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心エコー 2021年7月号(22巻7号)心不全の血行動態をエコーで捉える!

  • ページ数 : 114頁
  • 書籍発行日 : 2021年7月
  • 電子版発売日 : 2021年8月4日
2,970
(税込)
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商品情報

内容

特集は「心不全の血行動態をエコーで捉える!」.左室機能とは?/左房機能は?/GLSがあればLVEFは不要か?/左心機能と右心機能/右室機能の評価とピットフォール/右房圧の評価とピットフォール/肺高血圧の評価とピットフォール/心不全の他臓器連関/腎うっ血をエコーで評価する/うっ血肝をエコーで評価する/腸のうっ血をエコーで評価する などを取り上げる.連載はWeb動画連動企画[症例問題]下腿浮腫を主訴に来院した1例.

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序文

心不全の血行動態をエコーで捉える!


心不全患者の高齢化がますます加速してきています.高齢化に伴って,複雑な病態や合併疾患を抱える心不全患者の増加が医療の課題となっています.しかし一方で,心不全に対する治療は目まぐるしく進歩してきております.経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)やMitraClipなどのstructural heart disease(SHD)に対する低侵襲治療の進歩で,高齢・低心機能心不全患者の治療介入も可能となり,また,長年期待されながらも臨床の場には登場しなかった心不全の新規治療薬もここ数年で複数が保険適応として認可されました.心エコー図検査は,これまでも存在診断,病態評価や経過観察など,心不全診療の中心を担ってきましたが,新たなデバイス治療や薬剤の登場で,治療選択支援や術中ガイド,また短期・長期の効果判定など,心エコーに求められる役割はさらに多様に拡大しつつあります.今後も,さらに新たなSHD デバイスや新規薬剤の承認,また重症心不全に対する植込み型補助人工心臓治療のdestination 治療も目前に控えており,心不全診療において心エコー図検査が果たす役割はますます増えてくることが予想されます.

日常臨床においても,心エコー室で心不全患者の心エコー図検査依頼を目にしない日はまずないと思いますし,今後もそのような検査依頼はますます増えてくると思います.目まぐるしい心不全診療の変化についていくために,それぞれの患者で心エコーを通じてしっかりと心不全の血行動態や病態を把握することで,従来からのルーチンエコーでの評価はもちろん,その患者ごとに評価すべき項目を判断・評価してレポートにする必要があります.

本特集では,心不全で見られる多彩な血行動態の評価を,左室の収縮と拡張の連関,左室と右室の連関,そして心臓と多臓器の連関,という3 つの大きなカテゴリーから考えてみたいと思います.

堅苦しい内容になりがちではありますが,著者の先生方には技師や若手医師でも十分に理解できるように,現在の心エコー室に求められる標準的レベルについてかみ砕いた解説をお願いしました.検査室で実際にエコーを撮りながら,その患者さんの病態がより深く理解できるようになる,そのような一冊になるように企画致しました.皆様の日々の診療に,本特集号をご活用いただければ幸いです.


北井 豪・渡辺弘之

目次

特集 心不全の血行動態をエコーで捉える!

巻頭言

総論 左室機能とは?─収縮能と拡張能は独立して評価できるか?左房機能は?

左室収縮能の経時変化とリバースリモデリングの評価

左室拡張能評価をいかに心不全治療につなげるか?

GLSがあればLVEFは不要か?

総論 左心機能と右心機能─LV-RV interdependence

右室機能の評価とピットフォール

右房圧の評価とピットフォール

肺高血圧の評価とピットフォール

総論 心不全の他臓器連関

腎うっ血をエコーで評価する─心腎連関

うっ血肝をエコーで評価する─心肝連関

腸のうっ血をエコーで評価する─心腸連関

症例問題[WEB連動企画]

下腿浮腫を主訴に来院した1例

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書籍情報

  • ISBN:9784011102207
  • ページ数:114頁
  • 書籍発行日:2021年7月
  • 電子版発売日:2021年8月4日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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