ポケットマスター臨床検査知識の整理 病理学/病理組織細胞学 第2版

  • ページ数 : 400頁
  • 書籍発行日 : 2023年11月
  • 電子版発売日 : 2023年10月27日
¥3,850(税込)
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商品情報

内容

講義の予習・復習から定期試験・国試対策まで役立つシリーズ!
最新の国家試験出題基準に対応した待望の改訂・改題!


●「臨床検査技師国家試験出題基準(令和7年版)」に対応した改訂版!
●国試出題基準に沿って教科書の内容をコンパクトにまとめ,重要ポイントを効率よく学習.
●授業の予習・復習から,定期試験や国試対策まで,幅広く活用できる参考書.

序文

発刊の序

臨床検査技師になるためには,幅広い領域についての知識を短期間のうちに習得することが求められている.またその内容は,医学・検査技術の進歩に伴い常に新しくなっている.さらに,学生生活を締めくくり実社会に出ていくための関門となる国家試験はきわめて難関で,臨床検査技師を目指す学生の負担は大きい.

本書は,膨大な量の知識を獲得しなければならない学生に対し,効率的に学習を進めるために,そして少しでも勉強に役立つよう,学校での授業の理解を深め,平素の学習と国家試験対策に利用できるように配慮してつくられた.国家試験出題基準をベースに構成され,臨床検査技師教育に造詣の深い教師陣により,知っておかなければならない必須の知識がまとめられている.

「学習の目標」では,国家試験出題基準に収載されている用語を中心に,その領域におけるキーワードを掲載し,「まとめ」では,知識の整理を促すようわかりやすく簡潔に解説することを心掛けた.一通り概要がつかめたら,◯×式問題の「セルフ・チェックA」で理解度を確認し,要点が理解できたら,今度は国家試験と同じ出題形式の「セルフ・チェックB」に挑戦してもらいたい.間違えた問題は,確実に知識が定着するまで「まとめ」を何度も振り返ることで確かな知識を得ることができる.「コラム」には国家試験の出題傾向やトピックスが紹介されているので,気分転換を兼ねて目を通すことをおすすめする.

持ち運びしやすい大きさを意識して作られているので,電車やバスの中などでも活用していただきたい.本書を何度も開き段階を追って学習を進めることにより,自信をもって国家試験に臨むことができるようになるだろう.最後に,臨床検査技師を目指す学生の皆さんが無事に国家試験に合格され,臨床検査技師としてさまざまな世界で活躍されることを心から祈っております.


新臨床検査技師教育研究会


『ポケットマスター臨床検査知識の整理 病理学/病理組織細胞学』は,『最新臨床検査学講座 病理学/病理検査学』をもとに,知識の整理を目的につくられています.このたび本書を刊行するにあたり,臨床検査技師国家試験出題基準に準じて1章「病理学総論」,2章「病理学各論」,3章「病理組織標本作製法」,4章「病理組織染色法」,5章「細胞学的検査法」,6章「病理解剖(剖検)」,7章「病理業務の管理」まで同様な構成となっています.

本書の特徴として,各章にカラー写真や図表を多く掲載しました.5章の細胞学的検査法に掲載した細胞像写真は視覚的に理解しやすくなっています.また,文章も簡潔にまとめられており,重要な語句や関連した事項はコラム欄で解説しました.学生にとって理解度向上に寄与できると確信しています.

今回,企画に賛同していただいた執筆者は,大学で臨床検査技師の教育に携わり,また医療現場で病理部門業務に精通されている先生方にお願いしました.持ち運びに便利なポケットサイズの国家試験対策本として十分に活用してもらえれば幸いです.

最後に本書を手にした学生諸君が臨床検査技師国家試験に合格し,免許を取得されるのを心から祈念しています.


2020年1月

編者を代表して 福留伸幸

目次

1 病理学総論

A 病理学(Pathology)とは

B 病因(pathogenesis)

C 遺伝子・染色体異常と発生発達異常

D 組織細胞障害とその修復機能

E 代謝異常

F 循環障害

G 炎症

H 免疫異常

I 腫瘍

2 病理学各論

A 循環器系

B 呼吸器系

C 消化器系

D 血液・造血器系

E 内分泌系

F 腎・尿路系

G 生殖器系

H 神経系

I 運動器系

J 感覚器系

K 皮膚および付属器

L 乳腺

3 病理組織標本作製法

A 検体の種類

B 標本作製法

C パラフィン包埋標本

D 凍結包埋標本

E 電子顕微鏡標本

4 病理組織染色法

A 染色法概論

B hematoxylin-eosin染色〈H-E染色〉

C 特殊染色法(画像)

D 特殊染色法(アルファベット順)

E 免疫組織化学染色法

F 顕微鏡の用途

5 細胞学的検査法

A 概要

B 検体採取法

C 検体処理法

D 固定法

E 染色法

F スクリーニングの実際

6 病理解剖(剖検)

A 概要

B 介助

C 剖検室管理

7 病理業務の管理

A 検体の取り扱い

B 試薬の管理

C 標本・報告書の保守管理

文献


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書籍情報

  • ISBN:9784263224267
  • ページ数:400頁
  • 書籍発行日:2023年11月
  • 電子版発売日:2023年10月27日
  • 判:新書変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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