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泌尿器外科 2024年8月号(Vol.37 No.8)【特集】第38回 前立腺シンポジウム記録

  • ページ数 : 100頁
  • 書籍発行日 : 2024年7月
  • 電子版発売日 : 2024年8月23日
¥3,410(税込)
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商品情報

内容

【特集】第38回 前立腺シンポジウム記録

アンドロゲン受容体の転写制御機構と老年病,前立腺癌における役割/ゲノム医学から俯瞰的に見た前立腺癌/前立腺癌に対する Active Surveillance up-date BRCA遺伝子変異陽性mCRPCにおける,リムパーザ ®新規combination治療の理論的根拠と妥当性と遺伝子検査の重要性 ほか


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序文

はじめに


本号は第38回前立腺シンポジウムの記録集です。2023年12月9日(土)・10日(日)に東京コンファレンスセンターにて開催いたしました。

第1日目基礎部門のワークショップは今回から千葉大学の坂本信一先生にもプランナーに就任いただき,新しい3回シリーズの初回となりました。チーフプランナーを慶應義塾大学の小坂威雄先生が担当され「希少癌・脱分化型前立腺癌を深掘する」をテーマとし,lineage plasticity,DNAメチル化と神経内分泌分化,IDPC,導管癌について4名の先生から詳細な発表がありました。本特集では3名の先生から寄稿いただいております。オープニングは東京都健康長寿医療センター研究所の高山先生からアンドロゲン受容体の転写制御機構と老年病について講演いただき,教育セミナー1では理化学研究所の桃沢幸秀先生よりゲノム医療から見た前立腺癌についてご講演いただきました。公募演題,研究助成演題とともに基礎部門のレベルの高さを今年も実感した午後となりました。

第2日目臨床部門は「前立腺がん検診・監視療法アップデート」をテーマとし,新規腫瘍マーカー・MRIを中心とした画像診断・検診・生検などに関した一般演題を多数いただきました。パネルディスカッションは「ネットベネフィット改善を目指した前立腺がん検診システムと監視療法」をテーマとしてさまざまな観点から議論いただきました。教育セミナー2では,香川大学の杉元幹史先生から監視療法のアップデートを含めて講演いただきました。活発な議論をいただきましたことあらためて御礼申し上げます。

最後になりましたが,第39回前立腺シンポジウムは下記を予定しております。開催場所を変更いたしますので,東京駅よりご移動ください。現在演題募集中ですので,どうぞよろしくお願いいたします。


開 催 日:2024年12月14日(土),15日(日)

場   所:コングレスクエア日本橋(東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル)


第38回前立腺シンポジウム運営委員長
群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学
鈴木 和浩

目次

第38回 前立腺シンポジウム記録 令和5年12月9日(土)・10日(日)

序文  鈴木 和浩

オープニングセミナー

アンドロゲン受容体の転写制御機構と老年病,前立腺癌における役割  高山 賢一

教育セミナー

ゲノム医学から俯瞰的に見た前立腺癌  桃沢 幸秀

教育セミナー

前立腺癌に対するActive Surveillance up-date BRCA遺伝子変異陽性mCRPCにおける,

リムパーザ®新規combination治療の理論的根拠と妥当性と遺伝子検査の重要性  杉元 幹史

基礎部門

セッション1 公募演題

1.GDPPはvicious cycleを亢進させて骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌における血中骨転移バイオマーカーとなる  山道  岳,他

2.前立腺癌骨転移とAdipo-oncology:遺伝子・蛋白質発現解析から見た骨髄脂肪の治療抵抗性への寄与  佐藤 慎哉,他

セッション2 研究助成受賞課題

1.三次リンパ組織に着目した前立腺肥大症における自己免疫性増殖機序の解明  秦 淳也,他

2.カーボンナノホーンを用いた磁性ナノ粒子による前立腺癌温熱療法の開発  永井 隆,他

3.患者由来ゼノグラフトモデルを用いたCDK12変異難治性前立腺癌のポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬不応性の克服  砂田 拓郎,他

ワークショップ 希少癌・脱分化型前立腺癌を深掘する

1.前立腺癌のlineage plasticityを深掘する  福井 智洋,他

2.IDCPを深掘する  渡辺 隆太

3.稀少型前立腺導管癌を臨床医の視点から深掘りする  小林 裕章,他

臨床部門

口演セッション1 新規腫瘍マーカー・MRI診断

α2,3シアル化PSAとα1,6フコシル化PSAを組み合わせたSF indexによる前立腺癌診断  波多野浩士,他

口演セッション2 MRI・新規画像診断・画像カンファレンス

1.当院の人間ドックで施行されたbiparametric MRI 1,080例の検討  野崎 圭夏,他

2.紹介された前立腺癌患者の院内合同カンファレンスによるT因子の再評価  大⻄ 真弘,他

口演セッション3 前立腺がん検診・生検

新型コロナウイルス感染症がもたらした前立腺生検患者背景の変化  野呂 卓秀,他

口演セッション4 監視療法

1.当センターにおける前立腺癌監視療法症例の検討  門野 洋大,他

2.前立腺癌監視療法患者の再生検時における病理学的所見とPI-RADSスコアの関連性の検討  池田 純一,他

3.前立腺癌に対する監視療法における腫瘍学的転帰とQuality of lifeについての検討  大西 健太,他

口演セッション5 MRI診断精度・標的生検

1.多発病変の中の小さな最高grade病変は,MRIで検出できるのか  松本 一宏,他

2.監視療法中の前立腺癌患者に対するMRI/US融合標的生検の有用性  小林 正貴,他

口演セッション6 MRI診断と生検・予測モデル

1.初回前立腺生検陰性症例における前立腺再生検前MRIの意義  小笠原卓音,他

2.当院における13年間に渡る前立腺生検患者の背景の変化と安全性の検討  岡   了,他

パネルディスカッション ネットベネフィット改善を目指した前立腺がん検診システムと監視療法

1.検診開始年齢・検診間隔・カットオフ値・中止基準の個別化(総論)  沖原 宏治

2.PSA高値の患者における前立腺生検適応決定までのフロー:MRIファーストアプローチ  小路  直

3.監視療法における定期生検,バイオマーカー,MRIの意義  加藤 琢磨

令和5年度 前立腺がん検診研究及び人間ドック施設アンケート集計報告会議 記録

ご挨拶  平尾 佳彦

報告事項

1.前立腺がん検診研究進捗状況報告:後ろ向き研究の概要と2022年度伊勢崎コホートの検診結果  伊藤 一人,他

2.人間ドック施設における前立腺がん検診アンケート集計報告(第18回調査)─ 2022年度─  伊藤 一人,他

ラウンドテーブルディスカッション

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書籍情報

  • ISBN:9784019203708
  • ページ数:100頁
  • 書籍発行日:2024年7月
  • 電子版発売日:2024年8月23日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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