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- 放射線医学 泌尿生殖器 画像診断・IVR
商品情報
内容
泌尿生殖器画像診断・IVRに興味をもつ学生、研修医、放射線科医の第1ステップとして、そしてこの領域の画像診断・IVRの知識のまとめとして活用していただきたい書です。
序文
放射線医学シリーズは,膨大な放射線医学の内容が各々の領域,分野に分割され,それぞれが読みやすくまとめられた好評のシリーズである.今回,泌尿生殖器領域の編集を担当させて頂いたので,本書の特徴についてのべる.
泌尿生殖器画像診断・IVR の守備範囲は泌尿器科領域および婦人科領域ということになるが,腎尿路,副腎から子宮,卵巣,前立腺,膀胱などの骨盤内臓器,精巣,陰茎などの男性生殖器に至るまで,管腔臓器から実質臓器まで多岐にわたる.そのmodality も超音波診断,CT,MRI がそれぞれの疾患の特性と日常診療における役割に応じて一定の位置を占めており,また,IVR は放射線科医の日常臨床業務として重 要な役割をもつ.
画像診断において前立腺,膀胱,子宮などは生検が可能であり,質的診断よりもむしろ病期診断が大きな意味をもつ.一方,腎,副腎,卵巣は良悪性の診断が病期診断とともに重要である.それぞれ機器の進歩と,診断経験の蓄積により日常レベルの診断精度は以前と比べはるかに向上した.一方,IVR においては腎血管形成術や副腎静脈サンプリングなど,高血圧の診断・治療にカテーテル技術が関わり,子宮頸癌に対する動注化学療法など有効な治療が行われている.また,腎出血や産科的出血など放射線科医がオンコールで呼ばれることもこの領域では少なくない.
このような幅広い領域とmodality を,学生,研修医,放射線科医に向けてコンパクトな内容を心がけながらも,新しい内容にも考慮して編集を担当させて頂いたのが本書である.執筆は各領域のエキスパートの方々にお願いし,当初の期待をはるかに越えた,充実した内容となっている.
本書が泌尿生殖器画像診断・IVR に興味をもつ学生,研修医,放射線科医の第1ステップとして,そしてこの領域の画像診断・IVR の知識のまとめとしてお役に立てれば大きな喜びである.
平成25年2月
編集 鳴海善文
目次
【I部 泌尿器・後腹膜・副腎・男性生殖器】
1章 IVR
1 腎動脈狭窄に対する血管形成術(PTRA)
2 腎疾患に対する腎動脈塞栓術(TAE)
3 腎に対する非血管系IVR
4 後腹膜領域のIVR
5 副腎に対するIVR
6 男性生殖器に対するIVR
2章 CT 診断
1 CT 撮影技術
2 領域別疾患各論
3章 MRI 診断
1 本領域におけるMRI の特徴
2 腎 kidney・腎盂 renal pelvis
3 副腎 adrenal gland
4 前立腺 prostate
5 膀胱 urinary bladder
6 精巣 testis
7 後腹膜 retroperitoneum
4章 超音波診断
1 泌尿器領域
2 副腎・後腹膜領域
3 男性生殖器領域
【II部 女性生殖器】
5章 IVR
1 出血に対するTAE
2 子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)
3 前置胎盤癒着に対する総腸骨動脈 balloon occlusion
4 子宮頸癌に対する術前化学療法としての動注化学療法
6章 CT 診断
1 子宮筋腫 uterine leiomyoma
2 子宮体癌 uterine corpus cancer・頸癌 uterine cervical cancer
3 卵巣腫瘍 ovarian tumor
4 その他の腫瘍
5 リンパ節の評価
6 転移巣・播種巣の評価
7 被曝の問題
7章 MRI 診断
1 子宮
2 卵巣 ovary
8章 超音波診断
1 女性生殖器における経腹超音波
2 子宮
3 正常妊娠
4 良性腫瘍
5 悪性腫瘍
6 卵巣ovary
7 卵巣腫瘤 ovarian tumor
8 急性腹症の原因となる婦人科疾患
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書籍情報
- ISBN:9784765315654
- ページ数:94頁
- 書籍発行日:2013年4月
- 電子版発売日:2013年9月6日
- 判:A4変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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