患者に合わせた処方意図がわかる! 同効薬・類似薬のトリセツ

  • ページ数 : 432頁
  • 書籍発行日 : 2023年3月
  • 電子版発売日 : 2023年3月28日
3,960
(税込)
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商品情報

内容

新人・若手薬剤師が理解しておきたい同効薬・類似薬の違いと使い分けを薬剤師・医師双方の視点から徹底解説!

同効薬・類似薬を比較して違いを示すだけでなく,処方箋で具体的な事例を挙げながら使い分けについて解説。診療科別に臨床で頻用する薬剤をピックアップし,各薬剤の特徴や使い分けるための要点を端的に示しつつ,添付文書・インタビューフォームを参照した比較表を掲載し,代表的な商品名や副作用,代謝経路など,必要な情報が満載。薬剤師が複数の処方箋を見比べた際の疑問に対して,医師が答える構成で,薬剤師が知りたい処方意図が理解できる充実の117テーマ。

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序文

監修の序

残暑厳しい夏のある日,日頃の診療や研修医教育などで大変お世話になっている小池先生が小生の部屋にいらっしゃいました。若手薬剤師の先生方が実践を始める際に手軽に参考にしていただけるような,ケーススタディによる薬剤の使い分けの書籍を企画されているとのことでありました。小生は最近,大学院などで薬剤師の先生方と接する機会も多く,薬剤師の卒前卒後の教育について興味をもっていたところでしたので,二つ返事で喜んで監修をお受けいたしました。また小生が浅学の身であることを踏まえ,臨床経験豊富な横浜市立大学医学部総合診療医学の日下部明彦先生にお声掛けし,2人で監修をさせていただくこととしました。

現在の医療者教育における課題の1つとして,「学ぶことが多すぎるうえに,どんどん増えている」ということがあります。そのため,従来の詰め込み式の知識基盤型教育,プロセス基盤型教育では現場で求められているニーズに追い付かなくなっています。このような流れを受けて,将来働く現場で必要とされる能力を基に,身に付ける学修成果を明確にして,それに向けて教育カリキュラムをデザインするアウトカム基盤型教育が導入されつつあります。そのなかでは実際の症例を基に(症例基盤型),何が課題か認識してその学修方法とともに考え方を学ぶことを実践しています。本書はまさに症例ベースであり,薬の使い分けの実践について現場の考え方が満載となっています。まずは類似症例について該当項目をご確認されることでもよいでしょう。何度か繰り返されるうちに,基本的な考え方が自然と身に付いて,本書に記載のない薬剤に関しても対応できるようになっているはずです。本書が日々の現場で多忙な業務をされている新人・若手の薬剤師の先生方の実践の助けになれば幸いです。

また本書の出版にあたり,メジカルビュー社編集部の水上優氏,北條智美氏にご尽力いただいたことを心から感謝いたします。


2023 年2月

監修者を代表して
横浜市立大学医学部医学教育学
稲森正彦


編集の序

現在,わが国では約1万5千品目の医療用医薬品が承認され,保険診療に用いられています。そのなかで,いわゆる「同効薬・類似薬」が多数存在しますが,その違いや使い分けについては,診療ガイドラインなどで明確になっていないことも多いのが現状です。特に実務実習で初めて臨床業務を経験する薬学生やまだ経験の浅い若手の薬剤師のなかには,その違いを十分に理解できないまま,実習や業務に取り組んでいる方もおられると思います。

本書は,プライマリ・ケア領域で頻用される医薬品を中心として,「同効薬・類似薬」の使い方を117テーマにまとめました。特に読者が臨床現場で気になるような疑問を,処方事例を基にして項目を絞って解説しています。シーソーや天秤などのイラストを用いて,直感的に違いが判断できるように,読みやすさにもこだわっています。

また,臨床業務に役立ていただけるように,各項目には「服薬指導のポイント」として薬剤師が患者にお伝えすべき内容を簡潔かつ具体的に記載しています。さらに,「同効薬・類似薬」の効能・効果や用法・用量,排泄・代謝経路などの比較表を掲載し,一目で確認できる構成としています。各項にはKey word を掲載しており,#(ハッシュタグ)付きで項目の要点を検索できるようにしました。

