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- 形成外科2024年8月号 【特集】女性形成外科医の出産・育児とキャリアアップの両立:勤務医編
商品情報
内容
出産・育児によりスキルアップ・キャリアアップが叶わず,第一線から身を引かざるを得ない女性医師がいることはとても悲しいことであり,何らかの対応策を考えるべきである。本企画では,出産・育児を経験しつつも医育機関等で要職に就き仕事を続ける女性形成外科医の方々に,自らのキャリアバランスをどのようにとってこられたかを紹介頂いた。
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序文
企画にあたって
日本形成外科学会によれば,会員数約5,500 人のうち,いまや約1/3 が女性だそうです。決して少数ではないこの割合を見ますに,女性形成外科医の見識を借り,女性形成外科医からの意見も尊重し,そして形成外科全体の発展を考えていかねばならない時代がきているといえるのではないでしょうか。
育児については父親の参画が期待できるにしても,出産だけは女性にしかできないライフイベントです。女性形成外科医は,出産前後の一定期間だけは形成外科医としてのスキルアップをストップせざるを得ません。さらに第2 子,第3 子の出産となりますと,ますますその道のりが分断されてしまいます。そうこうするうちに,出産(と育児)が理由で,形成外科医として夢描いていたようなスキルアップ・キャリアアップが叶わず,不本意ながらも第一線から身を引かざるを得ない。これは社会としてとても悲しいことであり,何らかの対応策を考えるべき問題かと思います。
どのようなキャリアパスを取るかは人それぞれであり,どれが正解とかはありません。そのうえで本企画では,出産と子育てを経験しつつも医育機関やその関連病院において要職に就き,キラキラと輝いて仕事を続けておられる女性形成外科医の方々にご執筆をお願いし,出産・育児と自らの形成外科キャリアのバランスをどのようにとってこられたのかをご紹介いただきました。
本企画が,これからこの問題に直面していく多くの女性形成外科医たちだけでなく,彼女らと職場を同じくする男性形成外科医,さらには全国各地の形成外科教室で教室運営に携わっておられる方々にとって,益あるものとなれば幸いです。
編集責任者
福岡大学形成外科 髙木 誠司
目次
随想
「医師偏在」に思う 松田 健
特別企画 女性形成外科医の出産・育児とキャリアアップの両立:勤務医編
企画にあたって 髙木誠司
キャリアを追いつつ子育てを楽しむススメ 相原有希子
私のキャリアパス―余談― 淺野裕子
自分にとってのモチベーションを仕事に見つけよう 荒牧典子
子育てと仕事,何とか続けてこられた理由 衞藤明子
子持ち女医の苦労と知恵と工夫 遠藤淑恵
形成外科女性医師におけるキャリア継続と出産・子育てへの課題 覚道奈津子
出産・育児と大学病院における乳房再建の両立,私のキャリアパス 小宮貴子
ワークライフインテグレーション:人生を充実させる働き方を考える 田港見布江
両立とは程遠い,子育てと仕事はあくまで共存―私の葛藤とバランス― 出口綾香
女性医師の出産のタイミングとキャリアパス 堂後京子
産休を取得した形成外科医への論文指導経験―キャリア形成はジャングルジム― 馬場香子
この道を振り返って 宮内律子
出産・育児とキャリアアップの両立 山脇聖子
3人の子育てと仕事 渡辺あずさ
ビジョンのないキャリア形成 渡邊理子
コラム
【最終回】編集委員長コラム[第60回] 細川 亙
連載
みんなで考えよう! 足病カンファレンス season
下肢救済における在宅診療の可能性 木下 幹雄
形成外科NEXT―次世代の本音―
形成外科は慢性創傷とどうかかわるべきか? 藤井美樹
教室だより北~南
No.116愛媛大学医学部附属病院 形成外科 戸澤麻美
ザッツ形成外科!
Vol.8 2週間くらい延びるから大丈夫 中村 優
原著
異所性蒙古斑に対する全身麻酔下レーザーの照射面積と診療報酬点数についての検討 大出 俊一ほか
症例
帝王切開後瘢痕に発生した稀少部位(腹壁)子宮内膜症の3例 岡崎孝朱ほか
工夫
形成外科医自身による3Dモデルの作製法とその有用性 石黑 昂ほか
外国文献抄訳 PRS Vol.152 No.6
宮本慎平
書評
『体験する手外科【第3巻】―先天異常・小児疾患編―』 田中克己
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書籍情報
- ISBN:9784014106708
- ページ数:131頁
- 書籍発行日:2024年8月
- 電子版発売日:2024年9月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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