- m3.com 電子書籍
- 日経BP
- 日経ヘルスケア記者がつくった 医療・介護の制度・業界動向まる分かりガイド
商品情報
内容
医療・介護の経営情報誌『日経ヘルスケア』で経営者向けの記事を執筆している記者が、記事の前提知識となる医療・介護の制度や業界動向など65項目について、豊富な図表を使ってコンパクトかつ丁寧に解説しました。各項目は2~10ページで完結するため、時間をかけずに気になる項目から順番に読み進められます。
厚生労働省をはじめとする公的機関の資料だけでは理解しにくい部分を、記者が言葉を補って説明しています。公的機関などの公表データを数多く引用しており、客観的事実や数値に基づき医療・介護の全体像をつかむことができます。
重要な語句にはマーカーを引いているため、効率的にポイントを押さえられます。さらに、各項目の重みや位置付けが分かりやすいよう、「今後の見通し」として編集部独自の見解を加えています。
これから医療・介護業界で働く新入職員や、医療・介護業界で働いていて専門外の知識を身に付けたい人、医療・介護業界を顧客とする他業種の人などにもお勧めの1冊です。
※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版
序文
はじめに
日経BPには医療・製薬関係者向けの雑誌・ウェブメディアが4媒体あり、新人記者の多くは、医師・医療従事者のための総合医療情報サイト『日経メディカル』に配属されます。そこから医療・介護の経営情報誌『日経ヘルスケア』に異動してきた記者が最初に苦労するのが、医療・介護を取り巻く制度の複雑さです。臨床医療の取材では意識したことがなかった、届け出ている入院料や加算、看護配置、重症度、医療・看護必要度、平均在院日数などの用語の数々……そもそも臨床医療の取材で見ていたのは、高度急性期・急性期医療の一部にすぎなかったことに気付くわけです。
実は、医療・介護現場で働いている人の中にも、専門外のことには明るくない人もいるのではないでしょうか。例えば、取材で伺った「退院後は施設に入りました」という話において、その「施設」が介護老人保健施設か、特別養護老人ホームか、介護医療院か、介護付き有料老人ホームか、それとも認知症高齢者グループホームなのかによって、意味合いは少しずつ異なってきます。「急性期と慢性期、入院と外来と在宅、医療と介護を手掛ける人が、共通言語で話せていないことがあるのではないか」という問題意識が、本書の企画につながりました。
本書では、日ごろ専門誌で経営者向けの記事を執筆している記者が、記事の前提知識となる医療・介護の制度や業界動向を豊富な図表を使ってコンパクトかつ丁寧に解説しました。ポイントは、これから医療・介護業界で働く新入職員や業界の全体像を短時間で把握したい人などを想定して平易な言葉で解説していることと、厚生労働省をはじめとする公的機関が公表しているデータを数多く引用していることです。公的機関の資料だけでは理解しにくい部分を記者が言葉を補って解説しつつ、公的機関のデータを引用することで客観性を担保しました。一方で、各項目の重みや位置付けが分かりやすいよう、項目によっては「今後の見通し」として編集部独自の見解を加えています。
急速に高齢化が進展し、人口構造が変化する中、医療と介護の連携は今後ますます欠かせなくなっていくはずです。医療だけあっても、介護だけあっても、患者や利用者が「自分らしい暮らし」を人生の最後まで続けることはできません。本書を通して、医療・介護業界や制度への理解が少しでも深まり、連携がスムーズになったら、これ以上にうれしいことはありません。ぜひ、お役立ていただければ幸いです。
2023年4月 日経ヘルスケア編集部
目次
[TREND]記者が読み解く最新トレンド
・マイナ保険証
・かかりつけ医制度
・医師の働き方改革
・介護職員の処遇改善
・科学的介護情報システム
・医療・介護DXの推進
[1]医療を取り巻く制度
・日本の社会保障制度
・公的医療保険制度
・診療報酬の仕組み
・診断群分類別包括評価支払い制度(DPC/PDPS)
・保険外併用療養費制度
・高額療養費制度、高額介護合算療養費制度
・公費負担医療制度
・医療計画
[2]医療を提供する施設と提供形態
・医療機関の種類
・病床の種類と病床数
・医療機関で働く主な職種
・一般的な医療提供の流れ
・急性期医療
・急性期後、軽度急性期医療
・回復期医療
・慢性期医療
・外来医療
・在宅医療
・オンライン診療
・訪問看護
・入退院支援の重要性
[3]医療機関の経営状況と患者動向
・医療機関の収益・費用の構造
・医療機関の経営状況
・入院患者数と需要の推移
・外来患者数と需要の推移
・在宅患者数と需要の推移
[4]介護を取り巻く制度
・介護保険制度の仕組み
・介護費用と要介護認定者数の推移
・要支援・要介護認定までの流れ
・介護サービスの種類とサービス給付の条件と仕組み
・ケアマネジメント(居宅看護支援、介護予防支援)
・区分支給限度基準額とは
・利用者負担割合と高額介護サービス費
・地域包括ケアシステム
・地域包括支援センターの役割と設置状況
・介護保険事業計画
[5]介護保険サービスと関連サービス
・介護保険サービスを提供する事業者
・介護サービスで働く主な職種
・居宅介護支援
・訪問サービス
・居宅療養管理指導
・通所サービス
・短期入所サービス
・特定施設入居者生活介護
・福祉用具貸与・販売、住宅改修
・地域密着型サービス
・施設サービス
[6]主要介護サービスの動向
・介護サービスの利用状況
・訪問サービスの動向
・通所サービスの動向
・施設サービスの動向
[7]高齢者住宅
・高齢者住宅の種類、住宅数の変化
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・認知症高齢者グループホーム
[8]国の社会保障関連政策
・日本の保険財政と国民医療費の推移
・全世代型社会保障
・地域医療構想
・地域医療連携推進法人
・社会福祉連携推進法人
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
- 全文・
串刺検索 - 目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
- PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
- 南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
iOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:14.4MB以上(インストール時:35.8MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:57.4MB以上
AndroidOS 最新バージョンのOSをご利用ください
外部メモリ:14.4MB以上(インストール時:35.8MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:57.4MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784296202065
- ページ数:256頁
- 書籍発行日:2023年4月
- 電子版発売日:2023年5月24日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。