• m3.com 電子書籍
  • 透析ケア 2022 年夏季増刊 透析室で飛び交う用語 らくわかりイラスト事典280

透析ケア 2022 年夏季増刊 透析室で飛び交う用語 らくわかりイラスト事典280

  • ページ数 : 304頁
  • 書籍発行日 : 2022年6月
  • 電子版発売日 : 2022年7月20日
4,400
(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 240pt ( 6 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

索引機能で関連用語から手早く調べられる!

本書は腎機能・CKD・腎代替療法・合併症・食事・栄養・検査・薬などの透析室でよく使われる用語と知識をイラストや図表とともに収載。各用語・知識には関連用語がタグづけされていて知りたい用語に辿りつきやすく、入職・異動したてで忙しいナースにもってこいの1冊。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

序文

はじめに


透析室へ配属になったスタッフは、「透析(腎不全)領域の用語は独特」と感じているはずです。例えば、ドライウエイト・AVF・ECUM・スリルなどは、透析領域特有の用語ですが、異動・入職して間もないスタッフにとっては、はじめて出合う単語もあることでしょう。一方、従事歴の長い透析室スタッフであれば、さまざまな透析・腎不全関連の用語や知識についての理解を深めていることと思いますが、もう一歩先に進むためには、臨床現場でよく使う言葉や知識以外にも、知っておくとよいことがたくさんあります。

本書では、医師・看護師・臨床工学技士・管理栄養士・薬剤師などの先生方によって、じつに280個の用語・知識を解説・紹介していただきました。「透析室で飛び交う用語」はもちろんのこと、「ステップアップのために欠かせない用語や知識」も盛り込んでいます。さまざまな用語を学ぶことで、ふだんの透析室での連携がスムーズになるでしょうし、透析室で起こっているさまざまなことへの理解が深まるため、より高いレベルのケアを提供できることでしょう。新人スタッフには、まずは臨床現場に役立つように、そしてベテランスタッフには、学びを深めるためのファーストステップとして活用していただけると幸いです。


2022年4月

医療法人偕行会 偕行会セントラルクリニック院長/
偕行会バスキュラーアクセス治療センターセンター長
佐藤 隆
医療法人偕行会透析医療事業部副事業部長/
透析看護認定看護師
熊澤 ひとみ

目次

・はじめに

・みなさんへ

・編者・執筆者一覧

【第1章】腎臓の解剖とはたらき

1 腎臓の解剖とはたらき

1腎臓の解剖/2腎臓の機能/3糸球体/4尿細管/5ボウマン囊/6ネフロン/7腎盂/8集合管/

9推算糸球体濾過量

【第2章】慢性腎臓病(CKD)

1 慢性腎臓病(CKD)

10保存期腎不全/11慢性腎臓病(CKD)/12急性腎障害(AKI)/13透析導入基準/

14CKDステージ(CKDの重症度分類)/15糖尿病性腎症/16腎硬化症/17慢性糸球体腎炎/

18わが国の慢性透析療法の現況/19生命予後/20腎代替療法/21共同意思決定(SDM)/

22インフォームドコンセント

【第2章】腎代替療法

1 血液透析/血液浄化療法の種類と原理

23血液浄化療法/24拡散/25濾過/26血液透析(HD)/27血液濾過(HF)/

28血液透析濾過(HDF)/29オンラインHDF/30間歇補充型血液透析濾過(IHDF)/

31体外限外濾過法(ECUM)/32長時間透析・頻回透析/33在宅血液透析(HHD)

