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- Emer-Log 別冊 チャートでわかる救急看護
商品情報
内容
救急患者の観察の基礎に加えて、ナース&ドクターの対応・判断を見える化。「何を観て・考え・どう動くか」が分かる、救急ナースの必携書！ チャートはダウンロードして、いつでもどこでも利用できる。新型コロナ感染症のスクリーニングや感染予防策もカバー。
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
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序文
はじめに
2020年初めから現在まで、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、重症患者を常に受け入れることができる状況から、病床、マンパワーの確保ができず、通常の救急患者の受け入れに苦慮するというように、救急現場の様相が変わることを経験しました。
その中でも、救急現場は生命の危機状態にある患者に対して早急な対応が必要であり、感染対策や患者・家族への精神的ケアを含め、看護師の実践能力の向上がより一層求められています。
看護師が医師の指示を待ち、患者の対応を行うことは、より多くの時間とマンパワーが必要となります。また、医療安全面からはダブルチェック、声出し、指差し確認が大事と言われ実践していることと思います。しかし、救急患者への究極の対応は、医師、看護師をはじめとするメディカルスタッフの集合体である「チーム」が「場を共有」し、患者の身体的・精神的状況を判断し、その判断を共通認識とし、患者の思いに応えるとともに、医師の考えを理解し、何をすべきかを考え、物を言わずとも粛々と状況を進んでいくような実践ができることだと考えています。
そこで、救急現場における観察の基礎知識から始まり、遭遇する機会の多い症状や病態をセレクトし、観察（身体的・精神的）や検査データの解釈を含めた看護師のアセスメント・ケアの流れをまとめました。それと同時に、医師がどう考え、看護師に何を望んでいるのかが一目でわかり、看護師がどう動けばよいのかを理解できるよう、チャートに示しました。
看護師として必要な知識、技術のポイントをこの本で学び、実践すれば、ワンランク上の実践能力が身につくと思います。
自分の看護実践能力を高めるため、また後輩の指導のために役立てていただければ幸いです。最後に、今回このような機会をいただくとともに、ご尽力くださいました、メディカ出版 山川様、渥美様に深く感謝いたします。
2021年11月
日本赤十字社和歌山医療センター 看護部 看護副部長 芝田里花
目次
・はじめに
・執筆者一覧
・本書の見方
・資料ダウンロード方法
【1章】
＜救急での動きかた・患者のみかた〈基本〉＞
観察の基礎知識～全身状態・個別情報・バイタルサイン～
【2章】
＜救急での動きかた・患者のみかた〈実践〉＞
(1) 意識障害
(2) 頭痛
(3) 胸痛
(4) 呼吸困難
(5) 腹痛
(6) CPAOA（来院時心肺停止）
(7) ショック
(8) 吐下血
(9) 脱水
(10) 痙攣
(11) 小児救急（呼吸困難）
(12) 高齢者救急
(13) 多発外傷（初療から）
(14) 急性中毒（初療から）
・INDEX
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書籍情報
- ISBN：9784840478236
- ページ数：176頁
- 書籍発行日：2022年1月
- 電子版発売日：2022年1月19日
- 判：B5判
- 種別：eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数：3
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