同効薬・類似薬に関する類書は多数刊行されておりますが,本書は実際に病院や薬局で臨床経験を積んだ薬剤師が執筆しており,実践的な内容となっています。それに加えて最大の特徴は,薬剤師の視点だけでなく,臨床疑問に対して医学教育学と総合診療医学を専門とする医師が回答している点です。これにより臨床における,患者に合わせた処方意図がよくわかる内容となっています。

臨床や教育の現場において本書をご利用いただくことで,薬剤師としての職能を発揮するとともに,患者への最適な薬物療法の支援につながることを願っております。


2023 年2月

横浜市立大学附属病院薬剤部
小池博文


目次

第1章 内科

高血圧治療薬 ①:ARB とACE阻害薬の違い

 エナラプソルとテルミサルタンの使い分け  [勝亦秀樹]

高血圧治療薬 ②:ARB 1

 カンデサルタンとアジルサルタンの使い分け  [勝亦秀樹]

高血圧治療薬 ③:ARB 2

 ロサルタンと他のARB の使い分け  [勝亦秀樹]

高血圧治療薬 ④:Ca 拮抗薬 1

 ニフェジピンL 錠とCR 錠の使い分け  [勝亦秀樹]

高血圧治療薬 ⑤:Ca 拮抗薬 2

 アムロジピンとシルニジピンの使い分け  [勝亦秀樹]

高血圧治療薬 ⑥:MR 拮抗薬

 エサキセレノン・スピロノラクトン・エプレレノンの使い分け  [勝亦秀樹]

抗不整脈薬 ①:Ⅳ群Ca チャネル遮断薬

 ベラパミルとジルチアゼムの使い分け  [磯貝一成]

抗不整脈薬 ②:Ic 群Ca チャネル遮断薬

 フレカイニドとピルシカイニドの使い分け  [磯貝一成]

抗不整脈薬 ③:Ⅳ群Ca チャネル遮断薬・マルチチャネル遮断薬

 ベプリジルとジルチアゼム徐放カプセルの使い分け  [磯貝一成]

心不全治療薬 ①:選択的SGLT-2阻害薬

 エンパグリフロジンとダパグリフロジンの使い分  [ 磯貝一成]

心不全治療薬 ②:ARNI・ARB

 サクビトリルバルサルタンとバルサルタンの使い分け  [磯貝一成]

心不全治療薬 ③:β遮断薬

 ビソプロロール・カルベジロール・イバブラジンの使い分け  [磯貝一成]

利尿薬 ①:ループ利尿薬・サイアザイド系利尿薬1

 フロセミドとトリクロルメチアジドの使い分け  [大幸 淳]

利尿薬 ②:ループ利尿薬・サイアザイド系利尿薬 2

 フロセミド・アゾセミド・トラセミドの使い分け  [大幸 淳]

利尿薬 ③:ループ利尿薬

 アゾセミドとトルバプタンの使い分け  [大幸 淳]

狭心症治療薬 ①:硝酸薬

 ニトログリセリン・硝酸イソソルビド・一硝酸イソソルビドの使い分け  [大幸 淳]

狭心症治療薬 ②:急性冠症候群治療薬

 ニコランジルと硝酸薬製剤の使い分け  [大幸 淳]

抗血栓・抗凝固薬 ①:抗血小板薬

 クロピドグレルとシロスタゾールの使い分け  [川邊一寛]

抗血栓・抗凝固薬 ②: P2 Y12 受容体拮抗薬

 クロピドグレルとプラスグレルの使い分け  [川邊一寛]

抗血栓・抗凝固薬 ③:VTE 治療薬

 ワルファリンとヘパリンCa の使い分け  [川邊一寛]

抗血栓・抗凝固薬 ④:抗凝固薬と抗血小板薬

 ワルファリンとアスピリンの使い分け  [川邊一寛]

抗血栓・抗凝固薬 ⑤:DOAC

 エドキサバン・リバーロキサバン・アピキサバンの使い分け  [川邊一寛]

高K血症治療薬

 ポリスチレンスルホン酸Ca とジルコニウムシクロケイ酸Na の使い分け  [志村明日香]

高P血症治療薬 ①

 炭酸Ca・炭酸ランタンの使い分け  [志村明日香]