2 血液透析/透析条件

34緊急導入/35透析クール・透析時間/36透析条件の設定/37ドライウエイト/基礎体重/

38体重管理/透析間体重/39体液量/40除水/除水量/41プラズマリフィリング(血漿再充塡)/

42バイタルサイン/43血流量

3 血液透析/バスキュラーアクセス関連①

44バスキュラーアクセス(VA)/シャント/45自己血管内シャント(AVF)/

46人工血管内シャント(AVG)/47動脈表在化/48長期型(カフ型)留置カテーテル/

49内シャント作製術/50シャント発達不全

4 血液透析/バスキュラーアクセス関連②

51シャント管理(セルフケア)/52シャント音/スリル/53シャント狭窄/54シャント閉塞/

55カテーテル関連トラブル/56シャント感染/57そのほかのシャントの異常/58穿刺痛

5 血液透析/バスキュラーアクセス関連③

59シャントエコー/60シャントマップ/61VAIVT

6 血液透析/透析装置

62逆浸透(RO)装置/63A・B粉末剤溶解装置/64多人数用透析液供給装置/65透析用監視装置/

66個人用透析装置/67透析液/68ダイアライザ/69循環血液量モニター(BV計)

7 血液透析/透析装置/血液回路の部品

70動・静脈先端部(アクセス部)/71ポンプチューブ(セグメント)部/72エアートラップチャンバ/圧力モニターライン/保護フィルタ/73ピロー/74抗凝固薬注入ライン

8 血液透析/透析操作/警報

75気泡検知器/76静脈圧警報/透析液圧警報/77TMP警報/78漏血警報/

79透析装置からの液漏れ

9 血液透析/透析操作

80プライミング/81穿刺針/82穿刺部周囲の血管と神経/83穿刺/84針刺し事故/85失血/

86返血/87抜針/88止血

10 腹膜透析

89腹膜/腹腔/90腹膜透析(PD)/91自動腹膜透析(APD)/92連続携行式腹膜透析(CAPD)/

93バッグ交換/94カテーテル留置術

11 腎移植

95腎移植/96献腎移植/97生体腎移植/98先行的腎移植

【第4章】透析患者によくみられる症状・合併症

1 透析患者に特有の合併症①

99尿毒症/100腎性貧血/101かゆみ/102高カリウム血症/103低カリウム血症/

104ESA低反応性/105ヘパリン起因性血小板減少症/106レストレスレッグス症候群/

107下肢つり/痙攣

2 透析患者に特有の合併症②

108慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)/109高リン血症/110低リン血症/

111高カルシウム血症/112低カルシウム血症/113二次性副甲状腺機能亢進症/

114異所性石灰化(血管石灰化)/115骨折/骨病変/骨粗鬆症/116カルシフィラキシス/

117透析アミロイドーシス/118手根管症候群

3 循環器心血管

119動脈硬化/120虚血性心疾患/121急性冠症候群/122狭心症/心筋梗塞/123心不全/

124高血圧/125低血圧/126心臓弁膜症/127大動脈弁狭窄症(AS)/128僧帽弁狭窄症(MS)/

129僧帽弁閉鎖不全症(MR)/130透析患者の不整脈/131静脈高血圧症

4 脳血管

132脳梗塞/133脳出血/134一過性脳虚血発作(TIA)/135認知症(周辺症状/中核症状)/

136せん妄/137意識障害

5 溢水

138浮腫/139肺水腫/140脳浮腫/141心不全/心拡大

6 眼

142眼底出血/143糖尿病網膜症

7 酸・塩基平衡

144アシドーシス/145アルカローシス

8 消化器①

146腹痛/147便秘/148下痢

9 消化器②

149非閉塞性腸間膜虚血(NOMI)/150腸管穿孔/151消化管出血/152腸閉塞/イレウス

10 栄養障害

153低栄養/栄養障害/154たんぱく質・エネルギー消耗状態(PEW)/155MIA症候群/

156慢性炎症/157サルコペニア/158フレイル/159糖尿病/160低血糖

11 感染

161B型肝炎ウイルス(HBV)/162C型肝炎ウイルス(HCV)/163HIV感染/

164メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)/165新型コロナウイルス感染症/166肺炎/

