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- ICUとCCU 2023年7月号(Vol.47 No.7)【特集】呼吸管理の進歩
商品情報
内容
呼吸管理概念の進歩/挿管前・抜管後における呼吸管理の進歩/人工呼吸管理におけるモニタリングの進歩 ほか
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序文
特集にあたって
今号の特集のテーマは「呼吸管理の進歩」としました。最近のCOVID-19感染症蔓延により人工呼吸を中心とした急性呼吸不全患者管理に注目が集まりとくにECMOが脚光をあびることとなりました。この機会に過去からの呼吸管理法の進歩を振り返り将来の発展を予想するのも良いことではないかと考えた次第です。人工呼吸療法は,最初は蘇生法として始まり,その後技術の進歩とともに人工呼吸器の機能が向上してきました。とくにセンサー技術とガス供給システムの精密化により人工呼吸器と自発呼吸の同調性が向上しました。また急性呼吸不全患者の病態の理解とともに人工呼吸器関連肺傷害とそれに対する保護的換気法という概念が登場しました。私の臨床医としての経験はこの頃に始まりますが,当時の換気モードに関連した学会や業界の熱意は未だに記憶に残っております。その後,人工呼吸療法では生命維持が困難な場合は補助循環を用いた管理法により救命できるようになりました。これに関しても補助循環装置や回路の進歩により可能となったものですが,同時に保護的換気法の進歩による影響も大きなものがあります。本特集では以上の呼吸管理領域の進歩の流れを理解できるように,歴史,人工呼吸療法,離脱,モニタリング,補助循環に分けて各担当者に解説をお願いしました。人工呼吸器の機能的進歩そのものは成熟した感があるものの,今回の特集のように分野別に俯瞰してみるとまだまだ検討すべき領域が大きいことが分かります。本特集により読者が呼吸管理法の今後の進歩の方向性を把握する一助になることを願っています。
藤野 裕士
目次
特集:呼吸管理の進歩
特集にあたって
藤野 裕士
呼吸管理概念の進歩
藤野 裕士
挿管前・抜管後における呼吸管理の進歩
川村 祐子・田中 愛子
人工呼吸管理におけるモニタリングの進歩
妙中 浩紀
挿管中における呼吸管理の進歩
人工呼吸管理の進歩
前澤 貴・吉田 健史
挿管中における呼吸管理の進歩
ECMOの進歩
大下慎一郎
原著
タブレット貸出によるICUオンライン家族面会システムの構築とその効果
野坂 宜之・溝江亜紀子・曾根田ますみ・塚田 容子・山内 英雄・鵜川豊世武・若林 健二
症例
重症神経性やせ症の気管切開チューブ抜去に向けて経時的に呼吸機能検査を施行した1例
有馬 一・関谷 憲晃・大矢 真・太田 一志・手崎 貴友・衣笠 梨絵・竹内 直子
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書籍情報
- ISBN:9784019004707
- ページ数:58頁
- 書籍発行日:2023年7月
- 電子版発売日:2023年8月25日
- 判:A4判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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