高P血症治療薬 ②

 クエン酸第二鉄とスクロオキシ水酸化鉄の使い分け  [志村明日香]

糖尿病治療薬 ①:SU 薬

 グリメピリドとグリクラジドの使い分け  [後藤洋仁]

糖尿病治療薬 ②:αグルコシダーゼ阻害薬

 ミグリトールとボグリボースの使い分け  [後藤洋仁]

糖尿病治療薬 ③:速効型インスリン分泌促進薬

 レパグリニドとミチグリニドの使い分け  [後藤洋仁]

糖尿病治療薬 ④:DPP-4阻害薬

 シタグリプチンとリナグリプチンの使い分け  [後藤洋仁]

糖尿病治療薬 ⑤:SGLT-2阻害薬

 カナグリフロジンとイプラグリフロジンの使い分け  [後藤洋仁]

糖尿病治療薬 ⑥:GLP-1 受容体作動薬1

 リラグルチドとデュラグルチドの使い分け  [安島秀友]

糖尿病治療薬 ⑦:GLP-1 受容体作動薬2

 セマグルチド(注射薬と経口薬)の使い分け  [安島秀友]

糖尿病治療薬 ⑧:強化インスリン療法

 インスリン アスパルト(ペンとカートリッジ)の使い分け  [安島秀友]

糖尿病治療薬 ⑨:超速効型インスリン製剤

 インスリン リスプロ・アスパルト・グルリジンの使い分け  [安島秀友]

糖尿病治療薬 ⑩:持効型インスリン製剤

 インスリン グラルギンとデグルデグの使い分け  [安島秀友]

高コレステロール血症治療薬 ①:HMG-CoA還元酵素阻害薬

 ロスバスタチンとプラバスタチンの使い分け  [川邊一寛]

高コレステロール血症治療薬 ②:フィブラート系薬剤

 ベザフィブラートとペマフィブラートの使い分け  [川邊一寛]

高コレステロール血症治療薬 ③:ω -3 多価不飽和脂肪酸製剤

 イコサペント酸とω -3 脂肪酸の使い分け  [川邊一寛]

抗甲状腺薬 ①

 チアマゾールとプロピルチオウラシルの使い分け  [川邉 桂]

抗甲状腺薬 ②

 抗甲状腺薬とヨウ化カリウムの使い分け  [川邉 桂]

高尿酸血症治療薬 ①:キサンチンオキシダーゼ阻害剤

 フェブキソスタットとトピロキソスタットの使い分け  [五十嵐 文]

高尿酸血症治療薬 ②:尿酸生成抑制薬・尿酸排出促進薬

 アロプリノールとベンズブロマロンの使い分け  [五十嵐 文]

抗アレルギー薬 ①:第1・2世代抗ヒスタミン薬

 d- クロルフェニラミンとフェキソフェナジンの使い分け  [志村明日香]

抗アレルギー薬 ②:第2 世代抗ヒスタミン薬1

 レボセチリジンとフェキソフェナジンの使い分け  [志村明日香]

抗アレルギー薬 ③:第2 世代抗ヒスタミン薬2

 ビラスチン・レボセチリジン・オロパタジンの使い分け  [志村明日香]

抗アレルギー薬 ④:ロイコトリエン受容体拮抗薬

 モンテルカストとプランルカストの使い分け  [畠山成寛]

抗アレルギー薬 ⑤:抗ヒスタミン薬・交感神経刺激薬

 フェキソフェナジンとフェキソフェナジン/塩酸プソイドエフェドリン配合剤の使い分け  [畠山成寛]

抗アレルギー薬 ⑥:鼻噴霧用ステロイド

 フルチカゾン・モメタゾン・デキサメタゾンの使い分け  [畠山成寛]

喘息・COPD治療薬 ①:ICS・LABA 合剤

 レルベア®︎ とシムビコート® の使い分け  [五十嵐 文]

喘息・COPD治療薬 ②:LAMA単剤

 スピリーバ®とシーブリ® の使い分け  [五十嵐 文]

喘息・COPD治療薬 ③:LABA・LAMA合剤

 ウルティブロ® とスピオルト® の使い分け  [五十嵐 文]

