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手術技術向上論 [動画付き]

  • ページ数 : 200頁
  • 書籍発行日 : 2023年12月
  • 電子版発売日 : 2023年11月21日

  • (2024年1月13日)

    消化器外科の人間ですが、専門はまったく無関係に参考になります。確かに、手術の動画や本は読むもののドライラボでどのようなトレーニングをしたら良いかは全く分からず手探りの状態でした。どのような技術が必要でどのように努力すべきか非常にわかりやすいです。可能な限り実践させていただきます。

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    商品情報

    内容

    【考え方から手法まで、エースの流儀を公開!】
    婦人科立ち上げからわずか3年で関東屈指の腹腔鏡手術件数を誇る婦人科腹腔鏡手術センターを創設した著者が、手術をひたすらこなして培った極意を伝授。経験に基づいた認識・判断・身体の視点からアプローチすることで、術者の成長を確実に導く一流の手引き。
    ※都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所がございます(P57 図2「SLAM DUNK」における言語化された情報の例、P61 図7「SLAM DUNK」における「境界線」についての説明、は未収載となっております).

    序文

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    目次


    ・はじめに

    ・手術技術向上論ロードマップ

    【第1章】手術理論

    1 手術技術とは何か

    まずは技術について「解剖」する

    2 「うまい」とは何か

    熟練の術者の共通点

    3 なぜ自分ではうまくできないのか

    わかるとできるは違う

    4 手術は動画ではなくスライドショーである

    認識・判断は“画像”をもとに行われる

    5 スライドとは何か

    術野を知る

    6 スライド(術野)をどう再現するか

    手術は術野形成がすべて

    7 術中の思考・我慢の時間帯

    実際の手術中の思考

    8 手術の本質:ゾーンとアフォーダンス的手術

    「ゾーンに入る」とは何か

    9 オペを支配するための“手術の3つの要素”

    「毎回同じ」はありえない

    10 手術の3つの要素①:「患者」

    同じ患者は一人もいない

    11 手術の3つの要素②:「環境」

    手術環境を一定に保つのが実はいちばん大変

    12 手術の3つの要素③:「自分」

    いつも同じ自分で手術に臨めるわけではない

    13 「解剖」は武器だがゴールにしてはいけない

    解剖よりもその解剖を出す術野形成が大事

    14 手術知識の扱い方:「 言語化」よりも重要なこと

    言語化はスタートライン

    《コラム》合併症の地獄

    【第2章】手術技術向上のために

    1 手術に才能は必要か

    才能の話はもっと先

    2 手術数を求める

    最低週2件の執刀は必要

    3 師を求める

    芸術的な手術を行う師匠が必要

    4 外科医と外来力

    “戦場”はオペ室だけではない

    5 術者は“プロ”か

    術者の成長を妨げるプライド

    6 手術技術習得の特徴

    ほかの技術習得と違う点

    《コラム》外科系医師とお金

    【第3章】手術トレーニング

    1 トレーニング開始にあたって

    トレーニングがまったく足りていない

    2 トレーニングにおける心構え

    あなたの成長の責任をとるのはあなたしかいない

    3 トレーニングのポイント

    何の能力を向上させるトレーニングかが重要

    4 経験的認識・判断能力トレーニング

    瞬間的な画像認識トレーニング

    5 経験的身体能力トレーニング

    思うように身体を動かせるようにする

    6 経験的身体能力トレーニングの効果を上げる①

    ダニエル・コイル式トレーニングの原則

    7 経験的身体能力トレーニングの効果を上げる②

    私が考える練習のポイント

    8 パラレル練習法

    理想の手術をコピーする

    9 三次元空間瞬間認識トレーニング

    瞬時に点とベクトルを選ぶ

    10 トレーニング(術前)

    ウォーミングアップは大切

    11 トレーニング(術中)

    トレーニングと実際の手術はまったく別物

    12 トレーニング(術後)

    術後トレーニングがいちばん効果的

    《コラム》術者と職人の違い

    【第4章】手術の実際

    1 手術準備から腹腔内操作まで

    ルーティンを軽んじる術者にうまい者はいない

    2 手術技術向上論における手術とは

    手術技術向上論的手術

    3 ケース①:子宮筋腫に対する腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)

    一般的な巨大筋腫

    4 ケース②:巨大筋腫に対する腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)

    頚部寄りの巨大筋腫

    5 ケース③:巨大筋腫+癒着に対する腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)

    巨大筋腫かつ癒着のある症例

    6 ケース④:高度癒着に対する腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)

    番外編:スライドショー以外がほとんどの手術

    《コラム》手が震える人に

    ・おわりに ~なぜ一流の術者を目指すのか~

    【付録】

    対談 手術技術の向上のために――米国心臓外科医・北原大翔先生に聞く

    ・索引

    ・WEB動画の視聴方法

    ・著者紹介

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  • ( 2024年1月13日 00:18 )

    消化器外科の人間ですが、専門はまったく無関係に参考になります。確かに、手術の動画や本は読むもののドライラボでどのようなトレーニングをしたら良いかは全く分からず手探りの状態でした。どのような技術が必要でどのように努力すべきか非常にわかりやすいです。可能な限り実践させていただきます。

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