• m3.com 電子書籍
  • 診断と治療 2021年 Vol.109 増刊号【特集】診断と治療の手技−診察室これ1冊−

診断と治療 2021年 Vol.109 増刊号【特集】診断と治療の手技−診察室これ1冊−

  • ページ数 : 411頁
  • 書籍発行日 : 2021年3月
  • 電子版発売日 : 2021年11月19日
9,350
(税込)
m3.com 電子書籍ポイント: 510pt ( 6 %)
m3ポイント:1%相当 point-info
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

日常診療における基本手技の基礎知識,手順,注意点,結果解釈などのエッセンスを詰め込みました.診察室で困った・忘れた・わからないときの頼れる1冊です.

≫ 「診断と治療」最新号・バックナンバーはこちら

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

序文

巻頭言

診断と治療の手技―診察室これ1冊―

診断と治療 2021 年増刊号(Vol.109/Suppl.)


初期臨床研修および後期研修(新専門医制度における専門研修)の数年間の研修期間中には実に多くの診断と治療の基本手技を習得することが求められています.しかしながら,いかに優れた医療機関においてさえ,すべての手技に関してきめ細かい指導を受けられるとは限りません.また,1回の指導を受けただけでその手技を完全にマスターできるというケースはむしろまれです.記憶が新しいうちに手順の詳細を復習し関連する知識を学ぶように努めること,そして,手技の多くは,それらを反復して行うことにより,ようやく「自分のもの」として体得できます.一方,検査手技に関しては,その本質,結果解釈法,限界を深く理解しておかないと,陽性結果の見落とし,解釈の誤り,不必要な検査のオーダー等々,患者さんに大きな不利益をもたらします.

本増刊号は,診断と治療の基本手技に関するエッセンスが詰まったマニュアル本であると同時に,臨床医が医療現場で直面する問題に対して最適な解決策を提示できるガイドブックとして企画されました.「診断と治療の手技―診察室これ1冊―」というタイトルが示すように,診察室で困ったときにすぐに読めてそれでいて頼りになる1冊,というコンセプトに基づき,各手技に関連した基礎知識,手順,注意点,結果解釈のコツのミニマムエッセンスを,その分野のエキスパートの先生方にきわめて限られた頁数でまとめていただきました.基本手技を学びつつある若手医師の必読書として,また,指導医の先生方が若手医師を指導する際のテキストとして使用していただくこともできるのではないかと考えております.さらに,一般内科医・専門医の先生方が「知っておくべき」基本手技を振り返る際の手引き書として本増刊号を臨床現場で御活用いただき,患者さんの診断と治療に大いに役立てていただくことを願ってやみません.


『診断と治療』編集委員会(50音順)
埼玉医科大学消化管内科  今枝博之
東京大学大学院医学系研究科老年病学  小川純人
東京大学大学院医学系研究科循環器内科  森田啓行
東京大学保健・健康推進本部 柳元伸太郎

