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BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook) 消化器の基本薬を使いこなす~一般医も知っておきたい使い方のヒントと処方例
商品情報
内容
本書は一般医も使いこなしたい消化器薬を厳選,研修医が消化器科ローテート時に必要になる薬を加え,実践的に解説する.各剤について,①どんなときに使用するか,②薬理作用,③実践的処方例,④処方前にチェックすること,⑤処方時患者に説明すること,⑥処方後にチェックすることを基本構成とし,薬理の説明は最小限,処方例と使い方のヒントに重点をおいた.
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序文
序文
このたび『消化器の基本薬を使いこなす』を刊行するにあたって一番考えたことは, 「内容を欲張らない」「実践的に記載」の2点であった。内容を欲張らないとは言っても程度がある。少なくとも消化器科を選択した後期研修医の友にもなってほしいと願った。
そのため
•第I章一般医も使いこなしたい消化器基本薬
•第II章‘‘Step up’'知っておくべきその他の治療薬
の2本立てにした。また、実践的に記載という立場から第一線で医療を行っている方々に執筆をお願いした。
医師になりたての頃は身につけなければならないことが広い範囲にあり、それらがそろわないと何もできない。したがって、それに対応する内容はできるだけ少なく述べることで第I章にまとめた。第I章の内容は消化器科に進む予定のない人でも是非身につけてほしい。では初期研修で消化器科を回っているとき、第I章だけで研修ができるかというとこれまた何もできない状態になる。そのために第II章を設けた。第II章は症例にあたったたびに身につける方法でもよいと思っている。
最初はたくさんの槃を表面的に身につけるより、必要最低限の薬をきちんと身につけるほうが得と考えてほしい。成曹や文献で学ぶことも大切であるが、一番貴菫なことを教えてくれるのは患者さんその人である。ある薬の投与で何日後(何時間後)に症状が改善するのか、飲みやすいのか飲みにくいのか、副作用はどうなのか、などである。ラウンドのたびにそれを確認することは重要である。
最後に強調しておきたいことは「対症療法に走るな」ということである。患者さんが吐き気を訴えているとき、制吐剤を使うことは薬の名前さえ知っていれば簡単なことではある。しかしその場合一歩止まって、どういう病態で嘔気を訴えているのかを必ず考え、場合によっては必要な診察・検査をする習慣を身につけてほしい。薬を使う場合でも「なぜその薬を使うのか」という根拠を説明できる医師になることを願っている。
平成23年1月
市立島田市民病院消化器内科主任部長
森下宗自
目次
第I章 一般医も使いこなしたい消化器基本薬
1.消化性潰瘍,胃食道逆流症の治療薬
1.総論 消化性潰瘍,胃食道逆流症の病態と薬の選び方・使い方
2.各論
A 制酸剤
(1)プロトンポンプ阻害薬(PPI)
(2)H2ブロッカー
B 防御因子増強薬
ミニレクチャー ペリコバクターピロリ菌感染の診断
2.胃腸運動機能調整薬
1.総論 胃腸運動機能疾患の病態と薬の選び方・使い方
2.各論
A 下剤
B 制吐剤
C 整腸剤
D 消化酵素剤・健胃薬
E その他の胃腸運動機能調整薬
ミニレクチャー 止痢剤をむやみに使用してはいけない!~下痢→止痢剤で止めればよい!…で本当に良いの?~
第II章 “Step Up” 知っておくべきその他の治療薬
1.炎症性腸疾患の治療薬
2.肝疾患の治療薬
A 肝炎の治療薬
(1)インターフェロン
(2)抗ウイルス薬
(3)胆汁酸利胆薬
(4)肝機能改善薬
ミニレクチャー B型慢性肝炎,C型慢性肝炎,ウイルス性肝硬変の治療ガイドラインのエッセンス
B 肝不全の治療薬
(1)アミノ酸製剤
(2)その他の肝不全治療薬
3.膵疾患の治療薬
ミニレクチャー 消化器疾患でよく使う抗菌薬の基礎知識
ミニレクチャー 消化器疾患でよく使う漢方薬の基礎知識
ミニレクチャー 消化器疾患の補液と栄養管理の考え方
ミニレクチャー 消化器疾患の前処置薬・検査薬の使い方
ミニレクチャー 肛門疾患の診察と処方について
ミニレクチャー 抗がん剤使用の基本的な考え方
付録:Further Readings
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書籍情報
- ISBN:9784830681424
- ページ数:124頁
- 書籍発行日:2011年1月
- 電子版発売日:2022年5月13日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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