- m3.com 電子書籍
- 事例でまなぶ病院経
- 事例でまなぶ病院経営 事務管理職のすゝめ
商品情報
内容
病院事務職を取り上げ、病院事務の各部署における問題点や部署間の関連性によるトラブルなど事例をあげて解説した。
「事例でまなぶ病院経営 中小病院事務長塾」の続編
【対象】病院事務長、病院事務職員
序文
はじめに
「事例でまなぶ病院経営 中小病院事務長塾」を2021 年5 月に発刊し、その後の反響がとても大きく驚くばかりでした。
「事例でまなぶ病院経営 中小病院事務長塾」は、病院事務長が求められることについて、机上でまなぶことではなく、事務長としての考え方や心構えを提示しました。そして日々降り注ぐ様々な課題に対してどのように対処していくのか?そのトレーニングに使っていただければと事例をあげながら解説したものです。本書は、その続編として執筆したもので、病院事務管理職を取り上げています。病院事務の各部署における問題点や部署間の関係性によるトラブルなど、部署ごとに今回もわかりやすいようにと事例をあげて解説いたしました。(一部Web メディア「病院経営事例集」への寄稿を改変の上掲載)
また、著者らは病院事務管理職の「事例によるディスカッションを行う場」として2020 年6 月からFacebook で「オンライン病院事務長塾(巻末に詳細を掲載しています)」を運営しており、本書を執筆するにあたって、「オンライン病院事務長塾」のもう一人の発起人である杉山も参加し、晴れて発起人3 名での著書を発刊させていただくことになりました。「オンライン病院事務長塾」は毎月、さまざまな事例を取り上げてディスカッションの場として開催しております。
本書で記載した事例に対する我々の考察は、あくまで執筆者達の考え方によるものです。意見は多くあってよいものだと思いますので、もし、そういったディスカッションを希望される方はぜひ「オンライン病院事務長塾」にご参加いただければと思います。
病院事務職は、近年その重要性の意味が見直されてきているとは言え、まだまだその存在は業界内で軽視されています。2022 年に新設された「看護職員処遇改善評価料」については、病院職員の大半がその対象となる中、病院事務職については患者へ直接サービスを提供している職種ではないといった理由から対象から除外されてしまいました。医経分離がとりざたされている中で、今後それらの最も中心的な役割を担っていく病院事務職に対し、その流れとは逆行するような行政の考え方に深い憤りを感じてしまいました。
海外では、病院経営を担う病院事務職員は花形職業であることも多く、病院法人内では最も力を持っている職種であったりするようです。日本国内においても「病院事務職員が法人内で花形の職業となっていくこと」に、「子供たちが将来なりたい職業に病院職員をあげるようなそんな世の中になっていくこと」を願っており、著者らの希望であり夢でもあります。本書の執筆もそういった事を願った取組の一環であり、本書が病院事務職の教育のため、病院経営のために役立てられることを深く願っています。最後に、事例でまなぶ病院経営シリーズを上梓する機会を下さった、日本医学出版の渡部新太郎氏に深く感謝いたします。
2022年11月
加藤 隆之
池田 幸一
杉山 勝志
目次
第1章 病院事務管理職について
1-1病院事務管理職とは?
1-2病院事務管理職に求められること
1-3病院事務管理職の今後の働き方
第2章 病院事務管理職のすゝめ
2-1医事課編 医事課とは?
1医事課編 医事課と経理課の対立
2医事課編 医師の患者対応に対するトラブル
3医事課編 医事課の言い分
2-2総務課編 総務課とは?
1総務課編 事務長と総務課長
2総務課編 メンタルヘルスへの対応
3総務課編情報伝達の意味
2-3経理課編 経理課とは?
1経理課編 リ-スの活用について
2経理課編 日々の会計処理について
3経理課編 求人をかけてもいつまでたっても応募が来ない
2-4経営企画課編 経営企画課とは?
1経営企画課編 理事長肝いりで立ち上げされた経営企画室
2経営企画課編 突然責任者が出勤できなくなりました
3経営企画課編 病院変革への職員の巻き込み方
2-5連携室編 連携室とは?
1連携室編 新設された連携室
2連携室編 社会福祉士の方針
3連携室編 社会福祉士の信念の違い
2-6その他の課編 その他の課とは?
1用度課編 医師に対して委縮してしまう購買課長
2医師事務作業補助編 医師事務作業補助者の対立
3施設管理課編 施設管理における使命
第3章 事例でまなぶ病院経営赤字体質からの脱却
3-1裾野の広い事業展開で黒字化を目指す
3-2手術実施の病院ができる経営改善戦略とは
3-3医療材料の価格決定権の話
3-4医療材料の院内の購入ル-ルの話
3-5集患に関する話
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:4.0MB以上(インストール時:9.7MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:16.2MB以上
-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:4.0MB以上(インストール時:9.7MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:16.2MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784865770520
- ページ数:116頁
- 書籍発行日:2123年3月
- 電子版発売日:2024年7月9日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。