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- 心エコー 2024年1月号(25巻1号)学び直しの僧帽弁逆流—あなたの知識は十分ですか?
商品情報
内容
特集記事として,MRの病因にはどのようなものがありますか?/イラストレーションで見る僧帽弁解剖の基礎知識/内科医・技師に知ってほしい僧帽弁形成術の基本/MRの定量評価:volumetric法のコツと限界/この僧帽弁はBarlow病ですか?/負荷心エコーで診る心房性機能性MRの重症度 などを取り上げる.また,「今年はこうして心エコー技術を学ぶ」,連載として症例問題[Web動画連動企画]を掲載.
序文
実力が試される僧帽弁逆流評価
新年おめでとうございます.ここ数年,新年の外出も控えざるをえないような状態が続いておりましたが,状況が落ち着いて明るい新年を迎えられることを期待しながら,この原稿を書いております.さぁ,今年も本誌とともに頑張って勉強していきましょう.
さて,今回は「学び直しの僧帽弁逆流」をテーマとして本特集を企画いたしました.いうまでもなく,僧帽弁逆流(MR)評価は心エコーの王道です.MRは,逆流の原因評価,定量から心腔サイズ,心機能の正確な計測まで,心エコーで必要なスキルが一通り求められる疾患です.その評価次第では,無症状でも手術適応や術式まで決まってしまうこともあります.
心エコーをはじめてから修練を積み,MRを一人でしっかり評価できるようになることが,一人前として認められる1つの基準といってよいでしょう.一方で,検査を担当した技師や医師からの質問が一番多く,レポートをみると意外と理解できていないと思うことが多いのも,MRの心エコーです.例えば,MRの原因に間違いがあったり,重症度評価が正しくできていなかったりすることがしばしばあります.
今回の特集は,心エコーの基本を一通りマスターした医師・技師に,MRの心エコー評価について再度振り返ってもらい,理解と技量を高めてもらう目的で企画いたしました.「心エコー」の読者の中には,指導者がいない施設で本書を読みながら,一人でコツコツ心エコーに取り組んでいる医師や技師もたくさんいると思います.本特集では,そのような方でも,自信をもって心エコー計測を行うために,必ず理解しておきたいポイントや,意外と理解が不十分なことが多い評価項目を取り上げ,それぞれ経験豊かなエキスパートの先生方に,解説いただきました.本書に一通り目を通せば,意外と理解が不十分なことも多いことに気がつき,新たな学びを見つけていただけると思います.是非とも本書を役立ててMRの心エコー評価を完璧にしていただき,さらに信頼される心エコー医師・技師となっていただければ幸いです.
大門雅夫
目次
【特 集】
MRの病因にはどのようなものがありますか?……田村祐大
イラストレーションで見る僧帽弁解剖の基礎知識……末次文祥
内科医・技師に知ってほしい僧帽弁形成術の基本……在國寺健太
MRの定量評価:PISA法のコツと限界……平田有紀奈
MRの定量評価:volumetric法のコツと限界……藤田麻理子
器質性MRの弁形成術 術前経食道心エコーのポイント……加藤奈穂子・渡辺弘之
前尖?後尖?交連部?意外と悩む僧帽弁逸脱部位の同定……土岐美沙子
この僧帽弁はBarlow病ですか?……小野幸代・丸尾 健
左房が大きければ心房性機能性MRですか?……佐藤瑛一郎・金子智洋・鍵山暢之
負荷心エコーで診る心房性機能性MRの重症度……佐藤如雄
【今年はこうして心エコー技術を学ぶ】
はじめに……大門雅夫
こういうエコーマインド・エコー技術を学んでほしい……湯田 聡
私はエコー技術をこう学んでいる……髙尾壽美惠
私たちの研究会紹介します!─KYUSHU心血管超音波セミナー……湯淺敏典・小田代敬太・山田博胤
心エコーを学ぶための講習会・研究会案内2024
【症例問題】[WEB連動企画]
経過中に心原性ショックを呈し,緊急手術を施行された1例……堀田 怜
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書籍情報
- ISBN:9784011102501
- ページ数:116頁
- 電子版発売日:2024年1月1日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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