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- 新体系の看護理論 看護学矛盾論―unification―第2版
商品情報
内容
矛盾論を使って実際に未解明事例を解き明かしていく。
論理学などで伝統的な考え方である「矛盾論」を看護に導入、看護実践を通して実証し、構造化した成果をまとめた理論書。一貫して矛盾という原理に沿ってアセスメントするという単純・明快な思考によって問題解決へと導いてくれる。
第3章の応用編として補章を追加し、未解明事例が看護学矛盾論を使うとどのように解き明かされるのか、ひとつの興味深い事例を掲げて、一連のプロセスを事件を解決するように説いていく。
序文
本書ははじめ,講演を重ねる中で,看護職者や看護学教育者等から書籍化の要請を受けて2005年にテキストとして発行されました。その後まもなくさらに流通の要請を受けて2006年に出版の運びとなりました。そして今回,加筆の機会を得て整えを強化し,装いを新たにして出版されることとなりました。タイトルにも「新体系の看護理論」という言葉が冠されました。
理論の理という言葉には,もともと「原理・法則」という意味があります。そして,論には「体系だった」という意味があります。したがって,理論とは,原理・法則が示されており,それによる体系が示されているものなのです。
看護学矛盾論の特徴は,まさに理であるところの「原理」が示されて体系化が行なわれているところです。その原理とはタイトルにもあるように“矛盾”です。
本書の中でも言及したところですが,研究を進めるうちに,この原理が古代ギリシャのヘラクレイトスによって明らかにされ,その後,経済学や物理学,認識論や芸術論,社会人類学等の学問の発展の原動力となったことが分かりました。“矛盾”は,対象とするものの内部構造を明らかにし広く学問一般の発展を導いた共通原理であったのです。
そして看護学においては,看護現象に内在する矛盾が部分的にすくい上げられ,その観点から研究がなされることによって発展してきたことも分かりました。しかし,看護現象全体を貫くものとしてすくい上げられ原理・法則として示されて体系化された看護理論,すなわち論全体が原理に貫かれた看護理論はないということも分かりました。
看護学矛盾論は,看護の対象である人間も,その人間の健康も病気も,人間の健康に影響を与える社会も自然界も,看護上の問題も,そして問題解決の方向性も,矛盾という一つの原理で一貫して明らかにしていくことができるというものです。一貫して原理に沿ってアセスメントするという極めて単純かつ明快な思
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書籍情報
- ISBN:9784765315203
- ページ数:283頁
- 書籍発行日:2012年3月
- 電子版発売日:2013年5月2日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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