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- こころの治療薬ハンドブック第15版
商品情報
内容
見て読んですぐに役立つ向精神薬ハンドブックのスタンダード、2024年最新版。
精神科で用いられる主要薬剤のすべてを1つずつ見開きページでわかりやすく解説。
薬剤情報ばかりではなく、実際に使用したときのエピソード、服用や処方のポイントなど、他書にはないすぐに役立つ情報が満載。
主要薬剤のPTP包装写真や、後発品も含めた全薬の識別コードも掲載し、処方する医師、服用する患者さん、薬剤の管理に携わる医療スタッフ、家族など多くの方々に利用していただける必携書。
向精神薬の処方内容の確認、処方後のケアや管理などをサポートします。
m3.com電子書籍で発売するのは、一般電子書籍よりもさらに便利なアプリケーション版。
【アプリケーション版書籍のメリット】
・タブレットやスマホの小さな画面に最適表示され見やすい
・現場で瞬時に検索・参照が可能
・薬剤名のタップで『今日の治療薬』該当ページへリンク ※『今日の治療薬』をお持ちのお客様に限ります
他たくさんの機能について詳しくは、ページ下部の特長にてご確認ください。
初版から20年以上版を重ねる「こころの治療薬ハンドブック」の最新版を、携帯性・可読性・検索性に優れたアプリケーション版にてぜひご活用下さい。
■アップグレード購入について
旧版をお持ちの方は、アップグレード購入特典として1,000ポイントを進呈いたします。
※ポイントは購入完了後即時進呈いたします。ポイント有効期間は購入日翌月末日までとなります
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序文
第15版刊行にあたって
ここに「こころの治療薬ハンドブック第15版」をお届けします。初版(2000年)は発行と同時に大好評を得て着実に版を重ね,多くの方々にご活用いただいております。
今回追加された新薬は2剤で,抗パーキンソン薬のホスレボドパ,アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制を効能としたレカネマブです。2023年9月に承認されたレカネマブは12月の薬価収載から日が浅いため,「実際に処方したときのエピソード」に治験結果を記載しました。
剤型や効能追加については,抗認知症薬としてドネペジル経皮吸収型製剤が剤型追加されました。抗精神病薬のブレクスピプラゾールは2023年12月に,うつ病・うつ状態に対する効能が追加されました。投与は既存治療で十分な効果が認められない場合に限られ,抗うつ薬(選択的セロトニン再取り込み阻害剤,セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤又はミルタザピン)との併用が必要です。
本文中の各薬剤のタイトルは,上段に一般名,下段に商品名を記載し,漢方薬は方剤名を表記しました。ジェネリック医薬品(後発品)は巻末の識別コード一覧に掲載しました。漢方薬に先発品と後発品の区別はありません。
この数年,医薬品の供給が不安定な状況が続いています。2021年,ジェネリック医薬品製造販売企業の一部における製造や品質管理体制の不備に端を発し,限定出荷や製造停止解消のめどがたたない品目もあります。
精神科医療・福祉を取り巻く状況は刻々と変化していますが,よりよい薬物療法への希求は当事者の方をはじめとして関係者全てに普遍的なものであると思います。旧版同様,多くの方のお役に立つことを願ってやみません。
はじめに
本書は,精神症状,精神疾患に対する治療薬を使用する方々のためにまとめたものです。中枢神経系に作用する薬剤を「向精神薬」といいますが,向精神薬を処方する医師,服用する患者さん,薬剤の管理に携わる医療スタッフや家族など,幅広く多くの方々に利用していただけるように工夫しました。薬理作用・用量など薬剤の情報とともに,「処方の実際」や「実際に処方したときのエピソード」および「処方の際の留意点」は医師の視点から,また,「服用のしかたと留意点」は服用する患者さんやそのご家族,介護者等の視点から,それぞれに役立つ情報をコンパクトに記載しています。
薬物療法は治療の選択肢の一つですが,服薬の必要性は人それぞれ異なります。実際に薬物療法を行うかどうかは,種々の要因を考慮して決定されます。すなわち,症状の原因や経過,重症度,症状発現にストレスやパーソナリティーが関与する度合い,服薬に対する抵抗感などがあります。また,薬剤には効果とともに副作用もあるので,年齢,妊娠の有無,身体合併症の有無,薬剤に対するアレルギー反応の既往などの情報を踏まえ,リスク・ベネフィットを総合的に判断して薬剤の種類や用量,剤型などを決定します。さらに,薬物療法の目的により服薬期間や方法も異なってきます。長期間継続して服用する必要のある薬剤,症状の改善後に減量して終了することが望ましい薬剤,症状の出現したときのみ頓服で使用する薬剤など,状況に応じて使い分けます。
治療は患者さんを中心として,ご家族,医療従事者など多くの人々が関わる共同作業です。薬剤を服薬している期間は,患者さんやご家族などから,効果は実感できるか,身体的および精神的にこれまでと違う症状が出ていないか,無理なく服用できるか,服薬忘れがどれくらいあったか,頓服薬は何回くらい使用したかなどを治療者に伝えていただくことが大切です。患者さんをはじめ,治療に関わる関係者が薬物療法の目的や方法について情報を共有し,薬剤の効果と副作用を共に確認しながら治療を進めることができると,さらに薬物療法の効果が期待できます。
薬剤は正しく使用されてはじめて,治療薬としての威力を発揮します。本書がよりよい薬物療法の一助になれば幸いです。
2024年1月
編著者一同
目次
抗精神病薬
抗うつ薬
双極性障害治療薬
抗不安薬
睡眠薬
神経発達症治療薬
抗酒薬
抗認知症薬
脳循環・代謝改善薬
抗てんかん薬
抗パーキンソン薬
その他
漢方薬
新しい抗パーキンソン薬
今後発売される予定の新薬
解説
特長1
特長2
特長3
対応機種
-
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-
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
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書籍情報
- ISBN:
- ページ数:448頁
- 電子版発売日:2024年7月2日
- 判:指定なし
- 種別:アプリケーション版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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