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- スタンダード微生物学 第2版~保健微生物学・感染症学
商品情報
内容
保健学を学ぶ学生が,微生物学・感染症学において何を学び,医療の現場でどのように対処すべきか.本書はこの命題に明快に答える1冊.「総論」では微生物と感染症の基本概念を解説.「各論 I」では臓器別の感染症の成り立ちと感染対策や看護関連を系統的に記述.「各論 II」では代表的病原微生物の性状等を簡潔にまとめている.理解の助けとなるコラム,14タイトルも収載.
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序文
第2版序
初版が出て僅か3 年で第2 版の出版となった. 保健学領域における微生物学・感染症学の教科書は未だ充実しておらず, ややもすると医学生向けの教科書のダイジェスト版と思われるような記載の教科書を散見する. 本書は, 保健学を学ぶ学生を対象として, 微生物学・感染症学において何を学び, 医療の現場でどのように対処すべきかの拠りどころとなる記述となるように, また, 卒業後も引き続き本書が医療現場での良き参考書ともなるような深みの有る内容となるよう各領域における専門家にお願いして記述いただいた. 幸い, このような編集方針と記載内容の充実が大変好評となり第2版出版へと繋がったと思われる.
言うまでもなく, 医療における微生物学は感染症の克服ならびにその予防が目標である. したがって, 感染症の原因となる微生物を良く知ることが基本であるが,疾患としての感染症そのものを関連付けて学ばなければ意味をなさない. 昨今の医療では高度先端化するあまりに全体を見る視点がおろそかになる懸念がある. 微生物学・感染症学においても,細胞レベル, 分子レベルでの知見が飛躍的に増えているが, このような最新知見を感染症の克服と予防にいかに結び付けて行くかは疾患を全体として捉える視点を常に持つことにかかっている.
第2版では, 上記視点を基に,初版の編集・執筆陣により内容の全面的な見直しを行った. 特に, 感染症法の改正など2005 年以降の重要な新知見および最新のデータを盛り込み, その充実を圏った. 具体的には, 感染症法の改正に伴う微生物危険度分類表の追加. ビジュアル面を充実するために写真や図表の追加, 内容の理解を深め, 実践的とするために記述を重要なポイントにしぽり, わかりやすくまとめる, 幾つかの項目に関しては内容をさらに充実させるなどを行った. また,新規にコラム欄を設け, 理解の助けとなる14タイトルを収載した. その結果,教科書としての体系がより充実し, かつ分かりやすく内容の充実したものになったと確信する.
医学・保健学における科学の発展は目覚しいものがある. 教科書には不断の改訂によりこれら新しい知見を体系化し積極的に提供することが求められている. 読者諸氏が本書を通じ最新の知見を修得しこれを医療に生かすことを祈念する.
平成20年2月
編集者一同
目次
総論
I.序論
II.歴史
III.感染症とは
IV.免疫とは
V.微生物とは
VI.滅菌と消毒
各論 I
I.呼吸器感染症
II.体表部位感染症
III.泌尿生殖器感染症
IV.消化器感染症
V.口腔内感染
VI.中枢神経系感染症
VII.全身感染症
VIII.日和見感染と院内感染
IX.新興感染症と再興感染症
X.輸入感染症
XI.動物由来感染症
XII.感染症サーベイランス
XIII.法律
XIV.医療従事者の感染予防
各論 II
I.細菌
II.ウイルス
III.プリオン
IV.真菌
V.寄生虫
VI.節足動物
付表1 微生物の危険度分類
付表2 感染症法で規制対象となる病原体(微生物)
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書籍情報
- ISBN:9784830605178
- ページ数:404頁
- 書籍発行日:2008年2月
- 電子版発売日:2022年2月4日
- 判:B5変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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