イラスト顎顔面解剖学

  • ページ数 : 260頁
  • 書籍発行日 : 2012年10月
  • 電子版発売日 : 2013年6月15日
4,620
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商品情報

内容

大好評の「イラスト解剖学」の待望の姉妹編!

歯科学生が限られた時間の中で要領よく頭頸部の解剖学を学べるよう,絶妙のイラストを駆使してわかりやすく解説した新しいテキスト.局所解剖学の知識を歯科臨床全体の一部ととらえ,さらに全身的な系統解剖学との関連性を常に念頭に置いて記載するよう心がけた.歯科学生にとっては日常の学習だけでなく,国試前の復習,さらには臨床の場での知識の確認にまで役立つ書である.

あわせて読む → イラスト解剖学 第9版

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序文

1997年の秋に「イラスト解剖学」が松村先生の著書として世に出版されました.今回はその書の姉妹編として特に頭頸部を取り扱う歯系学生及びそれに関連する学生達が限られた時間の中で要領よく頭頸部の解剖学を学ぶために,既存の「イラスト解剖学」の編集方針である「1頁読み切り雑誌形式」「図譜でも教科書でも実習書でもない」等の特徴を温存し頭頸部に関する部位を中心として,イラストを通して容易に理解できる書といたしました.その中でも特に歯科臨床への解剖学的知識に関して重視した記載にしましたことはこの書の大きな特徴であるといえます.局所解剖学の知識を歯科臨床全体での一部ととらえ,しかも全身的な系統解剖学との関連性を常に念頭に置いて記載しました.したがってこの書は,臨床科目を学ぶ段階の歯科学生に対しても利用価値が高く,さらに,国試を間近に控えた学生の復習の書としても良き勉学の伴侶となり得るものと考えております.

本書にはまだまだ記載内容に不満も数多く残されており,機会があればさらに良い書籍に直していきたいと考えております.そのためにも読者のご批判やアドバイスも不可欠であり,今後とも切にご協力をお願い申し上げる次第であります.

最後になりますが本書の執筆に関しては,的確な助言を頂いた中外医学社企画部の小川孝志氏,編集部の沖田英治氏にご協力頂いたことにつきまして,深く感謝申し上げたいと思います.


2012年 9月

島田和幸 編集代表
松村譲兒

目次

第1章 解剖学の基礎知識

歯科の歴史

頭蓋・顔面の区分

頸部の区分(頸部の三角)

器官と器官系

口唇周囲の構造と名称

鰓弓

鰓性器官

咽頭嚢に由来する器官

正常顔面・口腔・口蓋の発生

顔面裂と口唇口蓋裂の発生機序

舌の発生

スマイルラインとリップラインの話

第2章 運動器系

①骨

頭蓋を構成する骨

頭蓋冠とその表面

頭蓋冠の外面

新生児の頭蓋冠

脳頭蓋

前頭骨

側頭骨

後頭骨

頭頂骨

蝶形骨

篩骨

頬骨

顔面を構成する骨

顔面構成で主となる骨

上顎骨

口蓋骨

舌骨

下顎骨

翼口蓋窩

眼窩を構成する骨

鼻腔を構成する骨

副鼻腔

内頭蓋底

頭蓋腔の床を内面と外面から

外頭蓋底

頭蓋の孔を通るものをまとめる

顎関節

②筋

表情筋(顔面筋)

表情筋の説明1

表情筋の説明2

咀嚼筋

頭部顔面筋の作用

頸部

前頸部の筋

舌骨上筋

舌骨下筋

側頸部の胸鎖乳突筋

頸筋膜

頸部の筋のまとめ

第3章 循環器系

心臓

心臓の位置

心臓の内腔

心臓の弁

心臓壁の構造

刺激伝導系

心臓の栄養脈管

頭頸部動脈系

外頸動脈

顔面動脈

顔面動脈の枝

外頸動脈の枝

顎動脈

頭頸部静脈系

リンパ系のあらまし

頭頸部におけるリンパ系

第4章 内臓系(口腔)

口腔

口腔前庭と固有口腔

口唇

口蓋

口腔底

舌下部

頬脂肪体

モダイオラス

小帯

舌筋

口腔腺(唾液腺)

口峡

口蓋の筋

咽頭

口腔の連絡路

第5章 神経系

神経系のあらまし

中枢神経系

脳の区分

脳室系

延髄

伝導路

深部感覚

口腔領域に必要な神経節

翼口蓋神経節

舌咽神経の上神経節と下神経節

耳神経節

膝神経節

脳神経

三叉神経

眼神経

上顎神経

下顎神経

舌神経の枝

顔面神経

舌咽神経

迷走神経

第6章 歯の形態

正常な歯の形態

永久歯における各歯群の特徴

ミュールライターの三歯徴

乳歯

歯の異常形態

歯冠形態の異常

根の異常

咬合の異常

位置の異常

根管の形態

分岐状態からの分類

上・下歯列弓関係の異常

歯髄腔の解剖

歯の異常のまとめ

根管の数

第7章 歯科インプラントに必要な解剖学

インプラントに必要な口腔解剖学(含む呼吸器:上気道)

上顎洞の骨性壁

下壁(上顎洞底)と上顎の歯との関係

翼口蓋窩

上顎洞裂孔

上顎洞の粘膜

自然口(副鼻腔の開口部)

上顎洞と上歯槽神経

上顎洞の形成

上顎洞挙上術

下顎骨

下顎のインプラント手術

第8章 歯科における麻酔に必要な解剖学

浸潤麻酔に必要な局所解剖学 その1

浸潤麻酔に必要な局所解剖学 その2

歯科領域の伝達麻酔

下顎孔伝達麻酔に必要な局所解剖学 その1

下顎孔伝達麻酔に必要な局所解剖学 その2

第9章 外傷とくに骨折に関する解剖学

下顎の骨折

上顎の骨折

顎関節の解剖

化膿性炎症波及路の解剖

頸部郭清術

各皮弁直下に認められる解剖学的に重要な器官

頸部郭清術に重要なリンパ節

第10章 歯科放射線に必要な解剖学

歯科放射線に必要な解剖学的指標

パノラマ撮影法による特色

顔面頭蓋部の撮影法

頭部X線像で見える解剖学的構造と撮影基準点

頭部撮影の基準点

第11章 成長発育と老化

顔面の形成

年齢の分類

生理的年齢

泉門の平均閉鎖時期

頭蓋底の発育部位

加齢による顎・顔面の変化

第12章 咀嚼と嚥下障害に関する解剖学咀嚼と嚥下に必要な解剖学(含む喉頭・発声)

喉頭の基本構造

声帯

声の調節

摂食・嚥下

睡眠時無呼吸症候群

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書籍情報

  • ISBN:9784498000407
  • ページ数:260頁
  • 書籍発行日:2012年10月
  • 電子版発売日:2013年6月15日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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