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- 救急隊員のための救急搬送戦略1
商品情報
内容
救急隊員が搬送現場で求められる情報収集や病院選定などを進めるコツや考え方を,事例にもとづいて場面毎に解説.患者を確実に受け入れてもらうための“キメゼリフ”など,実践で役立つ知識が満載の一冊です!
> 救急隊員のための救急搬送戦略2
序文
はじめに
すべての救急搬送で救急救命士が『できないといけない』ことは2つしかありません.
1. 必要な情報を集めること
2. 適切な病院へ搬送すること
さらにすべての救急搬送で救急救命士が現場で『できなくてもいい』ことは1つだけ,
診断をつけること
そこで救急救命士の仕事は一言で言うと
診断がつかなくても集めた情報から適切な病院へ搬送する
ということになります.
このように言うことは簡単ですが,現場の皆さんはこれがいかに難しいか身をもって知っているでしょう.「それができたら苦労しないよ!」という声が聞こえてきます.そこで本書では,この難題を解決するために必要な現場の情報が何かをハッキリさせます.
救命士目線でどのような情報を集めれば,搬送病院を決定できるかを詳しく解説.必要な情報は病態ごとに異なりますので,さまざまな病態をテーマごとに丁寧にヒモ解いてゆきます.
読者は事例を通じて,患者接触から病院選定までを疑似体験できます.憧れのベテラン救命士の思考過程を言語化することで,読後には類似症例で自然と体が動くようになるはずです.
事例の最後に病着後に医師がどのように診断しているかを解説します.どのような現場情報があると診断に役立つか知っていれば,現場活動にやり甲斐が増えモチベーションが上がります.
本書ではこのような,いままで誰も教えてくれなかった搬送現場のギモンを余すところなく解説します.
読後は...
適切な情報を集め,適切な病院へ搬送できる救急救命士
になれることを確約いたします!!
2019年1月
札幌東徳洲会病院救急科
増井 伸高
目次
はじめに
心肺停止編
第1章 イケイケ・ドンドンの心肺停止は困らない!?
第2章 どれくらい通院していれば「かかりつけ」になるのか
意識編
第3章 意識を失った原因は脳?それとも心臓?
第4章 失神の診断のカギは救急隊が握っている
第5章 不思議な意識障害で考える病態
第6章 JCS3 桁で脳外科に搬送してよいとき,ダメなとき
第7章 血糖値40mg/dLは条件次第で搬送病院を使い分ける
第8章 高齢者の意識障害を脳外科へ搬送すると半分は失敗する
第9章 めまいは耳鼻科か脳外科か?
第10章 外科医だけに診せてはいけない外傷搬送
小児編
第11章 小児のけいれんで,大人と違うところは?同じところは?
第12章 軽症の小児頭部外傷は小児科?脳外科?救急科?
疼痛編
第13章 心筋梗塞を想定した胸痛患者の搬送戦略
第14章 頭痛患者ではまず〇〇を徹底的にマークすべし
付録 "救急搬送・戦略図"一覧
おわりに
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書籍情報
- ISBN:9784758118415
- ページ数:136頁
- 書籍発行日:2019年1月
- 電子版発売日:2019年2月13日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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