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- 手術 Vol.70 No.4 最新 肝胆膵高難度外科手術アトラス【電子版】
商品情報
内容
今増刊号では,他の消化器外科領域の手術と比べ,いわゆる重篤な合併症率,手術死亡率,入院死亡率が高率なこれらの手術群を取り上げた。総論「I.肝胆膵の外科解剖」にはじまり,各論「II.高難度外科手術手技」では,これらの高難度手術を安全・確実に行うためのコツや留意点を各分野のエキスパートたちが豊富なカラー図譜とともに詳述する。
■関連書籍
・ 手術 Vol.71 No.4 消化器癌手術に必要な拡大視による局所微細解剖アトラス
・ 手術 Vol.72 No.4 合併症ゼロを目指した最新の低侵襲内視鏡外科手術
序文
序
「最新肝胆膵高難度外科手術アトラス」を雑誌「手術」の臨時増刊号としてお届けします。
肝胆膵外科領域における高難度手術とは,日本肝胆膵外科学会が定めるところの手術群です。この増刊号ではその手術のすべてが網羅されています。これらの手術は,他の消化器外科領域のものと比較して,いわゆる重篤な合併症率,手術死亡率,入院死亡率が,間違いなく高い部類に属します。最近の複数施設での手術関連死亡のネガティブな報道をみますと,そのほとんどすべてがこの高難度肝胆膵外科手術に関するものです。他の施設のこと,他の外科医の起こしたこと,と安易に考えてはいけないと思います。
今回の臨時増刊号では,肝臓,胆管,膵臓の外科解剖にはじまり,これらの高難度手術をそれぞれの分野のエキスパートが,「安全に行うためにはどのように進めていけばよいか」という視点から,カラー図譜を豊富に示しながら詳述しています。
日本肝胆膵外科学会の「高度技能専門医」を取得するには,これらの高難度肝胆膵外科手術を50例以上,術者として行う必要がありますが,この「高難度手術を行うための高度技能」というのは,高度な安全性が担保されたものでなければならないことはいうまでもありません。「症例による違い」も意識しつつ,この臨時増刊号を大いに参考にして,高度な安全性を保った高難度肝胆膵外科手術を行っていってほしいと願ってやみません。
2016年3月
「手術」編集委員
北川 雄光 川崎 誠治 渡邉 聡明
目次
Ⅰ.肝胆膵の外科解剖
1.肝臓の外科解剖
2.胆管の外科解剖
3.膵臓の外科解剖
Ⅱ.高難度外科手術手技
A.肝臓
1.肝右葉切除
2.肝左葉切除
3.肝前区域切除
4.肝後区域切除術
5.肝中央2区域切除術
6.S7,S8,S8背側・腹側領域,S7+S8切除,S7+S8背側領域切除
7.S5・S6切除
8.S3+S4,S4,S3,S2切除
9.肝尾状葉切除
10.肝下部下大静脈再建を伴う肝切除
11.肝静脈合併切除再建を伴う肝切除
12.生体肝移植レシピエント手術
13.肝移植ドナーの肝切除
B.胆道
1.肝門部胆管癌に対する肝右3区域・尾状葉切除,肝外胆管切除・再建術
2.肝門部胆管癌に対する左3区域切除・肝外胆管亜全摘術
3.肝門部胆管癌に対する拡大肝右葉切除・肝外胆管亜全摘術
4.肝門部胆管癌に対する肝左葉尾状葉切除・肝外胆管亜全切除
5.肝門部領域胆管癌手術における肝動脈切除再建
6.肝門部胆管癌手術における門脈切除再建
7.胆囊癌に対する肝S4a+S5切除兼肝外胆管切除
8.先天性胆道拡張症に対する囊腫切除術および分流手術
C.膵臓
1.膵臓全摘術(残膵全摘も含む)
2.膵頭十二指腸切除(幽門輪温存を含む)
3.上腸間膜動脈切除再建を伴う膵頭十二指腸切除
4.膵体尾部切除(D2リンパ節郭清を伴う)
5.膵中央切除
6.膵頭部癌の膵頭十二指腸切除における門脈合併切除・再建
7.膵癌手術における動脈切除・再建
8.十二指腸温存膵頭部切除術
9.十二指腸温存膵頭亜全摘術─IPMNとその他の腫瘍における適応について
10.膵頭温存十二指腸切除術
11.腹側膵切除術(ventralpancreatectomy)
12.下膵頭切除
13.膵移植レシピエント手術
14.生体膵移植ドナーからの膵体尾部摘出術
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書籍情報
- ISBN:9784003007004
- ページ数:275頁
- 書籍発行日:2016年3月
- 電子版発売日:2019年8月21日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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