経口ステロイド薬 ①

 ヒドロコルチゾンとプレドニゾロンの使い分け  [坂本靖宜]

経口ステロイド 薬②

 プレドニゾロン・デキサメタゾン・ベタメタゾンの使い分け  [坂本靖宜]

鎮痛薬 ①

 アセトアミノフェンとロキソプロフェンの使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ②:NSAIDs 1

 ロキソプロフェンとセレコキシブの使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ③:NSAIDs 2(テープ剤)

 ケトプロフェンテープとエスフルルビブロフェン・ハッカ油テープの使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ④:ガバペンチノイド

 プレガバリンとミロガバリンの使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ⑤:弱オピオイド

 トラマドールとトラマドール・アセトアミノフェン配合剤の使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ⑥:強オピオイド1

 オキシコドンとヒドロモルフォンの使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ⑦:強オピオイド2

 オキシコドンとモルヒネの使い分け  [松本奈都美]

鎮痛薬 ⑧:強オピオイド3

 フェンタニル貼付剤の使い分け  [松本奈都美]

去痰薬

 カルボシステインとアンブロキソールの使い分け  [横山佳代子]

鎮咳薬

 デキストロメトルファン・チペピジン・リン酸コデインの使い分け  [横山佳代子]

消化性潰瘍治療薬 ①

 ランソプラゾールとボノプラザンの使い分け  [横山佳代子]

消化性潰瘍治療薬 ②

 テプレノンとレバミピドの使い分け  [横山佳代子]

消化性潰瘍治療薬 ③

 アルギン酸Na とレバミピドの使い分け  [横山佳代子]

整腸剤 ①

 ビオフェルミン®︎(錠剤・散剤,配合剤,R)の使い分け  [小森智也]

整腸剤 ②

 ビオフェルミン®・ビオスリー®・ミヤBM® の使い分け  [小森智也]

止瀉薬

 天然ケイ酸アルミニウムとタンニン酸アルブミンの使い分け  [小森智也]

便秘症治療薬 ①:刺激性下剤

 センノシドとピコスルファートNa の使い分け  [小森智也]

便秘症治療薬 ②:浸透圧性下剤

 酸化マグネシウムとマクロゴール4000 の使い分け  [小森智也]

便秘症治療薬 ③:その他

 リナクロチド・エロビキシバット・ルビプロストンの使い分け  [小森智也]

制吐剤 ①:ドパミン受容体遮断薬

 ドンペリドン・メトクロプラミドの使い分け  [坂本靖宜]

制吐剤 ②:5 -HT3 受容体拮抗薬・NK1 受容体拮抗薬

 グラニセトロン・ラモセトロン・アプレピタントの使い分け  [坂本靖宜]

制吐剤 ③

 オランザピンとデキサメタゾンの使い分け  [坂本靖宜]

制吐剤 ④

 モサプリドクエンとジメチコンの使い分け  [坂本靖宜]

潰瘍性大腸炎治療薬 ①

 メサラジン(ペンタサ®︎・アサコール®・リアルダ®)の使い分け  [五十嵐 文]

潰瘍性大腸炎治療薬 ②

 注腸剤(液剤・フォーム剤),坐剤の使い分け  [五十嵐 文]

第2章 感染症

抗菌薬 ①:ペニシリン薬

 アモキシシリン単剤とクラブラン酸配合剤の使い分け  [岡村 央]

抗菌薬 ②:セフェム系内服薬

 セファレキシンとセフジニルの使い分け  [岡村 央]

抗菌薬 ③:マクロライド系内服薬

 クラリスロマイシンとアジスロマイシンの使い分け  [岡村 央]

抗真菌薬 ①:爪白癬治療薬(内服薬)

 テルビナフィン・イトラコナゾール・ホスラブコナゾールの使い分け  [岡村 央]

抗真菌薬 ②:爪白癬治療薬(外服薬)

 ルリコナゾールとエフィナコナゾールの使い分け  [岡村 央]

抗ウイルス薬 ①

 バラシクロビルとアシクロビルの使い分け  [岡村 央]

抗ウイルス薬 ②:抗インフルエンザ薬

 オセルタミビル・ザナミビル・ラニナミビルの使い分け  [岡村 央]

