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- Heart View 2022年2月号 Vol.26 No.2 不整脈に対するカテーテルアブレーション治療を改めて考える
商品情報
内容
1 頻脈性不整脈患者の診かた:非侵襲的検査法
2 頻脈性不整脈患者の診かた:侵襲的検査法
3 三次元マッピングシステムから不整脈を診る ほか
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序文
企画にあたって
池田隆徳(東邦大学大学院医学研究科循環器内科学教授)
経循環器診療において,不整脈疾患への対応は大きなウエイトを占めています。不整脈疾患は大きく徐脈性不整脈と頻脈性不整脈に分けられますが,頻脈性不整脈については日常診療でどの治療法を選択するか迷うことがよくあります。薬物治療だけでなくカテーテルアブレーションが選択肢としてあり,どのような場合にカテーテルアブレーションの適応としたらよいか,専門医においても意見が分かれることがあります。ご存じのように,薬物治療はいわば抑制療法にすぎませんが,カテーテルアブレーションは根治療法です。
近年,日欧米の学会から「不整脈治療に関するガイドライン」が発行され,カテーテルアブレーションの適応についての指針が示されています。それぞれのガイドラインで記載事項が微妙に異なることがあり,どう解釈したしたらよいかのディスカッションが行われています。また,インパクトの高い臨床試験の結果がいくつか出され,アブレーションのあり方に変化が生じてきています。そこで,本特集をとおして,カテーテルアブレーションの治療方針について改めて整理して考える機会を設けました。
まず「診る」として,検査法の種類別による頻脈性不整脈患者の診かたと近年注目されている三次元マッピングシステムついて解説していただきました。次に「識る」として,カテーテルアブレーションの適応になることが多い心房細動,発作性上室頻拍,心室頻拍について,日欧米の診療ガイドラインでの適応を解説していただきました。加えて【Expertise】として,カテーテルアブレーション治療に関する放射線被ばくと最近出された主な臨床試験について取り上げてみました。最後に「治す」として,最近話題を集めている心不全合併心房細動,特発性心室頻拍,器質的心疾患に起因した心室頻拍,Brugada 症候群,ハイブリット治療としての心房細動におけるカテーテルアブレーションを,自験例を示しながら解説していただきました。
本特集を読んでいただくことで,日々の不整脈診療においてカテーテルアブレーション治療を選択するうえでの一助になればと考えております。
目次
特集:不整脈に対するカテーテルアブレーション治療を改めて考える 企画・構成/池田隆徳
【診る】
1 頻脈性不整脈患者の診かた:非侵襲的検査法 篠原徹二,髙橋尚彦
2 頻脈性不整脈患者の診かた:侵襲的検査法 若宮輝宜,草野研吾
3 三次元マッピングシステムから不整脈を診る 藤野紀之
【識る】
4 心房細動に対するアブレーションの適応:日米欧のガイドライン比較 山根禎一
5 発作性上室頻拍に対するアブレーションの適応:日米欧のガイドライン比較 江口智也,夛田 浩
6 心室不整脈に対するアブレーションの適応:日米欧のガイドライン比較 因田恭也
7 【Expertise】アブレーション治療における放射線被ばく 宮内靖史
8 【Expertise】CASTLE-AF とそれに関連する臨床試験 近藤祐介
9 【Expertise】CABANA とそれに関連する臨床試験 中野由紀子
【治す】
10 アブレーションカテーテルの特徴と活用法 合屋雅彦
11 心不全合併心房細動をアブレーションで治す 野田 崇
12 特発性心室頻拍をアブレーションで治す 里見和浩
13 器質的心疾患に起因した心室頻拍をアブレーションで治す 関口幸夫
14 【Expertise】Brugada 症候群をアブレーションで治す 小松雄樹
15 【Expertise】心房細動をアブレーションと薬物とのハイブリッドで治す 猪口孝一郎,浅野 拓
連載
・【心臓の解剖 知っておきたい知識-疾患の病態生理から治療へつなげる解剖学-】
第11回:心房中隔の基本構造と疾患 井川 修
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書籍情報
- ISBN:9784008102602
- ページ数:100頁
- 書籍発行日:2022年1月
- 電子版発売日:2022年1月7日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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