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- メディカのセミナー濃縮ライブシリーズ Dr.讃岐のサラサラ明解! 手術室モニタリングの極意~異変・急変を見逃さない!
商品情報
内容
メディカの人気セミナー1日分のエッセンスを、サクッと読める内容にまとめた一冊。モニターは装着するだけでは、意味がなく、「なんのために」装着してるのかを考えて使うことが大切。使いかたや見かたから、麻酔科医のアタマの中まで、新人さんにもわかるやさしい言葉で説明している。
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序文
講義を始める前に
麻酔科医が手術室で行う患者モニタリングを手本にして、手術室看護師・病棟看護師のためのモニタリングの極意を伝えるために、かれこれ10 年あまりメディカ出版の「モニタリングセミナー」でお話ししてきた。ちょっと型破りな「雑談」を交えたモニタリングセミナーは、現場で必要とするモニタリングをクリアカットにバッサリ斬り倒した。そしてモニタリングに加えて患者観察などにも興味がわくような配慮を施した。
手術室で麻酔科医が行っている患者モニタリングは難しい。しかし、麻酔科医と同じような視点で患者モニタリングを行うことができれば、医療場面いたるところで患者観察の大きな力となることは間違いない。巷のいわゆるモニター本は、モニターの原理や簡単な使い方のみを記載しているだけで、真の意味での活用ポイントやモニタリングだけではわからない患者を看る視点が欠落していると感じている。それぞれの場面で要求されるのは何かということは、モニタリングにかかわらず、すべての医療現場でつねに意識しなければならないことである。
セミナーそのままでは文章にはならないと思っていたが、今回、特別な計らいで、ライブ講義が熱量そのままで本として出版できることになった。できあがってみると、自分で読んでもおかしい、いや、楽しい、おもしろい、わかりやすい! 自画自賛ならず、自画絶賛である。すーっと頭に入ってくると自負している。
本書は2020 年の大阪でのセミナーをもとに最新の情報を加筆して再編集したものである。看護師さんだけでなく、薬剤師・臨床工学技士・研修医のみなさんをはじめ、周術期にかかわる方、モニタリングにかかわる方全般にも、役立つ内容が満載である。本書を手にされて、興味を持たれたならば、ライブ講義も受講していただければ幸いである。
2022年11月
讃岐 美智義
目次
【1時間目】
モニターの本当の見かたを知る
「心停止が起きているのにモニターを見て気づかない」のはダメ
耳で聞く、音でわかるモニターとは?
心電図、SpO2は「耳で聞く」
五感を使った観察
【2時間目】
5分でわかる心電図教室
心拍数より脈拍数 ~心電図が出ていても、脈がふれないことがある!~
術中に必要な心電図波形はこれだけ!
【3時間目】
循環モニターから読みとる異変・急変サイン
~血圧、フロートラックセンサー、中心静脈カテーテル~
平均血圧と脈圧の正体
平均血圧がどうして臓器血流なのか?
動脈圧とパルスオキシメータの脈波の形を見る
脈波形の呼吸性変動
血圧と脈拍の“連動4パターン”を知る
血圧と脈拍の位置関係 ~医療記録を見るポイント~
【4時間目】
呼吸モニターは呼吸だけでなく循環と代謝もわかる
~パルスオキシメータ、カプノメータ、気道内圧換気量モニター~
呼吸は、実は吐くことが大事
PaO2 と SpO2 の正体
P-VカーブとF-Vカーブを読み解く
呼吸と循環はつながっている
EtCO2がきちんと出ていることの意味
【5時間目】
体温モニターが早期離床のカギをにぎる
体温が下がってしまうとどうなるのか?
麻酔がかかっている患者は、どうして保温だけではダメなのか?
体温を下げないための加温と保温
【6時間目】
きちんと眠ったのか、起きているのか
~脳波モニター・筋弛緩モニター~
きちんと眠ったのか、起きているのか
BIS値と鎮静状態
麻酔時の脳波に含まれる2つの波
神経刺激装置によるTOFカウント
筋弛緩からの回復の評価
私たちの目の前で起こっていること
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書籍情報
- ISBN:9784840481403
- ページ数:256頁
- 書籍発行日:2023年1月
- 電子版発売日:2022年12月16日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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