクラウド基盤と、医療ビッグデータ構築方法について展開されている。
第3章として「AIによる医療応用への道」が各科、各分野ごとに現状の取り組みと将来の展望が紹介されている。腎性検病理画像の診断、病理におけるAI活用の最前線、医療データ分析と疾患分類、大腸内視鏡診断支援、胃がんの早期診断、精神科領域の活用、眼科領域の画像診断、医用画像診断、COVID-19肺炎のCT診断補助AI、心音・聴診とAI、糖尿病通院患者の受診中断予測、AIホスピタル、創薬におけるAI、医療4.0 ヘルステック時代の医療革命、身体診察とAI、介護領域におけるAIとICT、が紹介され、研究者のみならず、企業まで幅広く多岐にわたっている。
第4章の「AIと医療に関わる人材育成」のAI人材育成と科学計算クラウドサービスでは、次の世代を担う人材を安定的に育成するための方法論が紹介されている。
第5章「AI医療の倫理的側面とリスク」としてリスク分析と倫理原則、医療におけるデータの法制度、AIの進展と可能性が語られ、その中でWHOの医療・ヘルスケア領域におけるAIの倫理原則が紹介されている。AIを医療やヘルスケアに有用なツールとして使いつつも、人間の尊厳や幸福、持続可能性といった観点を中心に置くべきという考え方である。
最後に第6章として、AI医療機器開発に取り組む企業が紹介されている。
AIの技術の進歩は目覚ましく、医療との関連がますます重要になってきている。AIの医療への応用が、我が国の医療の発展に不可欠になることと思われる。
令和4年1月吉日
公益社団法人地域医療振興協会会長
日本医学会前会長
髙久 史麿
目次
第1章 医療視点でみたAI技術の歴史と現状
1 医療へのAI応用の過去から現在
2 医学知識の表現と利用
3 医用画像処理における深層学習
4 自然言語処理の医療への応用
第2章 医療AI開発のためのビッグデータ構築
1 医療画像ビッグデータクラウド基盤
2 AI開発に向けた医療ビッグデータ構築
第3章 AIによる医療応用への道
1 AIによる腎生検病理画像の診断補助に向けた取り組み
2 病理におけるAIの活用の最前線
3 AIを用いた探索的医療データ分析と疾患分類
4 AI を用いた大腸内視鏡診断支援
5 AIによる胃がんの早期診断
6 精神医学領域におけるAI技術の活用
7 眼科領域の画像診断におけるAI技術の応用
8 医療とAI医用画像診断を中心に
9 COVID-19肺炎のCT診断補助AI
画像診断におけるAI活用への期待と課題
10 心音・聴診とAI:COVID肺炎の聴診AIを含む
11 機械学習による糖尿病通院患者の受診中断予測
12 AIホスピタルへの取り組み
13 創薬におけるAIの活用
14 医療4.0ヘルステック時代の医療革命
15 身体診察とAI
16 介護領域におけるAIとICT
第4章 AIと医療に関わる人材育成
1 AI人材育成と科学計算クラウドサービス
第5章 AI医療の倫理的側面とリスク
1 AI医療システムのリスク分析の考え方
2 AI医療にかかわる倫理原則
3 AI医療に対応したこれからの医療におけるデータの法制度
4 人工知能の進展と医療・ヘルスケアにおける可能性
第6章 企業紹介
AI医療機器開発に取り組むアイリス株式会社の紹介
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:16.9MB以上(インストール時:36.9MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:67.7MB以上
-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:16.9MB以上(インストール時:36.9MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:67.7MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784865770490
- ページ数:84頁
- 書籍発行日:2039年6月
- 電子版発売日:2024年7月9日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。