抗ウイルス薬 ③:抗ヘルペスウイルス薬

 アシクロビル軟膏と眼軟膏  [岡村 央]

第3章 精神科・心療内科

抗不安薬:BZ 系薬

 エチゾラムとアルプラゾラムの使い分け  [北山寧々]

睡眠薬 ①:オレキシン受容体拮抗薬

 スボレキサントとレンボレキサントの使い分け  [北山寧々]

睡眠薬 ②:BZ 系薬・非BZ 系薬

 エスゾピクロンとゾピクロンの使い分け  [安島秀友]

抗うつ薬 ①:SSRI・SNRI

 セルトラリンとデュロキセチンの使い分け  [安島秀友]

抗うつ薬 ②:SSRI(若年者)

 エスシタロプラムとセルトラリンの使い分け  [安島秀友]

統合失調症治療薬 ①

 リスペリドンとルラシドンの使い分け  [勝亦秀樹]

統合失調症治療薬 ②

 ペロスピロンとブロナンセリンの使い分け  [勝亦秀樹]

第4章 脳神経内科

抗認知症薬 ①

 ドネペジル・ガランタミン・リバスチグミンの使い分け  [磯貝一成]

抗認知症薬 ②

 ドネペジルとメマンチンの使い分け  [磯貝一成]

パーキンソン病治療薬 ①

 プラミペキソール(徐放製剤・速放製剤)の使い分け  [大幸 淳]

パーキンソン病治療薬 ②:経口薬と貼付剤

 プラミペキソールとロチゴチンの使い分け  [大幸 淳]

パーキンソン病治療薬 ③:MAO-B 阻害薬

 セレギリンとラサギリンの使い分け  [大幸 淳]

片頭痛治療薬

 スマトリプタンとラスミジタンの使い分け  [志村明日香]

抗めまい薬

 ベタヒスチン・ジフェニドール・ジフェンヒドラミン/ジプロフィリンの使い分け  [志村明日香]

第5章 泌尿器科

排尿障害治療薬

 タムスロシンとシロドシンの使い分け  [畠山成寛]

過活動膀胱治療薬

 ソリフェナシンとビベグロンの使い分け  [畠山成寛]

第6章 皮膚科

保湿剤 ①

 ヘパリン類似物質(クリーム・ソフト軟膏・ローション)の使い分け  [坂本靖宜]

保湿剤②

 尿素外用薬(クリーム・ソフト軟膏・ローション)の使い分け  [坂本靖宜]

第7章 婦人科

骨粗鬆症 ①:活性型ビタミンD3 製剤

 エルデカルシトールとアルファカルシドールの使い分け  [小森智也]

骨粗鬆症 ②:SERM

 ラロキシフェンとバゼドキシフェンの使い分け  [小森智也]

骨粗鬆 症③:ビスホスホネート薬

 アレンドロン酸とイバンドロン酸の使い分け  [小森智也]

ホルモン剤 ①:超低用量1相性ピル

 ノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合製剤の使い分け  [横山佳代子]

ホルモン剤 ②:EP 配合剤

 ドロスピレノン・エチニルエストラジオール配合製剤の使い分けの使い分け  [横山佳代子]

ホルモン剤 ③:更年期障害治療薬

 エストラジオール(経口薬とテープ剤)の使い分け  [横山佳代子]

第8章 眼科

ドライアイ治療薬

 精製ヒアルロン酸Na とジクアホソルNa の使い分け  [畠山成寛]

緑内障治療薬

 ラタノプロストとタフルプロストの使い分け  [畠山成寛]

抗炎症ステロイド点眼薬

 フルオロメトロンとベタメタゾンリンの使い分け  [畠山成寛]

第9章 漢方

漢方薬 ①

 辛夷清肺湯と小青竜湯の使い分け  [後藤洋仁]

漢方薬 ②

 大建中湯と六君子湯の使い分け  [後藤洋仁]

漢方薬 ③

 当帰芍薬散・補中益気湯・人参養栄湯の使い分け  [後藤洋仁]

漢方薬 ④

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書籍情報

  • ISBN:9784758322201
  • ページ数:432頁
  • 書籍発行日:2023年3月
  • 電子版発売日:2023年3月28日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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