167接触感染/168飛沫感染/169腹膜炎/170出口部感染

12 ショック/そのほか

171ショック/172アレルギー/アナフィラキシーショック/173発熱/174不眠/

175うつ状態/うつ病/希死念慮/176倦怠感/177不均衡症候群/178悪性腫瘍(がん)

【第5章】食事•栄養

1 食事管理①

179保存期の食事療法/180透析患者の食事療法基準/181栄養指導/182エネルギー/

183食物繊維/184たんぱく質/185たんぱく質制限/186リン/たんぱく質比/

187必須アミノ酸/188分岐鎖アミノ酸

2 食事管理②

189リン制限/190リン含有量/191有機リン/192無機リン/加工食品/193脂質/

194食塩制限/195水分制限/196食塩相当量/197調味料

3 食事管理③

198食品成分表(日本食品標準成分表)/199栄養成分表示/200栄養補助食品/

201腎疾患治療用特殊食品/202透析中経静脈的栄養補充療法(IDPN)

4 評価ツール

203改訂日本版CHS基準/204SGA/205MIS/206GNRI

【第6章】薬

1 薬①

207赤血球造血刺激因子製剤(ESA)/208HIF-PH阻害薬/209鉄剤/210カリウム抑制薬/

211リン吸着薬/212カルシウム受容体作動薬/213活性型ビタミンD3製剤/214降圧薬/

215昇圧薬/216レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系

2 薬②

217下剤/218抗凝固薬/219局所麻酔薬/220糖尿病治療薬/インスリン製剤/

221サプリメント/222漢方/223禁忌薬

【第7章】検査•検査値

1 検査・検査値①

224血中尿素窒素(BUN)/225クレアチニン(Cr)/226クレアチニンクリアランス(CCr)/

227ナトリウム(Na)/クロール(Cl)/228カリウム(K)/229カルシウム(Ca)/リン(P)/

230重炭酸イオン(HCO3-)/231副甲状腺ホルモン(PTH)/232ビタミンD/

233線維芽細胞増殖因子23(FGF23)

2 検査・検査値②

234アルブミン(Alb)/総蛋白(TP)/235アスパラギン酸アミノ基転移酵素(AST)/

236アラニンアミノ基転移酵素(ALT)/237ヘモグロビン(Hb)/ヘマトクリット(Ht)/

238血清フェリチン/トランスフェリン飽和度(TSAT)/239エリスロポエチン/

240血糖値/HbA1c/グリコアルブミン(GA)/241C反応性蛋白(CRP)/

242β2ミクログロブリン/α1ミクログロブリン

3 検査・検査値③

243ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hANP)/244血圧/245心胸比(CTR)/

246下大静脈(IVC)径/247標準化透析量(Kt/V)/248標準化蛋白異化率(nPCR)/

249活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)/250活性化全血凝固時間(ACT)

【第8章】フットケア

1 フットケア

251足病変/252下肢末梢動脈疾患指導管理加算/253末梢動脈疾患(PAD)/

254閉塞性動脈硬化症(ASO)/255ABI/TBI/SPP/256超音波ドプラ/

257重症下肢虚血(CLI)/258鎌倉分類/259下肢切断/大切断

【第9章】そのほか

1 そのほか①

260服薬アドヒアランス/261血糖コントロール/262ベッド配置/263感染対策/

264標準予防策(スタンダードプリコーション)/265個人防護具(P PE)/266環境消毒

2 そのほか②

267運動療法/268有酸素運動/269レジスタンス運動/270ボルグ指数

3 そのほか③

271日常生活動作(ADL)/272生活の質(QOL)/273終末期/

274アドバンス・ケア・プランニング(ACP)

4 そのほか④

275介護保険/276要介護認定/277介護施設/278独居/279老老介護/280医療費助成

・索引

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:38.6MB以上(インストール時:84.7MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:154.6MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:38.6MB以上(インストール時:84.7MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:154.6MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784840476904
  • ページ数:304頁
  • 書籍発行日:2022年6月
  • 電子版発売日:2022年7月20日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。