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- Heart View 2023年5月号 Vol.27 No.5 心臓リハビリテーション 〜遠隔医療保険適用を見据えて
商品情報
内容
1 包括心臓リハビリテーションを形作る要素~医学的評価と疾病管理~
2 運動耐容能の評価とトレーニング
3 患者教育と多職種協働 ほか
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序文
企画にあたって
明石嘉浩(聖マリアンナ医科大学循環器内科主任教授)
心臓リハビリテーション(心リハ)に対する適応疾患は徐々に増えたが,対象となる患者層は以前にも増して高齢であり,フレイルを合併した心不全患者の増加が社会問題となっている。急性期病院入院中の心リハ施行率は近年増加しているが,回復期における外来心リハ継続がシームレスに実施されていないことは解決すべき課題である。同時に,なんらかの理由で心リハに参画できない患者群の存在にも注目すべきである。再発予防のための「疾病管理」「患者教育」「カウンセリング」に注力する「包括的心リハ」を生涯続けるはずが,必要としている患者群に必ずしも届いていないのも事実であり,2020年に発生した新型コロナウイルス感染症蔓延下での外来心リハ継続率が著しく低下したことは記憶に新しい。
9年ぶりに「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(2021年改訂版)」が発表された。本ガイドラインは,わが国における診療実態に即した心リハを疾患別に詳細に提示している。感染症蔓延期と時を同じくして「オンライン心リハ」が期待され,既にガイドラインでクラスⅡa に位置しているものの,現在は保険適用となっていない。すでに海外では,自宅でのオンライン心リハが,医療機関における心リハと同様に安全で効果的であると次々に報告されており,有効な解決策の1つとなることは疑うまでもない。わが国におけるオンライン心リハの経験も徐々に増えてきており,preliminary な研究結果が散見されるようになり,実臨床への本格導入が近いことを予感させる。
本特集では,いまだ医療保険適用されていない「オンライン心リハ」がどこまで身近なのか,心リハの総論とともに最新の情報をレビューすることを目的に企画したので,皆様の診療の一助となることを願うばかりである。
目次
特集:心臓リハビリテーション~遠隔医療保険適用を見据えて~ 企画・構成/明石嘉浩
[診る]
1 包括心臓リハビリテーションを形作る要素~医学的評価と疾病管理~ 長田尚彦
2 運動耐容能の評価とトレーニング 熊坂礼音
3 患者教育と多職種協働 小西治美
4 心リハでのこころのサポート ~カウンセリングのテクニックを取り入れる~ 長谷川恵美子
5 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン作成にあたって~副班長の視点から~ 安 隆則
[識る]
6 心臓リハビリテーションの地域偏在 高山亜美,猪又孝元
7 モバイル健康管理と心臓リハビリテーション 木村 穣
8 バイオデザインで解決する心臓リハビリテーションの課題 谷口達典
9 ゲーミフィケーションの可能性 貝原俊樹
10 遠隔医療:診療報酬への課題 長谷川高志
[治す]
11 回復期の心臓リハビリテーション~歩行ガイドリハビリ,病棟機能をフル活用した傘寿者対応~ 和泉 徹,小幡裕明
12 維持期・外来心臓リハビリテーション~クリニックにおける心臓リハビリテーションの現状と今後の在り方~ 山下真司, 野田千春
13 在宅心臓リハビリテーション 鈴木 豪
14 遠隔心リハを普及するために必要な課題 網谷英介
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書籍情報
- ISBN:9784008102705
- ページ数:88頁
- 書籍発行日:2023年4月
- 電子版発売日:2023年4月10日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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