目次

口絵

巻頭言 『診断と治療』編集委員会

【第1部 診断】

第1章 問診・意識・身体診察

1 問診の基本とコツ 廣岡伸隆

2 バイタルサインの取り方  鈴木 昌

3 意識障害の評価 浅野友梨,他

4 脈拍の診かた 山科 章

5 血圧測定と評価 成田圭佑,他

6 口腔内,咽頭部の診察 小山 弘

7 甲状腺,頸部リンパ節の触診 小林佐紀子

8 神経所見:高次脳機能 田川皓一

9 神経所見:神経診察一般 大塚快信

10 神経所見:末梢神経・筋肉 高橋和沙,他

11 神経所見:髄膜刺激症状 清水利彦

12 認知機能評価 亀山祐美

13 睡眠障害の評価 鈴木圭輔

14 皮膚・爪・髪の診察 植木理恵

15 心音聴取 中尾元基,他

16 呼吸音聴診 山内豊明

17 腹部触診 矢島知治

18 直腸診 矢島知治

第2章 画像検査

1 胸部X線検査 長尾大志

2 腹部X線検査 見越綾子,他

3 心エコー検査 大門雅夫

4 腹部エコー検査 小川眞広

5 頭部CT/MRI検査 後藤 淳

6 胸部CT検査 窪田紀彦,他

7 腹部CT検査 濱邊布美子,他

第3章 臨床検査

1 血液データ:血算 山﨑聡子,他

2 血液データ:凝固 山﨑聡子,他

3 血液データ:生化学 山﨑聡子,他

4 尿検査所見 前田啓造,他

5 便検査所見 外間 昭

6 12誘導心電図 井原健介,他

7 モニター心電図 武田 聡,他

8 Holter心電図 田邉晃久,他

9 運動負荷心電図(トレッドミル負荷試験) 上嶋健治

10 動脈血液ガス,パルスオキシメータ 髙平修二

11 呼吸機能検査 渡邊広祐

12 脳波 湯本真人

13 胸水所見 猶木克彦

14 腹水所見 海老沼浩利,他

15 髄液所見 三浦義治

16 骨髄像の読み方 加藤貴康,他

17 血液培養の取り方 龍野桂太

18 グラム染色検査 龍野桂太

19 H.pylori感染診断,除菌判定 猪口和美,他

20 妊娠反応検査 吉岡 優,他

21 感染症判定検査(迅速検査) 荒岡秀樹

22 各種アレルギー検査 関谷潔史

【第2部 治療・処置】

1 清潔操作とガウンテクニック・標準予防策 池田麻穂子

2 CPRの基本 福嶋友一,他

3 気道確保,エアウェイの使用法 駒澤伸泰

4 気管挿管法 青山和義

5 酸素療法 諸石耕介,他

6 胸骨圧迫の適応とその方法 瀬良 誠

7 電気的除細動・カルディオバージョン 影山智己,他

8 喀痰吸引 中安一夫,他

9 点滴ラインの管理,三方活栓の管理,へパロック 佐々智宏

10 局所麻酔,縫合,抜糸 吉田 昌,他

11 創部の消毒,包帯交換 吉田 昌,他

12 圧迫止血法 児玉充輝,他

13 軽度の外傷と熱傷の処置法 児玉充輝,他

14 部位に応じた包帯の巻き方 須田康文,他

15 輸血療法(血液型判定,クロスマッチ,輸血準備) 昆 雅士

16 注射法,静脈路確保法 島本葉子

17 中心静脈カテーテル留置法,中心静脈圧測定法 森脇龍太郎

18 静脈切開法(cutdown) 山本真嗣

19 動脈穿刺・カテーテル留置法 狩野謙一

20 浣腸 大庫秀樹

21 経鼻胃管挿入 大庫秀樹

22 胸腔穿刺法,胸腔ドレナージ法 猶木克彦

23 胃洗浄法 大庫秀樹

24 導尿法,留置カテーテル設置法 日暮太朗,他

25 腰椎穿刺法,髄液採取法 三浦義治

26 骨髄穿刺法,骨髄生検法 横山泰久

27 アナフィラキシーショックに対する一次対応 鈴木慎太郎

28 鎮静 宮本恭兵

29 疼痛管理 眞鍋治彦,他

30 人工呼吸器の適応と管理 石塚あずさ

31 心囊腔穿刺法 星合 朗

【第3部 その他(医療安全・記録・書類)】

1 ヒヤリハットと医療安全 山本知孝

2 カルテの記載方法 孫 大輔

3 紹介状の書き方,処方箋の書き方 孫 大輔

索引

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:25.3MB以上(インストール時:62.9MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:101.1MB以上

  • android icon

    AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください

    外部メモリ:25.3MB以上(インストール時:62.9MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:101.1MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784015010913
  • ページ数:411頁
  • 書籍発行日:2021年3月
  • 電子版発売日:2021年11月19日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。