実験医学別冊 エピジェネティクス実験スタンダード

  • ページ数 : 398頁
  • 書籍発行日 : 2017年5月
  • 電子版発売日 : 2018年5月11日
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内容

【実験医学別冊】『遺伝子』もみるなら「エピ」も見よう!結果を出せるプロトコール集

目的に応じた手法の選び方から,解析の幅を広げる応用例までを網羅した決定版!エピジェネティクス解析に馴染みのない方が実験されることを想定し、うまくいかないときのトラブルシューティングやエピジェネティクス分野の基本的な原理も含めて記載しています。

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目次

はじめに

Ⅰ エピジェネティクス解析ナビ

1.DNAメチル化解析ナビ

2.ヒストン化学修飾解析ナビ

3.エピゲノム制御因子としての非コードRNA解析ナビ

Ⅱ DNAメチル化解析

A 個別領域の解析

1.領域特異的バイサルファイトシークエンシング

2.メチル化特異的PCR法

3.制限酵素によるDNAメチル化検出

4.パイロシークエンス法 複数のCpGメチル化の定量

5.MassARRAYを用いたメチル化解析

6.DNAメチル化酵素活性の解析

7.5-ヒドロキシメチルシトシンの解析 DNA免疫沈降-リアルタイムPCR(DIP-qPCR)

8.DNA脱メチル化剤とHDAC阻害剤の処理


B 網羅的解析

9.Infinium

10.PBAT法によるメチローム解析

11.MeDIP-Seq法:メチルシトシン抗体による免疫沈降法

Ⅲ ヒストン化学修飾解析

A 全体像の解析

1.ヒストン修飾抗体を用いたウエスタンブロット解析

2.ヒストン修飾のイメージング


B 個別領域の解析

3.クロマチン免疫沈降(ChIP)法


C 網羅的解析

4.ChIP-Seq

5.エピゲノムデータベースの現状と活用


D 酵素活性の測定

6.HDAC活性・HAT活性測定法

7.再構成ヌクレオソームを用いたヒストンメチル化活性測定

8.ヒストン脱メチル化活性測定法 FDH-coupled assay

9.ヒストンのリン酸化・ユビキチン化活性測定法

Ⅳ 非コードRNA解析

A 長分子RNAの解析

1.既知タンパク質に結合するRNAの網羅的解析手法 FAST-iCLIP

2.lncRNAが結合するタンパク質・RNA・DNAの網羅的解析 ChIRP(chromatin isolation by RNA purification)

3.lncRNA複合体の細胞内局在と構造解析

4.lncRNAの遺伝学的解析


B 小分子RNAの解析

5.内在性小分子RNAの網羅的解析手法

Ⅴ.核内高次構造解析

1.ヌクレオソーム解析(FAIRE-Seq)

2.3C・4C法によるクロマチン高次構造解析

Ⅵ その他の新技術

1.エピゲノム編集

2.シングルセル解析

3.クロマチンに結合するタンパク質の網羅的解析 ラベルフリー定量法を用いたChEPなど

4.特定のクロマチン領域に結合するタンパク質の網羅的解析 PICh法など

5.メチル化酵素の新規標的分子の網羅的解析

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