• m3.com 電子書籍
  • Medical Practice 2024年6月号(41巻6号)最近話題の感染症~ウィズコロナからアフターコロナを見据えた感染症診療

Medical Practice 2024年6月号(41巻6号)最近話題の感染症~ウィズコロナからアフターコロナを見据えた感染症診療

  • ページ数 : 160頁
  • 書籍発行日 : 2024年5月
  • 電子版発売日 : 2024年5月29日
2,970
(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 54pt ( 2 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

最近話題の感染症~ウィズコロナからアフターコロナを見据えた感染症診療

特集テーマは「最近話題の感染症~ウィズコロナからアフターコロナを見据えた感染症診療」.記事として,[座談会]COVID-19の今後とこれから注意すべき感染症,[総説]外来における感染症診療,[セミナー]HIV感染症/AIDS,[治療]発熱性好中球減少症(FN)患者への対応とポイント,[この症例から何を学ぶか]B型肝炎治療中にHIV感染症およびCOVID-19感染が判明した一例.連載では,[One Point Advice],[今月の話題] 他を掲載.


≫ 「Medical Practice」最新号・バックナンバーはこちら
「Medical Practice」年間購読、受付中!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
「購入済ライセンス一覧」よりオンライン環境でPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。

序文

最近話題の感染症
ウィズコロナからアフターコロナを見据えた感染症診療


わが国において2020年初頭から感染拡大が始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,2023年5月8日に位置付けが5類となったことで社会的な制限が緩和されました.しかしその後,コロナ禍中に感染者が減少していたこともあいまって,小児においてヘルパンギーナや咽頭結膜熱などの感染症の感染者数が大きく増加し,2023/2024シーズンには4年ぶりにインフルエンザの流行もみられました.また海外からの渡航者が増加したことで,輸入感染症のリスクも危惧され,実際に海外からの持ち込みが原因と考えられる麻疹患者の発生もみられました.性感染症のひとつである梅毒は,コロナ禍においても増加傾向を示し,2023年には全国における報告数が14,000人超えとなり,調査が始まって以来最多でした.2022年の春から夏にかけて欧米でアウトブレイクがみられたエムポックス(サル痘)も,わが国では2022年は8例のみでしたが2023年に入り急増し,2024年2月末までに241例が報告されています.

このようにアフターコロナにおいてもさまざまな感染症の脅威は続くことが考えられ,さらに今後,新たな新興感染症・再興感染症の発生も考えられます.

また,COVID-19においても,罹患後症状(コロナ後遺症)や免疫不全者における持続感染など,解決すべき問題がまだまだ残されています.今回,ウィズコロナ・アフターコロナにおける話題の感染症について専門の先生方に最新の知見も含めてご執筆いただきました.本特集が一般診療をされている先生の感染症診療の一助となることを祈念しています.


堤 武也
東京大学医学部附属病院感染制御部・感染症内科

目次

【特 集】

扉……堤 武也

座談会 COVID-19の今後とこれから注意すべき感染症

出席者:松本哲哉・荒岡秀樹・堤 武也・須永眞司

総説 実臨床における感染症診療のポイント

外来における感染症診療……橋本英樹

COVID-19診療の現状とこれから……氏家無限

セミナー 最近注目されている感染症の診療

HIV感染症/AIDS……塚田訓久

インフルエンザ……菊地勝太ほか

小児関連ウイルス感染症─RSウイルス,ヒトメタニューモウイルスなど─……米田 立

梅毒……吉野友祐

麻疹……関谷紀貴

マラリア……齋藤 真

結核……佐々木結花

エムポックス……石金正裕

カルバペネム耐性グラム陰性桿菌……原田壮平

ダニ媒介感染症……岩﨑博道

輸入感染症……春木宏介

トピックス

感染症検査方法の進歩……上蓑義典

新規抗菌薬─セフィデロコル(フェトロージャ®)─……奥川 周 

治療 最新の治療とワクチン

発熱性好中球減少症(FN)患者への対応とポイント……赤星里佳ほか

Clostridioides difficile感染症……鈴木広道

免疫不全者における感染症……岡本 耕

真菌感染症……田代将人ほか

ワクチンによる予防……柳元伸太郎

この症例から何を学ぶか

B型肝炎治療中にHIV感染症およびCOVID-19感染が判明した一例……岸田季之ほか

Self-assessment test

【連 載】

One Point Advice

腫瘍熱……三河貴裕

高齢者と話すときに大切にしていること……近藤和泉

野生型トランスサイレチンアミロイドーシス……植田光晴

問診と診察は基本のキ……森内浩幸

デジタルで変わる生活習慣病治療……野村和至

母性内科学……野原千洋子

知っているようで知らない「心身症」の定義……吉内一浩

被災地で発生しやすい感染症と気を遣うべきこと……高橋 孝

今月の話題

「便通異常症診療ガイドライン2023─慢性便秘症」のポイント……伊原栄吉

知っておきたいこと ア・ラ・カルト

クローン性造血と心血管疾患……牧 貴紀ほか

エキスパートが教える問診の勘どころ

対話から拾い上げるコモンディジーズ

(第12回)「熱があって寒気もします」……長野広之

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:26.2MB以上(インストール時:57.8MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:104.6MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:26.2MB以上(インストール時:57.8MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:104.6MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784011304106
  • ページ数:160頁
  • 書籍発行日:2024年5月
  • 電子版発売日:2024年5月29日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。