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- 脊椎脊髄ジャーナル36巻11号 脊椎脊髄疾患のインターベンショナルラジオロジー(IVR)
商品情報
内容
特集にあたって・・・堀 正明
骨粗鬆症椎体骨折に対するvertebral body stenting(VBS)の実際・・・船山 徹
椎体腫瘍に対するラジオ波焼灼療法(RFA)・・・川端隆寛,他
椎体腫瘍に対する凍結治療・・・川端隆寛,他
脊髄血管奇形の血管内治療(硬膜内)・・・水谷克洋,他
胸腰椎の脊髄硬膜・硬膜外動静脈瘻に対する血管内治療・・・平松匡文,他
序文
特集にあたって
脊椎脊髄疾患における低侵襲治療の選択肢として,インターベンショナルラジオロジー(IVR)は重要な手段です.しかし,IVRには,カテーテルを用いた血管内治療から,椎体形成術,椎体腫瘍に対するラジオ波や凍結療法など,多様な手技が存在し,さらに施設によってその普及度合いには大きな差があるのが現状です.正直,ほとんどIVRを行っていない施設では,残念ながら治療の選択肢にはならないものと思います.
この特集では,脊椎脊髄疾患における最新のIVR治療法とその臨床的応用について,知識のアップデートを提供することを目指しています.各原稿は,この分野の第一線で活躍する専門家の先生方によって寄稿されており,それぞれのテーマに関する深い洞察と豊富な経験が反映されています.また,画像を用いた解説も多く,理解しやすくなっています.もちろん,この特集を読んだことで,直ちにIVRができるようになるわけではありません.治療の選択肢として,現状このようなIVRの手技や治療,そのための解剖の理解などの重要性などについて,少しでも興味やご理解をいただけますと幸いです.
正直なところ,私自身の施設で脊椎脊髄疾患におけるIVRの実施頻度が高いわけではありません.この特集の記事を確認して,自戒をこめてIVRはもっと普及すべき手技であると再認識しております.治療法の多様性と進化に対応するためにも,最新のIVR技術に関する知識の習得は不可欠です.本特集を通じて,読者の皆様のIVRに対する知識と興味がいっそう深まり,より質の高い治療提供の一助となることを心から願っております.
最後に,本特集の実現にご協力いただいたすべての執筆者,また関係した編集者の方々に心からの感謝を申し上げます.
東邦大学医療センター大森病院放射線科 堀 正明
目次
特集
脊椎脊髄疾患のインターベンショナルラジオロジー(IVR)
特集にあたって・・・堀 正明
骨粗鬆症椎体骨折に対するvertebral body stenting(VBS)の実際・・・船山 徹
椎体腫瘍に対するラジオ波焼灼療法(RFA)・・・川端隆寛,他
椎体腫瘍に対する凍結治療・・・川端隆寛,他
脊髄血管奇形の血管内治療(硬膜内)・・・水谷克洋,他
胸腰椎の脊髄硬膜・硬膜外動静脈瘻に対する血管内治療・・・平松匡文,他
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書籍情報
- ISBN:9784013003611
- ページ数:55頁
- 書籍発行日:2023年10月
- 電子版発売日:2023年12月26日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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