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- Heart View 2024年12月号 AIとともに歩む,これからの循環器診療
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内容
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序文
企画にあたって
小寺 聡(東京大学医学部附属病院循環器内科 特任講師)
AI(人工知能)の進化は留まるところを知りません。特に近年,AIは飛躍的に賢くなり,AGI(汎用人工知能)からASI(超知能)へと移行しつつあります。このような急激な進展に対し,「ディープラーニングの父」として知られるノーベル賞受賞者のジェフリー・ヒントン博士も,その危険性について警鐘を鳴らしています。医療分野におけるAIの活用は,ほかの産業に比べて遅れることが予想されます。規制や倫理的な問題,データの取り扱いなど,さまざまな課題が存在するためです。しかし,それでも私たち医師はAIとうまく付き合っていく必要があります。患者さん自身がAIを用いて医療情報を取得し,自らの健康管理に役立てることは確実であり,私たち医療従事者もその流れに対応しなければなりません。
今回の特集では,医療AIの現状と近未来について幅広く紹介しました。AIの基本的な知識から始まり,プログラミングの始め方についても解説しています。また,心電図,X線写真,心エコー,CTなどのさまざまな診断AIや,高血圧や心臓リハビリテーションなどの治療AIについても詳細に取り上げています。これらの技術が臨床現場にどのように応用されているのか,具体的な事例を交えて紹介しています。さらに,AIと医療倫理など,医療AIを取り巻く複雑な問題についても考察しています。紙カルテから電子カルテへと移行したように,私たちは「AIが存在しなかった時代」から,「AIとともに歩む時代」へと大きな転換点に立っています。この変化の波に乗り遅れないためにも,AIについての理解を深め,積極的に活用していく姿勢が求められています。AIは私たちの医療現場に新たな可能性と課題をもたらしています。正しく理解し,適切に活用することで,患者さんへの医療サービスの質を向上させることができるでしょう。
今回,お忙しいなか執筆いただいた第一線でご活躍の先生方に御礼を申し上げるとともに,本特集が,読者の先生方にとってAIとの向き合い方を考える一助となり,日々の診療に役立てていただければ幸いです。
目次
特集:AIとともに歩む,これからの循環器診療 企画・構成/小寺聡
【識る】
1 AIとともに挑む循環器研究の新しい波 小寺 聡
2 医師のための深層学習入門 内田 暁
3 大規模言語モデル入門~医師のための基礎ガイド~ 小林和馬,相澤彰子
4 今日からはじめる,循環器医のプログラミング 岸川理紗
5 医療AIに関する報告ガイドラインと倫理的配慮 井上悠輔,亀山純子
6【Expertise】ChatGPTと医療 不二樹五郎
【診る】
7 AI技術によるX線診断の革新:胸部X線写真から新たな生体情報を読む 光山容仁
8 心電図とAIの融合~現在地と未来~ 勝然 進
9 AIが支える心エコー図診断の革新と精度向上 楠瀬賢也
10 AIの力で進化する冠動脈CT診断技術 高橋大悟,藤本進一郎
11【Expertise】ウェアラブルデバイスによる健康管理の未来 家城博隆
【治す】
12 高血圧管理を変える革新的アプリ 牧元久樹,苅尾七臣
13 AIを駆使した心臓リハビリの最前線 中山敦子
14 テクノロジーが支える心不全ケアの未来像 弓野 大
15 AI技術を活用したOCT診断とカテーテル治療の新しい地平 南 尚賢
16【Expertise】アメリカにおけるAI支援治療の先進事例と展望 八木隆一郎,中山正光,後藤信一
連載
・心臓の解剖【知っておきたい知識 -疾患の病態生理から治療へつなげる解剖学-】
最終回 2D画像から心臓3D構造の再構築~心室中隔構造の分析~ 井川 修
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書籍情報
- ISBN:9784008102813
- ページ数:116頁
- 書籍発行日:2024年11月
- 電子版発売日:2024年11月9日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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