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BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook) 外来を愉しむ 攻める問診
山中 克郎 (編集) / BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook)編集委員会 (編集) / 文光堂
商品情報
内容
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序文
序
優秀な内科医は問診だけで鑑別診断をかなり絞り込みます.若手医師は大切なキーワードを聞き出せないために,たくさんの検査に頼り検査の異常値から診断を探ろうとします.検査に頼るとたまたま出た検査の異常値(例えば脂肪肝による肝機能異常)のために,診断が全く違う方向にずれてしまうことがあります.患者さんの訴えには診断に重要なヒントがかくれています.問診技術は鑑別診断にとって最も大切な要素です.
不安をもって訪れる人には「それは辛かったですね.もう病院に着きましたから大丈夫ですよ」と心から共感をもって接し,最初の3 分間で患者さんの心をつかみます.このステップはとても重要です.患者さんはすべてを我々に語りません.心が通わないと重要な情報が聞けなくなるのです.
次に鑑別診断が少ないキーワード中のキーワード(例えば右下腹部痛)を見つけたら,キーワードから連想される疾患をいくつか想起します(虫垂炎,憩室炎,カンピロバクター感染症).さらに「虫垂炎だな」と思ったら典型的な虫垂炎の症状と所見をパッケージにして質問することにより診断をより確かなものにしていきます.患者さんの言うことをそのまま聞いていては駄目です.プロフェッショナルとして鑑別診断に重要なポイントを明確にする,“ 攻める問診” を行うことが大切なのです.検査の前に問診と身体所見から鑑別診断を数個に絞り込み,検査前確率を上げることが正しい診断を行うには重要です.
本書では厚生労働省が定める臨床研修の到達目標「頻度の高い症状」35 項目から特に大切な15 症状について,“ 攻める問診” を具体的に解説します.編集に協力いただいた植西憲達先生と佐藤泰吾先生は,私が心から信頼を寄せる臨床能力の極めて高い総合診療医です.では,若手医師がよく遭遇する大切な15 症状に対する問診の技術を解説していきましょう.
平成24年3月
藤田保健衛生大学 総合救急内科
山中 克郎
目次
総論 “攻める問診”とは?
各論
1.浮腫
2.発疹
3.発熱
4.頭痛
5.めまい
6.失神
7.胸痛
8.呼吸困難
9.咳・痰
10.嘔気・嘔吐
11.腹痛
12.下痢
13.腰痛
14.関節痛
15.四肢のしびれ
付録:Further Readings
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書籍情報
- ISBN:9784830681462
- ページ数:204頁
- 書籍発行日:2012年4月
- 電子版発売日:2020年6月17日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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