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- 脳血管内治療の基本テクニック
商品情報
内容
【コマ送り解説で細かな技を見逃さない!】
脳血管内治療の基本的な「技巧・テクニック」にフォーカスした1冊。
疾患別解説では、治療の「術中画像」と「手元写真」を重要場面ごとに配置した「コマ送り解説」によって、細かな技を見逃さないように構成。実際の治療のイメージにつながる。
序文
序文
この度,私たちの新しい書籍『脳血管内治療の基本テクニック』をみなさまにお届けできることを大変うれしく思います.本書は,脳血管内治療という非常に専門的で重要な分野における基本的な技術と知識を網羅し,臨床現場での実践に直結する内容を目指して執筆されました.
脳血管内治療は,近年急速に発展してきた医療技術の一つです.脳卒中や脳動脈瘤,脳動静脈奇形など,従来は外科手術でしか対応できなかった多くの疾患に対して,低侵襲で,高い治療効果を発揮するこの治療法は,患者さんの生活の質を大きく向上させています.その一方で,治療の成功には高度な技術と経験が求められ,常に最新の知見と技術の習得が不可欠です.
本書では,これから脳血管内治療を学びはじめる初学者から,すでに実践を行っている医師まで,幅広い読者を対象に,基本技術の確実な習得をサポートすることを目指しています.具体的には,手技の基本原理や解剖学的知識,最新の治療デバイスの使い方,手術室での具体的な手順やトラブルシューティングなど,臨床現場で直面するあらゆる状況に対応できる内容を盛り込みました.
また,本書の執筆にあたっては,多くの専門医の協力を得て,それぞれの分野における最新の知見や技術を取り入れています.特に,実際の症例を通じた具体的な解説や,写真やイラストを多用することで,視覚的にも理解しやすい構成としました.これにより,読者のみなさまが実際の臨床現場で即戦力として活用できるよう,工夫を凝らしています.
脳血管内治療の分野は,日々新しい技術や知識が生まれ,進化を続けています.本書が,読者のみなさまの知識の深化と技術の向上に寄与し,ひいては多くの患者さんの健康と幸福に貢献できることを願っております.そして,これからも脳血管内治療の発展に向けて,共に学び,成長していけることを期待しています.
最後に,この書籍の出版にあたり,ご協力いただいた執筆者のみなさま,そして関係者のみなさまに深く感謝申し上げます.本書が,脳血管内治療を学ぶすべての医師にとって有益なリソースとなることを心より願っております.
広島大学大学院医系科学研究科
脳神経外科 教授
堀江信貴
目次
【1 基本手技】
・1 セットアップ
・2 アプローチ
・3 穿刺方法
・4 止血方法
【2 疾患別解説】
・1 血栓回収療法(脳梗塞)
1.stent retriever
2.aspiration catheter
3.combined technique
4.後方循環
・2 脳動脈瘤
1.コイル塞栓術(シンプル)
2.コイル塞栓術(応用)
3.Flow Diverter
・3 頭蓋内ステント留置術(頭蓋内血管狭窄)
・4 頚動脈ステント留置術(頭蓋外血管狭窄)
・5 脳動静脈奇形(AVM)
・6 脳腫瘍塞栓
・7 脊椎脊髄シャント疾患
【3 デバイスの特性と選択】
脳血管内治療に用いられるデバイスの
基本的な特性とデバイス選択に関する考え方
【4 合併症の対応】
“予測”と“対策”
【5 やってはいけない手技】
正しい方策を学び,先人の知恵を活用する
【6 血管内治療のトレーニング】
・1 知識,技術,責任を主眼とした
脳血管内治療医の育成
・2 東京慈恵会医科大学脳神経外科での
血管内治療トレーニング
:フェローシップ制度と医工連携の活用
・3 兵庫医科大学脳神経外科での
血管内治療トレーニング
:体外でのトレーニングと実臨床でのトレーニングを組み合わせる
・序文
・編集・執筆者一覧
・索引
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書籍情報
- ISBN:9784840485289
- ページ数:248頁
- 書籍発行日:2024年10月
- 電子版発売日:2024年10月30日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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