救急・集中治療(36巻1号)小児の敗血症

  • ページ数 : 224頁
  • 書籍発行日 : 2024年5月
  • 電子版発売日 : 2024年5月17日
¥7,700(税込)
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商品情報

内容

クリティカルケアの総合誌『救急・集中治療』が、より多彩な特集と連載記事をお届けすべく、隔月刊に大幅リニューアル!

今号の特集では「小児の敗血症」に長年携わっている各領域のエキスパートが、基礎から応用までコアとなる知識を幅広く解説。

新たに開始した6つの連載記事も含め、集中治療医・救急医のみならず、関連するスタッフにも必携の一冊です。
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序文

小児の敗血症─研修医からの質問152—


日本語で書かれたダーモスコピー教本が初めて出版されたのは,今から10年半前でした.それ以後,邦文,英文の書籍が次々と登場してダーモスコピーの知識が広まり,診断能力が向上してきています.しかし,導入されてからの歴史が浅いせいもあり,あまねく普及しているとは言い難い面もあります.その理由として考えられることは,ダーモスコピーで使われる用語に対する馴染みのなさ,新しい用語が次々と発表されること,用語の定義や内包する意味合いが必ずしも厳密でないこと,診断手順の数が多いこと,診断手順が日本人的感覚にそぐわないこと,診断基準や価値判断がわかりにくいこと,ではないでしょうか.

そこで,直感的なわかりやすい図譜として,本書を企画した次第です.なるべく用語を使わずに平易に述べること,鮮明な画像を用意すること,臨床・ダーモスコピー・病理を対応させ,それらの相関を理解しやすいように工夫しました.画像はすべて筆者が撮りためたものを使い,適宜,画像ソフトを用いて拡大したり,色調整を加えています.これはあくまで理解を助けるためであり,適正な範囲にとどめています.

記述内容は筆者の個人的経験に基づいておりますが,執筆期間の制約の中でも,思い込みや独善はできるだけ排するように心掛けました.取り上げた疾患,項目について,読者は偏りを感じられるかもしれませんが,その分,筆者の考え方を強調したつもりです.

フィルム・スライドのデジタル化には岡本竜介さん,資料の整理収集には横内明子さんに多大な尽力をいただきました.


2024年 3月の風に想いを乗せて

(志馬伸朗)

目次

特集

目標バイタルサインの考え方

小児敗血症とショックの定義

抗菌薬の経験的投与

病巣別抗菌薬

抗ウイルス薬

循環動態の評価

輸液の種類と速度

循環作動薬の選択方法

ステロイド,免疫グロブリン,抗DIC 薬など

血糖管理

小児の敗血症の体温管理

輸血の考え方

急性腎障害(AKI),血液浄化療法,血漿交換

ECMO

一般周術期管理,麻酔 ─敗血症に関連した周術期・麻酔管理について─

免疫不全患者

小児腹部敗血症

先天性心疾患に関連する敗血症

骨格筋関連感染症

集中治療後症候群(PICS)とフォローアップ,家族支援

敗血症患者の集約化と搬送

小児敗血症性ショックに対する試験的治療と未来

連載

徹底ガイド 医療機器・デバイス

 第1回 補助循環用心内留置型ポンプカテーテル管理のコツ

知っておきたい! 臓器提供・ドナー管理・臓器移植

 第1回 わが国における臓器提供の歴史と現状

救急・集中治療とサイトカイン

 第1回 救急・集中治療におけるサイトカインストーム

医学研究の方法

 第1回 基礎医学研究のこれまで

救急・集中治療の歴史

 第1回 救急医療の歴史

施設紹介

 大阪大学医学部附属病院 集中治療科

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書籍情報

  • ISBN:9784883785810
  • ページ数:224頁
  • 書籍発行日:2024年5月
  • 電子版発売日:2024年5月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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