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ACR BI-RADS®アトラス
ACR BI-RADS®翻訳中央委員会 (翻訳・編集) / 日本放射線科専門医会・医会
商品情報
内容
当初は米国政府公認のガイドラインとして米国を中心に使われてきましたが、近年では国際的な学術雑誌において標準的な撮影、読影方法として扱われるようになっています。
待望の日本語版を、国内の乳がん検診と乳がん画像診断に携わるすべての皆さまのバイブルとして是非お役立てください。
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細は こちらでご確認ください。
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序文
我が国のマンモグラフィ検診は日本乳がん検診精度管理中央機構などの努力により高い精度が維持され、がん検診の模範と評価されてきた。しかし昨今マンモグラフィの限界、過剰診断、国際化への遅れなど本質的な課題に直面している。一方で超音波の導入と総合判定、精査施設の精度管理、ハイリスク群への対応など新たな試みが模索され、従来のガイドラインの大幅な変更も視野に入ってきた。本書発刊の目的は乳がん検診と乳がん画像診断に携わっている関係者に世界的に用いられているBI-RADS®に親しみ、我が国の乳がん検診のあり方を考える参考にしていただくことにある。 BI-RADS®はACR(American College of Radiology)が乳がん画像診断の用語などの標準化と精度管理を目的に1993年マンモグラフィのガイドラインとして発刊された。その後、BI-RADS®に則った精度管理方法は国の認可を得、米国政府公認のガイドラインとして広まるとともに国際的な学術雑誌において標準的な撮影、読影方法として扱われている。最新バージョンであるBI-RADS®第5版はマンモグラフィ、超音波、MRIを統一的に扱うことで乳がん画像診断の総合的なガイドラインを目指して2013年年末に10年ぶりに改訂された。既に中国語、スペイン語などに翻訳され世界的にも普及していくと考えられる。 日本語翻訳に関しては2014年のRSNA(北米放射線学会)でのBI-RADS®第5版のMRI部会で、委員の一人である戸崎先生に非公式に要請があったことから動き出した。その後、私に相談があり、個人としての出版ではなく関連機関の協力を得て組織的に動くことが適切と判断し、日本乳癌検診学会の大内憲明理事長、日本乳癌学会の中村清吾理事長、日本医学放射線学会(JRS)の本田浩理事長と相談させていただいた。その結果、ACRに対応する組織としてJCR(日本放射線科専門医会・医会)を主体として委員会を構成し、翻訳事業に取り組むことになった。委員会構成はJCRとJRSからの委員と共にマンモグラフィ、超音波、MRIにそれぞれ翻訳担当責任者を置き、責任者の采配で翻訳委員を決め事業に取りかかった。実際の翻訳は2015年夏から秋にかけてきわめて短期間で執筆いただいた。その後は用語統一、編集作業などに予想以上の時間を要し当初の目標であった2015年度末から遅れること3か月でようやく出版にこぎ着けることが出来た。短期間で翻訳にご協力いただいた諸先生方、出版編集にご協力いただいたイーサイトヘルスケアの松尾先生、原田さんにこの場をお借りしてお礼申し上げる。 今回電子出版として発刊したが、皆様方からのご意見を取り入れながら必要な改訂も行い、要望があれば製本版の出版も考えていることを付記する。 編集委員一同、本書が我が国の乳がん検診の新たな発展に寄与することを期待している。
2016年6月
BIRADS®第5版 翻訳中央委員会委員長
聖マリアンナ医科大学放射線医学 中島康雄
目次
マンモグラフィ(Mammography)
I. Breast imaging lexicon ― Mammography
II. レポート作成システム(Reporting system)
III. ガイダンス(Guidance)
超音波(Ultrasound)
I. 全体的な事項(General considerations)
II. 用語集 ― 超音波(breast imaging lexicon ― ultrasound
III. 報告書(Reporting system)
IV. GUIDANCE
MRI(Magnetic resonance imaging)
I. 臨床情報と撮像条件
II. 乳腺画像 用語集 MRI
III. Reporting system
IV. Implant assessment
V. ガイダンス
Follow-up and outcome monitoring
I. 統計用語集
II. 基本臨床関連監査
III. より完全な監査
IV. 真陽性、真陰性、偽陽性、偽陰性の分類方法及び具体例
V. データ収集過程において混乱する領域
VI. Follow-up and outcome monitoring
VII. 基本臨床関連監査データの収集と計算のためのサンプル・フォーム及び例
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