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- 視能訓練士セルフアセスメント 第6版追補版 第47回視能訓練士国家試験問題・解説
商品情報
内容
・写真問題も出題通りにカラーで掲載
・全問題を平成25年からの新出題基準に準じて分類
・各問題ごとに充実した解説付き
・「視能学第2版」の参照頁入り
まとめて学ぶ → 視能訓練士セルフアセスメント 第43~48回視能訓練士国家試験問題集
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序文
序文
第47回視能訓練士国家試験問題は,易しかったという評判である.合格率が良かったとされる第46回の新卒合格率98.0%に匹敵する96.7%であった.
臨床問題は良問が多いが,一般問題は,易しい問題と解答時間が長くかかる難問とがあり両極端である.120分で75問を解くのであるから,1問1分前後に揃えて欲しいものである.また,5つの選択肢から1つ選択する問題は,正答が絶対的でなくても,相対的に正しければ良いが,2つ選ぶ問題は,2つ以外に正答があってはならない.この点が理解されていない問題もあった.
用語については,2つの意味のある語で,出題者が片方しか考えていないとしか思えない問題があり気になった.それは,EOGと弱視である.EOGは,眼球運動の記録と網膜機能検査,弱視は,社会的弱視と医学的弱視である.両者の区別が分かるように問題を考えて欲しいと思う.
視能訓練士国家試験で悪評高かった眼科用語,特に色覚と検査法とが是正されたのは,編集者ばかりでなく,教育に携わる人々にとっても福音であろう.一般用語では,細かいことではあるが,国家試験問題では「1週前から」とすべきなのが「1週間前から」となっていたり,「副腎皮質ステロイド」とすべきなのが「副腎皮質ステロイド薬」となっていたりする.また,原名にすべき用語が,テノン囊やマイボーム腺になっている.これらは,眼科用語と異なり,受験生を悩ますことはないが,権威ある国家試験問題だからこそ目に付くものである.
本書の利用に当たっては,「視能学第2版」と「視能訓練士セルフアセスメント第6版」「第6版追補版(第43〜46回)」とを併用すると便利である.
なお,問題の整理には田中絵理助教の協力を得たことを付記する.
平成29年5月
丸尾敏夫
久保田伸枝
目次
[I] 基礎医学大要
1. 人体の構造と機能及び心身の発達・加齢
2. 疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進
3. 視覚機能の基礎と検査機器
A. 眼の解剖と生理・病理・免疫・遺伝
B. 生体と検査機器
4. 保健医療福祉と視能障害のリハビリテーションの理念
[II] 基礎視能矯正学
1. 視能矯正の枠組み
2. 両眼視機能と眼球運動
A. 外眼筋の作用と眼球運動
B. 輻湊・開散・AC/A比
C. 両眼視
3. 視覚生理学の基礎
A. 形態覚
B. 視野
C. 色覚・光覚
D. 眼の電気生理
4. 生理光学
A. 眼球光学
B. 屈折・調節の異常
C. 屈折・調節の検査
D. 屈折・調節の矯正
[III] 視能検査学
1. 眼科検査学
2. 眼科薬理学
[IV] 視能障害学
1. 眼疾病学
A. 眼瞼・顔面・涙器
B. 結膜・角膜・強膜
C. 水晶体・緑内障
D. ぶどう膜
E. 網膜・硝子体
F. 視神経・視路
G. 瞳孔
H. 眼振
I . 心因性視覚障害
J. 全身疾患と眼
K. 症候群・組み合わせ・症状
L. 外傷
[V] 視能訓練学
1. 斜視
A. 斜視検査
B. 斜視治療
a. 斜視の光学的治療
b. 斜視手術
C. 各型
a. 内斜視
b. 外斜視
c. その他の斜視
d. 眼性頭位異常・麻痺性斜視
e. 斜視特殊型
2. 弱視
3. ロービジョン
4. 臨床心理
5. 視能訓練
A. 弱視訓練
B. 斜視訓練
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書籍情報
- ISBN:9784830656019
- ページ数:80頁
- 書籍発行日:2017年6月
- 電子版発売日:2021年1月20日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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