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よくわかる専門基礎講座 病理学

  • ISBN : 9784307702065
  • ページ数 : 368頁
  • 書籍発行日 : 2006年3月
  • 電子版発売日 : 2023年1月20日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数 : 3
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,420 (税込)
ポイント : 132 pt (6%)

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商品情報

理解力アップと国家試験合格に向けて必読の書 !!

特色:
1. 限られた時間で,少しでも病理学を理解できるように,重要な疾患を選び,それらについては十分に説明を加えた。
2. こまかい事項は思いきりはぶいたが,時代とともに欠かすことのできない新しい情報(アスベストによる中皮腫や狂牛病など)については,新規の項目を起こした。
3. 平易な文章に心がけ,医学用語の類はすべて最初に定義を与えてから使用した。
4. 病気の科学についての理解力アップだけでなく,国家試験合格を念頭において編集,刊行した。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文


本書の底本は,今から25年ほど前に標準看護学講座第6巻として金原出版から刊行された「病理学」である。以後数回の改訂をへたが,今回あたらしいシリーズへの移行にあたり,思いきって改訂を加えた。この間に私はあちこちの医療関係の技術者養成施設で病理学教育を担当し,そのつど本書(の前身)をテキストとして使ってみた。大学を去って9年になるが,この間に石巻赤十字看護専門学校で講師をつとめ,他にも臨床検査技師,作業療法士および理学療法士,鍼灸師などの養成施設で病理学教育を依頼され,国家試験向けの授業も担当した。今回もそういった経験をもとにして改訂を行っている。

病理学とは「病態」の科学である。学生諸君はいずれ実際に医療の現場に立ち,患者に接することになるであろうが,患者の身体に何が起こっており,そのことが症状や検査結果をどう説明するか,こういった問題を理解できるようにするのが病理学教育の目標である。しかしどこの学校でも感じることだが,病理学に与えられた時間はあまりにも短い。限られた時間でこの目標に近づくには,こまかいことは思いきりはぶくしか方法はないであろう。私はそう思って本書では重要な疾患をえらび,ただしそれらについては十分に解説を加えることにした。しかし時代とともに欠かすことのできない情報が新たに増えてゆく。今回もアスベストによる中皮腫や,狂牛病などについて,新規の項目を起こさざるを得なかった。それに病理学の教科書というものは,医学部学生用のものでさえ,おしなべてわかりにくいものと言われ,実際その通りである。それで本書では平易な文章に心がけ,医学用語の類はすべて最初に定義を与えてから使用するようにした。そのようなこともあり,どうしても頁数が増えてしまう。本を厚くすることは私の本意ではないが,これも致し方ないことである。

なぜ本を薄くしておきたいのか。それは私が,本書は「教科書」であるということを強く意識するからである。学生にとって教科書とは何であろう。それは最初のページから最後まで通して読むべき本ではないだろうか。その点,必要にのぞんでひもとく「参考書」とはおのずから別の方針で設計すべきものである。そして教科書には,全体を通読してはじめて体得できる「もののみかた」が求められると思う。

だが,必要な情報量の増加に加えて,本を厚くせざるを得ないもう一つの要因がある。それは国家試験で求められる知識が,必ずしも基礎的なレベルにとどまらないということである。私は毎年,学生の国家試験準備を助けるという仕事があって,1~2月は忙しい季節だが,そのようなときの頭痛の種は,病気の科学について理解を深めることと試験に合格すること,この二つの要求を限られた年間の講義時間でどうしたら満たせるかという難問である。本書はそういった両立困難な課題を,今の段階で私なりになんとか満たした答のつもりだが,どうであろうか。いや,この点はこの先もまだまだ努力が必要であろう。そのような問題を含めて,各位の忌憚ないご意見を賜ればまことに幸いである。

最後になって恐縮だが,これまで本書をご利用いただき,内容に関して貴重なご示唆を賜った多くの先生方,また改訂にあたって労をとられた金原出版の福村直樹氏に,心から感謝申し上げたい。


2006年2月10日

高橋 徹

■ 目次

第1章 病理学と医療

病理学とは/剖検について/生検と細胞診/組織の取り扱いについて/特殊な病理検査

第2章 細胞とその変化

細胞・組織・臓器/細胞の傷害について/変性・壊死・アポトーシス/萎縮/代謝異常と物質沈着

第3章 修復と再生

創傷の治癒と肉芽組織/異物の処理/再生と化生/肥大と過形成

第4章 循環障害

血管の構造について/虚血と梗塞/血栓/塞栓症/充血・うっ血・出血/浮腫

第5章 炎症

炎症の定義/循環障害と滲出/増殖と肉芽組織/さまざまな炎症

第6章 免疫とアレルギー

免疫とは/液性免疫と抗体/細胞性免疫/免疫不全症候群/アレルギー/自己免疫病

第7章 腫瘍

概説/良性腫瘍と悪性腫瘍(1)生態の違い/良性腫瘍と悪性腫瘍(2)形態の違い/腫瘍の分類/腫瘍の原因/病理発生,早期発見そして診断

第8章 先天異常

病気の内因と外因/遺伝子の異常と病気/奇形の成り立ち/奇形の種類

第9章 循環器の病理

動脈硬化症/高血圧と心臓/虚血性心疾患−狭心症と心筋梗塞−/心不全について/心臓弁膜症/心臓・大血管の先天異常/その他の重要な循環器疾患/ショック

第10章 呼吸器の病理

上気道のおもな病気/肺炎/肺結核/珪肺と肺性心/拘束性肺疾患と閉塞性肺疾患/肺癌/胸膜と縦隔の疾患

第11章 消化器の病理

口腔の病気/胃潰瘍・慢性胃炎・胃ポリープ/胃癌と食道癌/腸の良性疾患/腸管の腫瘍/腸閉塞(イレウス)/黄疸の成り立ち/ウイルス肝炎/肝硬変/肝癌/重要な膵臓の病気

第12章 内分泌の病理

予備知識/脳下垂体/甲状腺/副甲状腺/副腎/ランゲルハンス島と糖尿病

第13章 泌尿器の病理

腎臓の機能と腎不全/高血圧と腎臓/糸球体腎炎とネフローゼ症候群/急性腎不全/尿路の通過障害/泌尿器の腫瘍

第14章 性器の病理

重要な男性性器の疾患/不正性器出血を起こす病気/子宮癌/子宮付属器の病理/胞状奇胎と絨毛癌/乳腺の病理

第15章 造血器の病理

貧血/白血病と多発性骨髄腫/出血性素因/リンパ節の疾患

第16章 脳の病理

脳の外傷/脳卒中について/脳・脊髄の炎症/萎縮・変性・中毒/脳腫瘍/脳死について

第17章 運動器の病理

骨の構造と骨折の治癒/骨・関節の炎症/骨・関節の萎縮と変性/腰痛について/骨・軟骨および軟部組織の腫瘍/骨格筋の障害

付録

おもな臨床検査法一覧/おもな略語一覧/演習課題/看護師国家試験既出問題

■ 特記事項

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