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臨床スポーツ医学 2021年6月号(38巻6号)アスリートを支える物理療法

  • ページ数 : 120頁
  • 書籍発行日 : 2021年6月
  • 電子版発売日 : 2021年6月30日
2,970
(税込)
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商品情報

内容

アスリートを支える物理療法

「アスリートを支える物理療法」特集として,温熱療法/寒冷療法/低出力超音波パルス療法/超短波療法/高電圧(パルス)電気刺激療法,干渉波電流刺激療法/神経筋電気刺激療法(EMS)/微弱電流刺激療法/レーザー治療/高気圧酸素治療/集束型体外衝撃波治療/集束型体外衝撃波治療/拡散型圧力波治療/振動刺激療法/足底振動刺激療法 などを取り上げる.連載は,【臓器とスポーツ医学】【トレーナーのためのスポーツ医学講座】

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序文

特集 アスリートを支える物理療法


特集編集:熊井 司(早稲田大学教授)


運動器に障害を持つアスリートにとって,パフォーマンスを維持した状態で,可能な限り長く競技を継続することは,選手生命にかかわる重大事項といえます.しかしながら,障害に対する治療を全く行わないまま無理な練習を継続することで,自己の修復能を超えた不可逆的な病態へと陥ってしまい,結果的に長期の離脱となってしまうことも少なくありません.

運動器治療を専門とする整形外科医,理学療法士やアスレティックトレーナー,鍼灸師といったセラピストは,各々の得意な分野での治療法を駆使しアスリートの要望に応えようとしますが,それぞれの専門分野が異なるからといって,各治療法が個別に単独で行われるのではなく,実際にはいくつかを組み合わせて同時進行で治療されることが多いと考えられます.我々,治療を行う者が障害を持つアスリートに対して最大の治療効果を引き出すためには,それぞれ他の分野の治療法についても十分に理解しておく必要があります.

そのなかで「物理療法」は,スポーツ外傷・障害治療の現場において,急性期の初期対応,組織修復の加速,復帰前のリコンディショニング,そして再発予防のためのコンディショニングやパフォーマンス向上のためのトレーニングなど,さまざまな局面で活用されており,まさにアスリートを支えているといっても過言ではありません.さらに,ほとんどの物理療法は,各セラピストの専門治療と併用するかたちで活用されています.それでは,物理療法を他の治療と並行するベストなタイミングや組み合わせは,どのように考えて決めればよいのでしょうか.例えば,通常行っている運動療法に,どの物理療法を,どのタイミングで組み合わせるべきなのでしょうか.また,アスリートから各物理療法の使用時期や効果について相談を受けた際に,我々はどこまで説明することができるでしょうか.

本特集で取り上げている各物理療法は,それぞれ異なった生体物理学的エネルギーを用いて異なった治療効果を生み出すことを目的に使用されています.物理学的エネルギー刺激により,細胞からの生化学的応答を引き出す(mechanotransduction)ことによって組織変容を誘導する治療法ということができます.整形外科医による局所注入療法,装具療法や手術療法,理学療法士による運動療法,アスレティックトレーナーによるコンディショニングやトレーニング,これらの治療効果を最大限に引き出すための物理療法の最良の活用法について理解していただければと思います.

本特集号が,物理療法の基礎知識(原理,作用機序,科学的根拠など)を学んでいただく良い機会となり,明日からの実践に役立てるための一助となることを願っています.

目次

特集 アスリートを支える物理療法

物理療法 概論

温熱療法

 温熱療法の理論と実際

寒冷療法

 寒冷療法の理論と実際

低周波超音波治療

 低出力超音波パルス療法の理論と実際

超短波治療

 超短波療法の理論と実際

電気刺激療法

 電気刺激療法 総論-高電圧電気刺激療法,干渉波電流刺激療法,神経筋電気刺激療法

 神経筋電気刺激療法(EMS)の実際

 微弱電流刺激療法の実際

レーザー治療

 レーザー治療の理論と実際

高気圧酸素治療

 高気圧酸素治療の理論と実際-骨格筋損傷に対する有効性

体外衝撃波治療

 集束型体外衝撃波治療の実際-腱障害への応用

 集束型体外衝撃波治療の実際-骨疾患への応用

 拡散型圧力波治療の実際

振動刺激療法

 振動刺激療法の理論と実際

 足底振動刺激療法の理論と実際

連載

 臓器とスポーツ医学 第6回 血液・造血器とスポーツ医学

 トレーナーのためのスポーツ医学講座 第18回 アライメント・動作改善トレーニング

臨スポOPINION

 新型コロナウイルス感染症とスポーツ活動 上久保靖彦


臨スポニュース

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書籍情報

  • ISBN:9784011003806
  • ページ数:120頁
  • 書籍発行日:2021年6月
  • 電子版発売日:2021年6月30日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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