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- 関節外科 2022年9月号 Vol.41 No.9 膝靱帯再建の何が今アツイのか
商品情報
内容
二重束前十字靱帯再建術の利点と展望
ハムストリング解剖学的一束再建の利点と展望
骨付き膝蓋腱による解剖学的ACL再建術の利点と展望
ほか
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序文
introduction
膝関節外科医にとって,軟骨と靱帯は2 大メイントピックです。軟骨は半月板・関節軟骨損傷から,変形性関節症まで含む主要領域で,変性疾患も大きく関わります。靱帯は最終的には変形性関節症に関わりますが,スポーツ整形外科での主要領域になります。スポーツ整形外科は若手整形外科医にとっても魅力のある人気領域ですが,そのなかでも靱帯損傷は昔も今もメイントピックの1 つであり続けています。
特に前十字靱帯損傷の病態と治療については,日本の膝関節外科医は国際的にインパクトのある多くの重要な研究成果を発信し続けてきました。歴史的にはpivot-shift 現象の解明,人工靱帯の開発,interference screw の開発,受傷メカニズムの解明,関節鏡視下再建術の確立から,靱帯付着部の詳細な解剖,解剖学的二重束再建の概念と手法,長方形骨付き膝蓋腱による解剖学的一束再建,遺残組織温存再建術,動的不安定性の定量解析など,世界の前十字靱帯再建術をリードしてきた知見は枚挙に暇がありません。
そして今,グラフト選択や固定法,一束再建の再評価,合併損傷半月板,前外側支持機構の役割など,アツい議論が行われるトピックが変わりつつあります。膝靱帯損傷に関わる医師は,この時代とともに移り変わる議論について知識をアップデートしていかなければなりません。また,内側側副靱帯や膝蓋大腿靱帯についても新たな知見が出てきています。
今一度,膝靱帯損傷の診断と治療についてトレンドを示し,日常診療と次の研究アイデアの糧となり,日本の膝スポーツ整形外科がこの分野のリーダーを引き継いでいくことに少しでも役立てられたら幸甚に思います。
東京女子医科大学整形外科
岡崎 賢
目次
特集:膝靱帯再建の何が今アツイのか 企画・編集:岡崎 賢
二重束前十字靱帯再建術の利点と展望 星野祐一
ハムストリング解剖学的一束再建の利点と展望 中前敦雄ほか
骨付き膝蓋腱による解剖学的ACL再建術の利点と展望 川口航平ほか
大腿四頭筋腱グラフトの利点と展望 入内島崇紀
脛骨側固定法の種類と課題 林 将也
前外側支持機構再建の利点と展望 野崎正浩ほか
ACL損傷に合併した内側半月板Ramp病変,外側半月板後根損傷の修復 畑山和久ほか
後十字靱帯再建の課題と展望 橘 優太ほか
内側膝蓋大腿靱帯再建の現状と課題 木村由佳ほか
膝内側支持機構修復・再建の課題と展望 近藤英司
自家腱グラフトの課題と展望 伊藤匡史
ACL再建と同時に行うHTOとUKAの世界トレンド 伊藤淳哉ほか
多血小板血漿(PRP)を用いた前十字靱帯再建術 谷口 悠ほか
原著論文
・3Dプリンターを使用したTPU製軟性装具の作製とデザイン例−手関節掌屈制限装具・手関節背屈制限装具− 高田秀夫
連載
・話したくなる 整形外科 人物・用語ものがたり(第2回)
「Jones fracture:ダンスでこけたゆえに研究された骨折」 小橋由紋子
・伝わらないコトバたち(第6回)
「RAOとCPOとSPO」 福島健介
「剥離骨折と裂離骨折」 松浦晃正
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書籍情報
- ISBN:9784008204109
- ページ数:129頁
- 書籍発行日:2022年8月
- 電子版発売日:2022年8月10日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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