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- 大内 洋
- やさしくわかるテーピングの基本
商品情報
内容
◆これからテーピングを学びたい!得意になりたい!という方に向けて、テーピングの技術をしっかり習得するための「疾患に対する知識」と「テーピングの理論とテクニック」をこの1冊に集約しました。
◆「どのような疾患によく遭遇するのか?」という観点で構成を考えている実用的なテキストです。
◆理学療法士をはじめ、整形外科疾患・リハビリに携わる医療従事者必携の一冊。
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序文
序文
この度は本書を手にとってくださり、誠にありがとうございます!日本医事新報社からテーピングの書籍の企画について伺い、二つ返事で「やらせて下さい!」とお答えしました。それには大きく理由が3つありました。
まず1つ目の理由ですが、医師が執筆している書籍はテーピングに関する記述が少なく、逆にトレーナーが執筆している書籍は医学的内容の記載が足りない印象があったためです。テーピングの技術をきちんと習得するためには、疾患に対する知識とテーピングの理論・テクニックの両方を欠かすことができません。
2つ目は、近年有効であるとされている新しいテーピングテクニックについてフルカラーでわかりやすく紹介したいと思ったためです。テープの素材はもちろん、巻くテクニックは昔と比べて格段に進歩しております。どのような工夫をすればよいか、フルカラーの写真でしっかり理解していただき、新しいテクニックを身につけて頂きたいです。
そして最も大きな3つ目の理由ですが、「スポーツ整形外科分野でよく遭遇する疾患を網羅した実用的なテキストを目指したい」と思いました。どのような疾患によく遭遇するのか?という観点から最初の構成立てを考えていきました。運動療法、薬物療法、装具療法、手術など様々な治療法があるなかで、治療にテーピングをどう活用できるのか?という切り口で執筆しており、広くスポーツ整形外科疾患に対応しております。
本書はテーピングを既に実践している方のみならず、これからテーピングを学びたい、得意になりたいと願う方まで幅広くご活用頂ける内容になっております。ぜひ、本書を通してスポーツ整形外科疾患の知識とともに最新のテーピング理論とテクニックを習得してくださることを願っております。
令和4年2月吉日
亀田メディカルセンタースポーツ医学科 主任部長
大内 洋
目次
1章:総論
・テーピングの基本
2章:各論
・肩のテーピング
1 肩鎖関節脱臼
2 肩関節脱臼(前方・後方)
3 腱板炎・腱板損傷
4 上方関節唇損傷(野球肩)
・肘のテーピング
1 外側上顆炎(テニス肘)
2 内側上顆炎(ゴルフ肘)
3 尺側側副靱帯損傷・上腕骨内側上顆骨軟骨症・離断性骨軟骨症
4 肘関節後方脱臼
・手・手関節のテーピング
1 マレットフィンガー
2 第2~5指側副靱帯損傷
3 母指MP関節尺側側副靱帯損傷
4 TFCC損傷
・腰椎のテーピング
1 筋筋膜性腰痛症
2 腰椎椎間板ヘルニア
・股関節・大腿のテーピング
1 股関節インピンジメント
2 大腿直筋肉離れ、下前腸骨棘裂離骨折
3 ハムストリングス肉離れ、坐骨裂離骨折
・膝関節のテーピング
1 オスグッド病
2 膝蓋靱帯炎(ジャンパー膝)
3 腸脛靱帯炎(ランナー膝)
4 鵞足炎
5 内側・外側半月板損傷
6 前十字靱帯損傷
7 後十字靱帯損傷
8 内側側副靱帯損傷
9 膝蓋大腿関節障害
10 反復性膝蓋骨脱臼
・下腿のテーピング
1 シンスプリント
2 腓腹筋肉離れ(テニスレッグ)
・足関節のテーピング
1 足関節外側靱帯損傷
2 有痛性三角骨障害
3 腓骨筋腱脱臼
4 アキレス腱症
5 第1MTP関節関節包損傷(Turf toe)
6 足底腱膜炎
7 踵部脂肪体症候群
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書籍情報
- ISBN:9784784958733
- ページ数:236頁
- 書籍発行日:2022年3月
- 電子版発売日:2022年3月4日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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