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- 形成外科 2022年1月号【特集】形成外科に活かせ!次世代美容外科の最前線 1 ―Face―
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内容
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序文
企画にあたって
日本の美容外科は大きく発展しつつあります。名医と呼ばれる数多くの経験豊富なベテランの先生方がその基礎を積み上げてこられました。2020 年代に入って,これらベテランの先生方に追いつき追い越すことを目指しながら,美容外科医療を発展させようとする若手・中堅の美容外科医の数が増えています。彼らは近年流行しているInstagram,YouTube,ブログを初めとするSNS を活用しながら多くの患者様を集め,日々研鑽に努めています。
今回の特集では「Face」,「Body」の2 回に分けて,主に40 代を中心とした中堅の美容外科医,NEXT 世代の先生方を執筆者として挙げました。個人で開業している先生だけではなく,全国展開している大手美容外科で活躍されている先生もいらっしゃいます。必ずしもJSAPS で活躍している先生だけではなく,JSAS で活躍中の先生もいらっしゃいます。今後の日本の美容外科の発展のためにはJSAPS,JSAS 関係なく,良い知識と技術を多くの医師が共有できることが肝要と考える主旨からです。
本号「Face」では,これまで美容外科手術の中心となっていたオーソドックスな重瞼術,下眼瞼形成術,鼻形成術だけでなく,近年流行し始めた外眼角形成術,上口唇短縮術も含む内容としました。各執筆者には手術コンセプト,ポイント,リスク,合併症に対するリカバリー,綺麗なイラストと症例写真をご呈示いただきました。
形成外科は,身体に生じた組織の変形,欠損,整容的な不満足に対して,あらゆる手法や技術を駆使して正常に近付けることを目的としています。これからの形成外科医は,好むと好まざるにかかわらず美容外科の基本的素養を学ぶ必要があります。本特集で示される美容外科のコンセプトや細かな手法・技術が形成外科に応用できることはいうまでもありません。
本特集が多くの形成外科医・美容外科医に福音をもたらし,多くの患者様の治療の一助になれば幸いと考えています。
本誌「共同編集者」
琉球大学大学院形成外科学講座 清水雄介
目次
随想
「庭で想う」 (石河利広)
特集 美容
形成外科に活かせ!次世代美容外科の最前線1―Face―
企画にあたって (清水雄介)
自然な重瞼形成を目的とした全切開式重瞼術 (山脇孝徳)
将来を見据えた埋没式重瞼術の選択 (前田拓摩ほか)
下眼瞼形成術:ハムラ法+α (前多一彦)
外眼角靭帯移動術を用いた外眼角形成術 (藤本雅史)
鼻形成術―鼻尖形成術・鼻中隔延長術を成功させるコツ― (永井宏治ほか)
Multiple layer advancement法(MLA法)を中心にした上口唇短縮術 (室 孝明)
アジア人における小顔輪郭形成のための診断・治療ストラテジー (山口憲昭)
コラム:編集委員長コラム[第29回] (細川 亙)
連載:形成外科Topics!
実臨床に役立つ診療ガイドラインを目指して (橋本一郎)
私の心に残る1症例
No.32 (桜庭 実)
連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
理学と医学と,そして美容と (榊原俊介)
連載:教室だより北~南
No.85 大阪市立総合医療センター 形成外科・小児形成外科 (今井啓介)
連載:短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん
永遠のスタンダード:下顎枝矢状分割法 (寺尾保信,去川俊二)
原著
舌部低流速型血管奇形に対する舌切除術の検討 (小倉ふみ子ほか)
ニトログリセリン併用CT血管造影による深腸骨回旋動脈を中心とした血管解剖解析 (宮内律子ほか)
症例
四肢以外に発生したfibro-adipose vascular anomaly(FAVA)と考えられた2例 (赤木健一郎ほか)
外国文献抄訳 PRS Vol.147 No.5 (高清水一慶)
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書籍情報
- ISBN:9784014106501
- ページ数:154頁
- 書籍発行日:2022年1月
- 電子版発売日:2022年1月7日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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