• m3.com 電子書籍
  • Medical Practice 2021年10月号(38巻10号)内科医が知っておきたいリハビリテーション医療の現在~日常診療にリハビリテーション診療の視点を

Medical Practice 2021年10月号(38巻10号)内科医が知っておきたいリハビリテーション医療の現在~日常診療にリハビリテーション診療の視点を

  • ページ数 : 160頁
  • 書籍発行日 : 2021年10月
  • 電子版発売日 : 2021年10月29日
2,860
(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 52pt ( 2 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

特集:内科医が知っておきたいリハビリテーション医療の現在~日常診療にリハビリテーション診療の視点を
リハビリテーション医学・医療の現在
内部障害リハビリテーションのエビデンス
内科医がよく診る疾患のリハビリテーション診療 ほか

≫ 「Medical Practice」最新号・バックナンバーはこちら
Medical Practice(2021年・年間予約購読)受付中!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

序文

内科医が知っておきたいリハビリテーション医療の現在
日常診療にリハビリテーション診療の視点を


リハビリテーション医療は欧米を中心に第一次世界大戦以降に発展し,日本には1950 年代に「リハビリテーション」という言葉が導入された.当初日本におけるリハビリテーション医療の対象は,戦傷者,肢体不自由児などであったが,高度経済成長に伴い労働災害,交通外傷が加わった.さらに人口の高齢化が進み,脳卒中など急性疾患の生命予後が改善し,内科医が扱う疾患もリハビリテーション医療の対象となり,従来は対象ではなかった虚血性心疾患,慢性閉塞性肺疾患,さらには腎疾患などでも効果が認められてきた.以前はリハビリテーション医療にランダム化比較試験はなじまず,エビデンスを構築できないとされていた.しかし多様な臨床試験が行われるようになり,各種のガイドラインにリハビリテーション医療に関する記述が含まれるようになった.本号のセミナー①では「内科医がよく診る疾患のリハビリテーション診療」として,代表的な疾患に対するリハビリテーション診療についてエビデンスを含めて解説されている.

一方,リハビリテーション医療のシステムは長年かけて構築され,現在は急性期,回復期,生活期に大きく分けられている.急性期リハビリテーションには集中治療室における超急性期リハビリテーションが加わり,回復期は日本独特のシステムである回復期リハビリテーション病棟で主に対応されるようになった.生活期のリハビリテーションは介護保険制度の導入とともに整備されてきた.医療保険,介護保険におけるリハビリテーションのシステムは非常に複雑で,リハビリテーション科医以外の医師にはわかりにくいであろう.本号のセミナー②では「場面に応じたリハビリテーション診療」として,それぞれの施設で行われるリハビリテーション医療の実際について解説していただいた.

本号の特集が,内科医の先生方がリハビリテーション医療をより理解し,日常診療に際してリハビリテーション診療の視点をもっていただければ幸いである.


芳賀 信彦
国立障害者リハビリテーションセンター

目次

【特集】

〈扉〉芳賀信彦

〈座談会〉

リハビリテーション医療の全体像

出席者:須永眞司・高岡 徹・川手信行・芳賀信彦

〈総説/リハビリテーション医療の全体像〉

リハビリテーション医学・医療の現在/久保俊一

内部障害リハビリテーションのエビデンス/上月正博

〈セミナー①/内科医がよく診る疾患のリハビリテーション診療〉

脳血管障害/羽田拓也ほか

神経・筋疾患/花山耕三

が ん/石川愛子ほか

虚血性心疾患/牧田 茂

心不全/小山照幸

慢性閉塞性肺疾患/高橋珠緒

摂食嚥下障害/大野綾ほか

リウマチ性疾患/佐浦隆一

腎疾患/伊藤 修

糖尿病/海老原覚

〈トピックス〉

リハビリテーションロボット/向野雅彦

COVID-19下におけるリハビリテーション医療/藤谷順子

〈セミナー②/場面に応じたリハビリテーション診療〉

集中治療室/吉川達也ほか

急性期一般病棟/千田益生ほか

回復期リハビリテーション病棟/三橋尚志

介護老人保健施設/東 憲太郎

通所・訪問リハビリテーション/近藤國嗣

〈この症例から何を学ぶか〉

敗血症により入院し,低栄養と筋力低下が顕在化した1例/井口はるひ

〈Self-assessment test〉

【連載】

〈One Point Advice〉

てんかんと自動車運転/西田拓司

超音波ガイド内シャント穿刺術/松本明彦

豚とネコ/田下浩之

犬レンサ球菌と他のレンサ球菌との共有病原性/高橋 孝ほか

sIL-2Rの臨床利用/今滝 修

排尿自立指導料が病棟に生み出した変化/亀井 潤

肝生検診断─臨床と病理のマリアージュ─/原田憲一

M蛋白血症の対応/荒井俊也

COVID-19時代の喘息管理─ピークフローモニタリングの見直し─/中村陽一

危ない脂肪肝とは?/小林奈津子

慢性閉塞性肺疾患治療のクリニカルイナーシャ/寺本信嗣

医療事故に遭遇する時2021/吉野秀朗

〈今月の話題〉

重症低血糖の救急処置の新しい一手─グルカゴン点鼻薬─/松久宗英

〈知っておきたいこと ア・ラ・カルト〉

高齢者の低ナトリウム血症─ミネラルコルチコイド反応性低ナトリウム血症─/川村万里子ほか

〈心電図のコツと落とし穴(第19回)〉

急性冠症候群との鑑別疾患(3)/小菅雅美

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:20.4MB以上(インストール時:46.4MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:81.4MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:20.4MB以上(インストール時:46.4MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:81.4MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784011303810
  • ページ数:160頁
  • 書籍発行日:2021年10月
  • 電子版発売日:2021年10月29日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。