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- 国試・CBTの薬(改訂第8版 別冊問題集)
商品情報
内容
序文
はじめに
薬理学は,薬についての理屈を扱う学問領域である。薬はどのようにして効くのか,また,その理屈が臨床とどのように関連しているのかを扱う。これは,薬について理解するために必要であるばかりでなく,薬を有効かつ安全に使用するために不可欠な知識である。
それにもかかわらず,「薬理学はカタカナの薬の名前ばかり出てきて全く面白くない」と嘆き,学習を途中で投げ出してしまう学生がいる。本書は,そのような学生がいなくなることを願い,薬における基本的な知識の整理に役立ててもらえるようにした。
現在,臨床で使用されている薬の種類は1万を超えているが,医学生として理解し,覚えるべき薬の数は決して多くない。本書の内容からわかるように,全医薬品のわずか1%の150程度しかない。同級生と部活やサークルの先輩・後輩の人数を足したぐらいである。本書に掲載されている薬をしっかりおさえて,薬に関する整理箱を頭の中に作れば,後は比較的楽に整理ができていくだろう。また,従来の薬理学では,どうしても薬力学に重点が置かれがちであったが,薬を有効かつ安全に使用するには,基本的な薬物動態の知識も必要である。
今回の改訂では,紙ベースからデジタル書籍とし,以下の点を中心に執筆を進めた。第一に,新しく承認された薬のうち,特徴のあるものを追加した。これらの薬は医師国家試験およびCBTへの出題実績はまだないが,今後出題されてゆくと考えられる。同様の理由により前回の改訂にて追加した薬はその後に国試に出題されている。例えば,尋常性痤瘡,加齢黄斑変性,Lennox-Gastaut症候群,肺線維症,インスリノーマなどに対する治療薬,非ニコチン禁煙補助薬である。第二に,臨床で使用頻度が減った薬は削除した。第三に,2018年2月に実施された第112回医師国家試験の出題内容を反映した。医師国家試験およびCBTで問われる治療薬の対策としては,本書で十分である。
本書を読んで,読者が最大限の学習効果を得られることを期待する。内容にはできる限り正確を期したが,思わぬ誤りや不備があるかもしれない。その際には,ぜひご一報いただきたい。
2018年8月
中木 敏夫
目次
1 問題演習
Exercises for CBT
Exercises for 国試
付録
必ず知っておきたい薬の名前
試験でよく問われる副作用のまとめ
禁忌のまとめ
中毒治療薬のまとめ
医薬品名と語幹
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書籍情報
- ISBN:9784871634939
- ページ数:225頁
- 書籍発行日:2018年9月
- 電子版発売日:2018年10月26日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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