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- 改訂第2版 PowerPointのやさしい使い方から学会発表まで
商品情報
内容
序文
改訂第2版 序
初版『PowerPointのやさしい使い方から学会発表まで』が作られたのは2001年であった.PowerPointは使われ始めていたものの,学会はスライドが多くPowerPointで作ったスライド原図をフィルムレコーダで直接35mmスライドフィルムに写し,現像してスライドを作っていた.しかし,5年ほどの歳月の流れでまったく様変わりし,学会はもちろん,講義,セミナーもPowerPointを直接液晶プロジェクターで映すシステムに変わってしまった.初版本は,この間一定の役割を果たしてくれたと思っている.しかし,ソフトのバージョンも変わり画面表示も変わった.さらに,この読者の中心である大学院生は最近ではコンピュータ操作の基本を習得しており,PowerPointの使い方でも高度な技術が求められてきた.そこで,今回の企画では,まず,基本技術については,いかに簡単に速くPowerPointスライドを準備するかを中心に紹介し,後半の応用技術では,アニメーションを効果的に使う方法,総説などでよく見かける美しい図の書き方,さらには動画の作り方(ビデオ編集)からPowerPointでの表示方法まで応用技術の充実を図った.これにより,一歩進んだ効果的なプレゼンテーションを行うことができると思う.この本は,元来医学・生物学分野の研究者を対象に作成されたものであり,今回もその趣旨は変わらないが,PowerPointが一般に普及し,結婚式にもよく利用されるようになった.今回の『改訂第2版』は,このような一般の利用者にも便利な手引書として利用できると思う.この本により,PowerPointが多くの人に気軽に,便利な発表手段として利用されるようになれば幸いである.
この本の中核となる内容は,高知大学・総合研究センター・生命機能物質部門・生体機能解析分野の片岡,高辻,矢生の3氏によるものであり日々の努力に感謝したい.また,時代に即応した企画を実行に移す羊土社編集部の皆様に感謝したい.
2007年 2月
谷口 武利
目次
改訂第2版 序
初版 序
本書の使い方
付録 CD-ROM について
Chapter.1 PowerPointでのプレゼンテーション
Ⅰ.スライド作成の設定条件
A MacとWindowsの互換性
B 共通フォントの選び方
C 文字の大きさと色
D 図の大きさ(容量)
E 背景の選択
F 箇条書きの利用,スライド マスタの活用
G PowerPoint 2007での書式の変更と背景の変更
Ⅱ.簡単スライド作成①:アウトライン機能を使った原稿作成
A PowerPointのアウトライン機能
B PowerPointでの原稿作成
Ⅲ.簡単スライド作成②: 30 分でセミナー準備
Chapter.2 原図を作る
Ⅰ.デジタルカメラの画像をパソコンに保存する
Ⅱ.スキャナからの取り込み
A 反射原稿から取り込む
B 透過原稿から取り込む
C 取り込み時の画像の調整について
Ⅲ.測定機器からのデータの取り込み
A フローサイトメータ解析図
B アガロースゲル泳動図
C 顕微鏡画像
Ⅳ.Web 上・コンピュータ内の画像の利用
A Webサイトからの画像のダウンロード
B 画面のスクリーンショット
Ⅴ.画像編集ソフトによる画像の調整(GraphicConverter, Photoshop)
A 画像の調整:GraphicConverter
B 画像の調整:Photoshop
Ⅵ.Excel での作図
A 散布図:細胞増殖曲線
B 横棒グラフ
C 立体棒グラフ
D 散布図 :近似線を引き,数式を表示する
E 円グラフ:アンケート結果などの割合の比較
F Excel 2007での散布図作成
Chapter.3 ビジュアルで効果的なスライド作り
Ⅰ.イラスト描画
A グラデーションをつけた円
B ブロック矢印
C 直線の複雑な図形-グリッドを表示して図形を描く
D 図形の調整-配置/整列
E PowerPoint 2007でのイラスト描画
Ⅱ.アニメーションの効果的な使い方
A アニメーションの設定
B トランジション(画面の切り替え)の活用
C PowerPoint 2007でのアニメーションの設定
Ⅲ.ハイパーリンクの設定
Chapter.4 ちょっと進んだテクニック
Ⅰ.別のドロー系ソフトで作った図の挿入
A Illustratorの作図データ
B ChemDraw
Ⅱ.動画の編集と PowerPoint への挿入
A ビデオ作成―iMovieの使い方
B Windowsムービーメーカーを使った動画の編集とPowerPointへの挿入
Ⅲ.タンパク質の立体構造モデルの画像と動画を作る
Ⅳ.PowerPointとビデオを同期して上映するe-ラーニング用の資料の作成
Chapter.5 液晶プロジェクターでの発表
Ⅰ.学会へ PowerPoint ファイルを持っていく
Ⅱ.液晶プロジェクターへの接続とプレゼンテーション中に原稿を読めるようする方法
Ⅲ.スライドの順番の入れ替えと削除・他の PowerPoint ファイルからのコピー
Ⅳ.ナレーションの録音と自動講演
Ⅴ.プレゼンテーションパック機能
Ⅵ.DVD ファイルをパソコンで処理できるファイル形式に変換する
Ⅶ.プレゼンテーション中に起こりがちなトラブルとその対処法
Chapter.6 その他の応用―ポスター発表,論文用図作成
Ⅰ.Keynote の紹介(PowerPoint との違い,互換性)
Ⅱ.配布資料:講義用配布資料作り
Ⅲ.ポスターの制作
Ⅳ.論文投稿用 Fig 作り
A TIFF形式での保存,圧縮方法
B EPSFデータの作成(Mac OS)
Chapter.7 PowerPoint 2007の概要
PowerPoint 2007 の新機能の紹介
トラブルシューティング
Ⅰ.Windows と Macintosh の違いと互換性対策
Ⅱ.画像の大きさはどの程度が適切か
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書籍情報
- ISBN:9784758108102
- ページ数:277頁
- 電子版発売日:2011年5月31日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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