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カラー図解 PEG完全攻略 胃ろうの適応・禁忌から造設・管理・偶発症対策まで

  • ページ数 : 171頁
  • 書籍発行日 : 2012年12月
  • 電子版発売日 : 2013年5月25日
5,060
(税込)
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商品情報

内容

PEG(胃瘻)のすべてがこの1冊に!
適応・禁忌から造設、造設後の管理と有効性の評価、抜去・偶発症まで、全過程にわたり新しい観点から100項目にまとめて解説。

PEGに携わる医師・看護師および管理栄養士を対象に、PEGの適応、実際の手順に沿った造設法、トラブルの対処法、栄養管理など、おさえておきたい必要な知識を、日常の診療に生かせるように具体的に記述。ぜひお持ちの端末でご活用ください。

序文

日本は,世界でも1,2を争う長寿国となった.人口高齢化は,欧米諸国と比較して急速に進んでおり,国際的にみて今後最も急速に高齢化が進むと見込まれている.高齢者の医療対策が今後ますます重要になることは明らかである.

経皮内視鏡的胃瘻造設術(以下PEG)による経管栄養のメリットは,医療者はもとより国民にも広く浸透してきている.PEG の普及は,人口の高齢化を底上げする一因であり,正しく理解し管理すれば多くの患者に福音をもたらすはずである.しかし近年,終末期の高齢者が寝たきりで何年も永らえることが,最善の医療であるのか議論に上がっている.日本老年医学会の「立場表明2012」立場-1 では,いかなる要介護状態や認知症であっても,高齢者には,本人にとって「最善の医療およびケア」を受ける権利があると明記されており,終末期高齢者に対するPEG の適応も今後さらに細分化された取り決めがなされるものと予想される.

ところで,患者に人工栄養を施したことのある医師の半数近くが,誤嚥性肺炎や下痢で中止に至った経験をもつというアンケート結果がある.この結果は,医師・看護師および患者がさらにPEG の理解を深めれば,改善の余地がある事象であろう.まずは「最善の医療およびケア」となるよう個々が認識を高めチーム医療として機能するPEG の環境整備を検討することが必要である.

本書は,PEG に携わる医師・看護師および管理栄養士を対象としている.PEG の適応,実際の手順に沿った造設法,トラブルの対処法,栄養管理など,おさえておきたい必要な知識を,日常の診療に生かせるように具体的に記述するとともに,著者らが重要と考えるコツやポイントも盛り込んだ.PEG の知識・経験の乏しい方のみならず,既に経験を積んでいる方にも利用していただけるものと考えている.本書がPEG のより一層の普及に寄与すれば幸いである.


2012年 11月

東野晃治

目次

1 PEGとは

2 PEG造設の適応と禁忌

3 PEGカテーテルの構造と選択

4 PEG造設手技の種類と選択

5 適応疾患・病態から見たPEG造設手技の選択

6 術前管理

7 PEG造設の基本的手技

8 PEG造設の実際

9 市販のPEGキット

10 PEG造設後の管理

11 栄養アセスメントと経腸栄養管理

12 市販の経腸栄養剤とその選択

13 栄養剤の投与とその注意点

14 PEGの有効性の評価とリプランニング

15 PEGカテーテルの交換

16 PEGカテーテルの抜去

17 偶発症と対策

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書籍情報

  • ISBN:9784765315494
  • ページ数:171頁
  • 書籍発行日:2012年12月
  • 電子版発売日:2013年5月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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